がんばらないをがんばること、難しすぎる!
私は昔からせっかちな性格で、何事も急いで結果を出したいタイプ。
リハビリでも同じで、早く元通りの生活に戻りたいという気持ちから、つい自主リハビリに力を入れすぎてしまいます。
「がんばりすぎは禁物」とはよく言われますが、自分では無理しているつもりはありません。
でも、気づいたときには体がエラーを出して下血や熱発イベントを迎えていることが多く、そのことに今日のリハの先生との会話の中で「無理してるつもりなく無理してしまっている」自分にハッとしました。
自主リハビリは自分のペースでできる分、自分を追い込みがちです。
私の場合、せっかちな性格もあって「もう少しできる」「これくらいなら大丈夫」と思ってしまい、ついついがんばりすぎてしまうのです。
でも、リハビリの先生から「体に負担をかけすぎると回復が遅れることもある」と言われ、改めて自分の体にしっかり向き合う必要があると感じました。
特に意識しなきゃと思ったのが、「自分の状態を客観的に見ること」です。
感覚に頼るだけでは、自分がどれくらい無理をしているのか気づきにくいんですよね。
そこで役立つのが私の場合は心拍数。
心拍数は体の疲労度を数値で示してくれるので、心肥大症を持ってる私には客観的に自分の状態を把握できるバロメーターになります。
リハビリ中に心拍数が急に上がったり、長時間高いままであれば、それは「がんばりすぎ」のサイン。
体が「もう休んで」と訴えている合図なんです。
私もリハビリを進める中で、心拍数をチェックしながら、自分のペースを見直すことができるようになりました。
無理しているつもりがなくても、体は正直に限界を示してくれます。
私は体のだるさや疲れを感じにくいタイプなので、まずは心拍数を基準にしっかりと休むことを心がけることを大事にしたいです。
せっかちな性格の私にとっては「休む勇気」が最大の課題ですが、休むこともリハビリの一環だと思えた今日でした。
「がんばらないをがんばる」というのは、ただ怠けることではありません。
自分の体の声に耳を傾け、無理をしないこと。
そして心拍数のデータを使って、自分を適切にコントロールすること。
焦らず、少しずつ前進することが、結局は最も効果的なリハビリの方法なのだと感じています。
無理しているつもりがなくても無理をしてしまうことは、リハビリに限らず日常生活でもよくあることです。
せっかちな性格も相まって「早く良くなりたい」という気持ちがどうしても強くなりますが、リハビリは短距離走ではなく長いマラソン。
急ぐよりも、少しずつ進むことが大切。
心と体を大切にしながら、「がんばらないこと」をがんばる。
このバランスを大切に、これからもリハビリを続けていきたいと思います。
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