マガジンのカバー画像

Never give in!

100
できごと、考えたことの私的なログ
運営しているクリエイター

2017年4月の記事一覧

服の縮み

去年買った綿のズボンの丈が気になる。
綿や麻の服の縮みに関して2つの疑問がある。
①なぜ水通しを勧めないのか
②なぜ店員は縮み度合いを把握していないのか

水通しまで店側でできないのであれば、一声かけてくれればよい。
「2,3回洗濯してからお持ちいただき、裾直しします」
Turnble&Asserのオーダーはそういう手順だ。

アパレル店員の商品知識にも問題がある。
どう声を掛けるかより、声を掛け

もっとみる
チャールズ・ブコウスキー「詩人と女たち」

チャールズ・ブコウスキー「詩人と女たち」

次々に現れる女たち。
世界がこう在ったら楽しいだろうと多くの男が思う世界。
ただのスケベ小説ではない。
いい顔の大人を増やすための詩人からの提案。

精神的・物理的に身軽であることは楽しい人生を送るうえで大切なことだ。
ヒト・モノ・カネを持ちすぎて身動きが取れない人は多い。
古今亭志ん生の「びんぼう自慢」はモノ・カネを持たない人生の魅力を伝えるが、彼にはヒトがある。
ブコウスキーは何も持たない。

もっとみる

春夏ジャケットの生地選び

とても迷っている。
生地の種類が多すぎて選べない。

まだ肌寒い3月下旬から着たいこと、盛夏の屋外では手で持ち歩くことを考えると、生地の薄さは程々にしておき、見た目が涼しげなことと皺になりくいことを重視したい。

仕立てはリングヂャケットにお願いする予定だ。
色は薄めの灰色。
素材はサマーウール、モヘア、綿、麻で迷い中。

ネットで候補になりそうな生地を調べる。
イギリスのしっかりした生地が好きな

もっとみる

朝起きて行く場所

目覚める。
フリーランサーには「朝起きて行く場所」がない。
会社員時代には起床から出社までの動作がほぼ決まっていたが、今は自分で作っている。
この動作を設計し、こだわるのは楽しい。

7時半には起きる。
近所の店で朝定食を食べる。
部屋に戻って顔を洗い、人に会う用事のある日はヒゲを剃る。
ノートPCでニュースをチェックしたり、前日の出来事や収支を記録したりしてゆっくり過ごす。
9時くらいから執筆に

もっとみる

身軽でいること_1(服)

ヒト・モノ・カネ、どれも身軽でいたい。
人間関係でも仕事でも、身軽な人・身ひとつでいる人に好感を持つ。

服が多いのはまずい。
少数精鋭-最高のモノを最小限揃える。
ここで「最高」とは、金額ではなく品質と愛着の度合が最高ということだ。
一つひとつの着用頻度を高め、かつ長く大切に使う。
ますます愛着度が高まる。
そういう状態にしたい。

数年かけて、まず量を最小限に減らしたうえで、最高ではないモノを

もっとみる
エマニュエル・トッド「シャルリとは誰か?」

エマニュエル・トッド「シャルリとは誰か?」

指摘されて初めて気づく。
「私はシャルリ」という不用意なファッションやFacebookをフランス国旗仕様にすることで、人々はうっかり差別に加担している。
非寛容を後押ししている。
その先に待っているのは、欧州炎上の道だ。

トッドの主張は一貫している。
フランス平等主義の終焉。ヴィシー化。ドイツ帝国への警戒。
遠くない将来、トッドの悲観的予測はまた的中するはずだ。

移民問題やレイシズムの広がりに

もっとみる

シャンゼリゼの警官銃撃事件

シャンゼリゼ通りで警官が撃たれたというニュース。
ISが犯行声明を出している。
イスラム排斥のムードを後押しする事件。

昨年読んだ、エマニュエル・トッドの「シャルリとは誰か」、ミシェル・ウェルベックの「服従」を思い出す。
フェイスブックのプロフィールをフランス国旗にしてしまう人がまた増えないか心配だ。
自由と平等を失い迷走するフランスは欧州最大のリスクだと思う。
ジョージ・フリードマンの「新・1

もっとみる
ウェンズデー・マーティン「パークアヴェニューの妻たち」

ウェンズデー・マーティン「パークアヴェニューの妻たち」

成功した男の若くて美人な妻を「トロフィーワイフ」と呼ぶらしい。
桁外れの金持ちが住むマンハッタンの金持ち地区でトロフィーワイフに囲まれて生活する、そこそこ金持ちな働くお母さんの奮闘記。
「いかに高く売り抜けるか」という発想の女性に対する警鐘。
夫への経済的な依存が高い夫婦が陥る不健全な関係について、トロフィーワイフという最も振り切ったモデルを用いて、その構造と危うさを説明している。
NYの伝統的な

もっとみる

冬用スタバ、夏用スタバ

ここ数日暖かい。
スタバに冷房が入り始める。
東京駅日本橋口店の出番だ。
中二階で覆いがなく冷房が利かないため、夏場も快適だ。

冬場に重宝した八重洲地下街店。
地下街自体に暖房がきっちり利いており、安定的に暖かい。

カフェはコーヒーの味よりも雰囲気よりも空調が大切だ。
立って動いている店員は客の体感温度が分からない。
寒くないことはカフェにとって最高の価値だ。

「転勤なし」というピントずれ

「転勤なし」という雇用の仕組みが話題になっている。
雇用のパターンが多様化することには賛成だ。
ただし、この仕組みは本質的な問題を隠してしまう。

例えば、「地方での泥臭い営業」は嫌だが、「海外での現地人材育成」なら行ってみたい場合、どうするのか。
勤務地とは仕事のプロフィールの一部であり、何をするか・誰とするか等を総合的に見て、その仕事を受けるか否かを判断すべきである。
オファーされた仕事が嫌な

もっとみる
エリック・ゼムール「女になりたがる男たち」

エリック・ゼムール「女になりたがる男たち」

男のメス化は女たちの悲願だという。
ゲイタレント。ジャニーズ。育メン。草食男子。
マッチョなオスに対する復讐が着々と世の中では進んでいる。
そうと知らずに乗せられてしまった男たちへ警鐘を鳴らす。

男のメス化は多様性の文脈で語られがちだが、一方で、男性という個性を否定する大きな流れを作り出している。
メス化している自分に気づかされる。
今日からマッチョに生きたくなる。
狡猾な女たちの罠には今日から

もっとみる

基本方針

noteを始めて3日目。書きたいことはたくさんある。
当面、日常のことに加え、時事や関心事に対する批評、ファッションのこと、本の感想あたりを中心に書こう。

ハッシュタグには内容のキーワードの他、書いた日付を入れる。
後で振り返りやすい。
書くのは朝なので、できごと系は日付の前日のことになる。
将来的に発信力のあるメディアにしたいが、まずは自分用のライフログという機能を優先に考える。
1投稿5~1

もっとみる
サイマル・アルパイン・パンツ

サイマル・アルパイン・パンツ

秋~春の寒い時期に、部屋やカフェでの仕事に使うズボンを通年のゴルフウェアと兼用にできないか・・・
服のラインアップは少数精鋭が一番だ。
条件は、動きやすく、撥水・耐風・速乾の機能を備え、厚すぎず薄すぎず、かつ脚を組んだりソファで胡坐をかいたりしても膝が抜けないことだ。

渋谷のパタゴニア本店。
条件を伝えると店員さんがオススメを持ってきてくれる。
サイマル・アルパイン・パンツ。
これだ!
イメージ

もっとみる

ガルシア、ついに

6時22分。
少し早起きしてマスターズを見る。
毎年、4月のこの月曜は早起きだ。
すでにアゼリアが枯れているものの、芝は青々としている。
いよいよ春本番というこの空気感が好きだ。
ガルシアが勝った。グリーンの上で、本当にうれしそうだ。