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水虫くん
足の指に発疹があるのに気づく。
痛くも痒くもない。
皮膚科に行って診てもらう。
顕微鏡を覗いた先生がうれしそうだ。
「はい、います。水虫くんですね」
ついに・・・
人生初、水虫になる。
特効薬はなく、薬を塗って辛抱強く治すしかないらしい。
痛みも痒みもないのは幸いだ。
根気強くやっつけるしかない。
パタゴニアのキャプリーン
秋ゴルフで着る長袖のインナーシャツを探す。
従来はユニクロのヒートテック。
ただ、半袖の下に着て袖を表に出す場合、9分袖はどうも間抜けだ。
手首までしっかり届き、もう少しフィット感の高いものが欲しい。
第1候補、原宿のアンダーアーマーを見に行く。
ところが種類が多すぎて、違いもよく分からず、選べない。
近くにパタゴニアがあるのを思い出す。
ベースレイヤーといえばパタゴニアのキャプリーンだ。
生
除湿剤
乾燥してきた。
夏の間、部屋の湿度計は80%近くで安定していたが、9月に入って60%を下回るようになった。
6月から9月の4ヵ月間は湿度の管理が大事だ。
うっかりすると、家具の裏や服にカビが生えてしまう。
この期間、クローゼットには除湿剤を入れておく。
2ヵ月で箱いっぱいに水分が貯まるので、8月初めに一度入れ替える。
今年も無事乗り切り、除湿剤もお役御免だ。
マイケル・ルイス「フラッシュ・ボーイズ」
勝率100%のギャンブルで巨万の富を得る男たち。
ウォール街の邪悪で強欲な捕食者たちが世界を食い物にしていることがあらためて確認できる。
金融業界で働く人には戒め・更生の材料として、金融市場を利用する側の人には騙されないための武器として、共に有益だ。
主人公である日系カナダ人・ブラッドは強大な権力を相手に立ち向かう正義感と、優秀な仲間たちを次々に集めていく手腕を持ち合わせている。
高度で複雑な高
エリック・ブリニョルフソン「機械との競争」
人間の感覚は直線的な伸び(2倍、3倍、4倍・・・)にはついていける。
しかし、指数関数的な伸び(2倍、4倍、8倍・・・)にはついていけない。
機械や技術の指数関数的な進歩に対する脅威を指摘している。
昨今、人間がロボットに仕事を奪われるというのは誤解であり、むしろ新しい仕事が生まれるはずという主張が多い。
そして、その主張は概ね支持されている。
それに対して著者は、確実に奪われており、今後もっと
夏の名残り
昨日は台風一過で33℃あったようだ。
けれども、今朝は肌寒い。
やはりもう秋なのか。
昨日、久しぶりに蝉の鳴き声が聞けた。
今年はほとんど出番がなかったのだろう。
まだ鳴けるぞと言わんばかりだ。
9月のどこかで、一日くらい海にでも行ってみようと思う。
エーリッヒ・フロム「愛するということ」
愛をいくつかに分類している。
母の子に対する愛のように元々備わっている愛とは異なり、異性愛や自己愛は訓練により備わる技術であるという。
そして、心理学の見地から、親との関係が子供の愛の技術にどのような影響を与えるかも考察している。
「一人きりでいられること」は愛することができるようになる必須条件であり、自分の足で立てない人に愛の関係は成立しないともいう。
ペット代わりに赤ちゃんが欲しい女。
母親
九鬼周造「情緒の系図」
喜怒哀楽などの人の感情を体系的に整理している。
随所に実在の短歌を挙げながら、自論の展開を補足する独特の手法。
40種以上ある感情を表す言葉の相関関係を巻末に系図で示している。
ただ、系図は意欲作ではあるものの、この整理に至るまでのそれぞれの言葉の成り立ちの解説や結びつきの解釈が十分には表現されていない。
例えば、「愛しい」は「かなしい」とも読み、その対象がいずれ無くなることを思う「悲」の感情を