ここでつまずく!学習のポイント【小学6年生】
最終学年の小学校6年生!
クラブ活動や委員会活動などでは部長や委員長に任命され、下級生のお手本となることが求められます。
学業面では、英語やプログラミングなどの新しい学習内容だけでなく、大人たちが中学生時代に習っていたことの一部も、小学校6年生の学習範囲に移行しているので要注意!
また、小学校ではしっかり宿題が出される学校が多いですが、中学校では自主的な予習・復習が欠かせません。
小学校6年生の1年間で学習習慣、計画力、自主性をアップさせて、中学校に入る前に、学習習慣をしっかり身につけておきたいですね!
それでは、小学校6年生がつまずきやすい学習のポイントを見ていきましょう。
国語
文章読解
小学6年生の長文では、正解となる言葉や部分を書き抜く問題だけでなく、自分の言葉で答える記述問題や、要約が増えてきます。
つまり、正確に文章の内容を理解するだけでなく「書く力」も求められるのです。
記述問題に必要なのは、語彙力です。
文章中にある言葉を適切に言い換えられると、記述問題も解けるようになっていきます。
要約のコツは、キーワードをつかむこと。1文~2文の短い文章の要約から始めましょう。
算数
分数
6年生では、分数のかけ算・わり算が出てきます。
分数同士のかけ算・わり算はもちろん、分数と整数、分数と小数のかけ算・わり算もスムーズできるようにしていきましょう。
また、計算がでてきても間違えやすいのが、文章問題です。
問題文に出てくる数が分数になると、わる数・わられる数が逆になるミスが多発します!
「文中の数が、もし整数だったら?」と考えて、分数にまどわされずに文章の意味をしっかり把握できるようにしていきましょう。
文字と式
以前は中学校で習っていた x や y 。今は、小学6年生で学習します。
5年生までは、〇や □ を式に使っていたのですから、英語の記号が出てくると混乱してしまうお子様もいます。困ってしまったときは、見慣れている〇や □ を入れてみるようにしましょう。
つまずきやすいのは、文章問題です。自分で式を立てるときに戸惑うお子様が多いです。
x を使わずに〇を使えば正しく式を立てられるのか、あるいはそもそも式が立てられないのか、どちらで悩んでいるかを見極めましょう。
理科
電磁石
電磁石はイメージしにくいと感じる子が多く、苦手意識を持たれやすい分野です。
前提として、3年生で習った「磁石」、4年生で習った「電気のはたらき」、5年生で習った「電流」や「電磁石」の性質を理解しておく必要があります。あやふやなところがないか、事前に確認しておきましょう。
5年生までの学習内容がよく理解できているなら、実験動画や資料集などを活用して、視覚的に理解していくことがおすすめです。
社会
歴史
歴史は、国名や人名、できごとなど暗記しなければならない固有名詞がたくさんあります。
歴史好きの子でさえ興味のある分野しか覚えないこともあり、暗記するだけで大変なお子様が多いです。
まずは、縄文時代から始まる時代区分を把握し、大まかな歴史の流れをとらえましょう。
それぞれの時代については、学習まんがや教材用のアニメやアプリ、身近な史跡などを通じて興味がもてる事柄を増やしていけると良いですね。
英語
書くこと
中学校での英語にそなえて、小学6年生では書くことに力を入れると良いでしょう。
書くことの基本は、まずはこちら。
アルファベットの大文字・小文字がすべて書ける
アルファベット練習用の四線(4本の線)がなくても、アルファベットを書ける
一文字ずつ書き写すのではなく、単語を一つのまとまりとして書くことができる
これら3つがスラスラできるようにしながら、個別の単語、そして文章を、書ける・発音できる・意味が言える・聞き取れるようにしていきましょう。
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