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私の旅行記録

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これまでに行った旅行の記録をまとめました。
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2023年2月の記事一覧

★東日本大震災:被災地を訪ねる★③アクアイグニス仙台(仙台市若林区)

★東日本大震災:被災地を訪ねる★③アクアイグニス仙台(仙台市若林区)

東北出張の機会を利用して、仙台周辺の被災地の訪問をしてきました。前日には東松島市野蒜地区や塩竃市を見てきました。夜には、仙台市内の散歩を楽しんできました。その翌日のことです。今度は、仙台駅からレンタカーを走らせ、仙台市、名取市の海岸沿いの被災地を巡りました。
(前日の投稿はこちら)

■今回の探索エリア

今回の探索エリアですが、仙台市の最も南に位置する、名取川の河口部に位置する若林区の藤塚地区か

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◎仙台市内の夜の街歩き◎~榴ヶ岡駅から仙台駅を目指す

◎仙台市内の夜の街歩き◎~榴ヶ岡駅から仙台駅を目指す

仙台へ出張中に訪れた、東松島市と塩竃市の被災地への訪問。津波で被災した野蒜駅周辺や、本塩釜駅周辺を眺めて、改めて東日本大震災の津波の凄さと、そこからの復興の状況を目にしてきました。塩竃市内のお寿司屋さんの味も最高でした。
(前回の記事はこちら)

その訪問だけで満足して戻ればよかったのですが、仙石線を仙台まで乗り切ろうとしたその直前の駅、榴ヶ岡駅で降りて、一駅分散策してみようという街歩き好きの気持

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★東日本大震災:被災地を訪ねる★②夜の塩竃市内を訪ねて【後編:夜の廃線跡散歩】

★東日本大震災:被災地を訪ねる★②夜の塩竃市内を訪ねて【後編:夜の廃線跡散歩】

東日本大震災の被災地への訪問。東松島市・野蒜駅周辺を夕方に訪れた後に、仙石線で本塩釜駅に訪れました。同じ津波災害の被災地でも、少し離れるだけで人通りの少ない野蒜駅周辺と、普通の都市部にも見えてくる本塩釜駅周辺という、全く違った顔を持っていることを改めて体感しました。
(前回の記事はこちら)

前回、本塩釜駅から津波で被災したイオンとマリンゲート塩釜を結ぶ歩道橋を歩き、マリンゲートでお寿司を堪能して

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★東日本大震災:被災地を訪ねる★②夜の塩竃市内を訪ねて【前編:本塩釜駅周辺を歩く】

★東日本大震災:被災地を訪ねる★②夜の塩竃市内を訪ねて【前編:本塩釜駅周辺を歩く】

仙台への出張の際に少し立ち寄った被災地の訪問。前回までで、仙石東北ラインの列車に乗り、東松島市の野蒜駅周辺を歩きました。高台移転した後の街が、少し寂しげだったのが印象的でした。(前回の記事はこちら)

この訪問の帰りに、夕食を食べたいと思い、せっかくなので海の幸が豊富な塩釜港周辺に行きたいと思い、仙石線の列車で本塩釜駅を訪れました。ここも東日本大震災の被災地、ということで、ここの訪問記録を書きたい

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■黒部川に土木の魅力を訪ねる■③黒部川のいろいろ

■黒部川に土木の魅力を訪ねる■③黒部川のいろいろ

真冬の宇奈月温泉に来ています。前回は宇奈月温泉駅周辺を散策しましたが、欅平に向かうトロッコは運休中で、街は閑散としています。しかし、やはりとても興味深いものが多い場所であることを再認識しました。
(前回の探索はこちら)

今回は、宇奈月温泉から移動し、黒部川関係の様々な魅力的な場所を訪ねます。

■黒部川下流域を地図で見る

今回探索するのは、宇奈月温泉から、一旦宇奈月ダムを見て、そこから黒部川を

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■黒部川に土木の魅力を訪ねる■②宇奈月温泉周辺を巡る

■黒部川に土木の魅力を訪ねる■②宇奈月温泉周辺を巡る

黒部川の電源開発プロジェクトの拠点として大正時代に開発された、宇奈月温泉。その場所にオフシーズンの真冬に訪れました。前回は、富山駅から新幹線と富山地方鉄道を乗り継いで宇奈月温泉までの道のりを紹介しました。(前回の記事はこちら)

今回は、宇奈月温泉周辺の様子をレポートします。

■宇奈月は、水路の宝庫

こちらは、国土地理院の地形図で宇奈月温泉周辺を見たところです。宇奈月温泉より上流には、これだけ

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■黒部川に土木の魅力を訪ねる■①宇奈月温泉を目指す

■黒部川に土木の魅力を訪ねる■①宇奈月温泉を目指す

最近、とあるプロジェクトの一環で、一大土木事業であった、黒部川開発(黒三、黒四、新黒三)などのプロジェクトの歴史を調べています。代表的な構造物としては、映画「黒部の太陽」などで有名な黒部ダムと、そこに通じる立山・黒部アルペンルートや、黒部川の開発事業の一大インフラである、宇奈月温泉から欅平に向かう「黒部峡谷鉄道」などが、観光ルート化されているので有名ですが、現在は一般の方には限定的にしか公開されて

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★東日本大震災:被災地を訪ねる★①東松島市・野蒜地区【前編:仙石東北ラインを通って】

★東日本大震災:被災地を訪ねる★①東松島市・野蒜地区【前編:仙石東北ラインを通って】

2011年3月11日に発生した、東日本大震災。私は当時、職場である西新宿の高層ビルの16階にいて、大きな非常に長い揺れに驚きつつ、隣のビルが目に見えて大きく振動する状況にいました。その後のテレビ映像で美しい東北地方の海岸線が津波により飲まれていく姿、福島第一原発の危機的状況、住んでいる近所にあった商業施設の駐車場が崩落する恐ろしい災害など、土木技術者としても、一人の人間としても、とても衝撃を受けた

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