【詩231】まんなか 974
思い惑ったら
一番大切なものを
中心に据えてみる
それを失ってまでも
追い求めるに相応しいかどうか
#詩 #五行詩 #まんなか #真ん中 #執着 #恋愛 #選択 (5/15)
*****************
恋愛に対して、とても真っ直ぐな友人がいた。
今も何処かにいるはず、知らんけど。
生活のほぼ全てが恋愛に支配されるなんて、小説かドラマか映画の中のお話だと思っていた私にとって、友人の存在は驚き。
初めての恋愛じゃないでしょう?
彼女に生活があるように、自分にだって生活があるでしょう?
仕事だってしてるでしょう?
彼女が自分に望むなら、自分の全てを彼女に合わせても構わない。
全ての楽しみを奪われたとしても、彼女が居てくれればいい。
そんな友人を、どうしても「一途で素敵」とは思えなかった。
それどころか、ずっと後には「結局、恋愛依存やん」と思ってしまった。
友人にはとても大切にしていることがあった。
たとえ命を捨てたくなるようなことがあっても、それを真ん中に据えて考えてみてよ。
それを失ってでも彼女を選ぶ価値があるの?
彼女と引き換えにできる程度の、そんな柔な大切さだったの?
友人はきっと、アドバイスを欲してなんかいなかった。
「彼女こそが全て」だと思い込み「彼女を失わない為にはどうすればいいのか」と悩んでいるときに、冷静に考えられるわけがなかった。
そこまで好きになった彼女のことを絶賛してもらいたかっただろうし、感動的な恋愛を羨ましがってほしかったと思う。
恋愛に苦悩している友人に「よしよし、辛いよね」と共感を寄せて慰めてほしかったと思う。
望まれてもいない余計なアドバイスは、友人の助けになることはないと、今ならよく解る。
確かにね、残念ながら私には、死ぬの生きるのというほど熱烈な恋愛経験もないもんね。
私の人生だって選択の連続だろうし、悩み惑うことは今後も多々あるはず。
執着心が強いから余計にね。
選びかねたら「これだけは絶対に譲れない」という基準を死守すればいいだけよね。
結局は自分を戒める言葉になった。
7ヶ月弱も放置したあげく、ようやくお焚き上げ。
他のは自分で削除しちゃったのかしら?
これと、あと一編しか残してなかったわ。
no+eに書いたところで、伝わらないのは承知。
それでも、お幸せに過ごされていますように。
お側に愛する人がいらっしゃるといいなと心の底から思っているよ。(12/5)
#エッセイ #ブログ #コラム #散文 #文 #身辺雑記 #うつ病 #無職 #失業中 #恋愛依存 #伝わらない気持ち 752日目