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北アルプス地域ぶらり旅_3|白馬の宿と湖畔で芸術鑑賞

10月の3連休は長野県北アルプス地域へ
訪問の目的は北アルプス芸術祭ですが
ついでに周辺の観光もしてきました🍂

芸術祭は大町市の全域を舞台に
自然や風土を生かした作品が終結
会期は9/13~11/4で既に終了してるので
ネタバレ気にせず記録綴ってみます♪

前回の2021年訪問時の記事
目次の関連記事に添付したので
よければどうぞ👇


北アルプス芸術祭を巡る_2日目

作品は市内5エリアに30作品以上
丸3日あれば巡れるかもしれないが
あわただしく鑑賞したくなかったので
新作&気になる作品に絞りました✨

芸術祭HPより

1日目は東山エリアを中心に
市街地、源流エリアの一部を鑑賞

2日目は市街地、源流、ダムエリアと
仁科三湖エリアを巡りました

前記事は2日目の途中まで書いたので
今回は残りの仁科三湖エリアから

仁科にしな三湖は、大町市北部にある3つの湖の総称で、北から順に青木湖中綱湖木崎湖が並ぶ。ダイダラボッチ(伝説の巨人)の足跡という伝承が残る。

まずは市街地から近い木崎湖から♪
湖沿いに複数作品があったので
車を置いて散策もしてみる🍃

川から望む木崎湖
物干し受けのトンボ

木崎湖は周囲が6.5kmほどあり
散策路で一周してみたかったけど
この時既に夕方だったので
作品までの距離だけ歩いてみた♪

木崎湖

《以下、作品番号|作品名

22|折り紙による「紙の庭園」

こちらの作品は近くに駐車場あったけど
散策路歩きたくて片道15分の散歩で到着🍃

信濃木崎夏季大学

1917年、四季の表情が木崎湖面に映える丘の上に、市民に開かれた日本初の市民大学として誕生。大都市の偏重する大学の技術や文化を、地方一般に普及するために創立され、以来一度も休講することなく今日まで信濃教育の礎となった。

作者:布施知子
折り紙という誰もが簡単にできることでありながら、幾何学的で想像力あふれる作品が表現するのは抽象的な花や岩。それは水を使わずに白砂や岩で豊かな自然の風景を生み出す枯山水になぞらえることもできるだろう。

作品の説明

1作品1枚の紙からできていると
説明してもらうが見えれば見るほど
信じられない作品でした😆

帰り道は行きと違う道へ…
日が傾き日陰はひんやり

コスモスや色づいた葉に
秋を感じる散歩タイムでした😙

20|水をあそぶ「水の劇場」

未来工房
光の記憶
光の劇場

作者:木村崇人
水が持つ豊かな表情や水のある環境、自然と人がどうつながり関わっていくか"あそぶこと"を通じてきかっけをつくるアートプロジェクト。

作品の説明

様々な展示があったなか
やはり印象的なのは光の劇場✨
日が傾き若干薄暗いけど絵の様…

ちなみに2021年訪問時は
周囲の紅葉が見頃をむかえてて
さらに絶景になってました🍁

21|ささやきは嵐の目のなかに

鑑賞終了まで30分をきり
2日目ラストになる作品へ

作品へは湖畔の散策路を歩くが
街灯がないので日没後は危なそう…

作者:ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレット
水の波紋を思わせる同心円状のフレームに約2万個のレンズを吊り下げる。素材である眼鏡の度付きレンズは、視覚、遠近法、そして私たちが自分の周りの世界を見る(そして見なおす)方法を問いかける。没入型の光学インスタレーション作品。

作品の説明

太陽が差し込む朝の方がより美しく
また天気や時間帯で変化するため
何度も鑑賞しに来る人がいたとか…
魅力的で満足度の高い作品で
今回の芸術祭で人気なのも頷ける

作品付近にはキャンプ場があり
隣接してサウナまでありましたが
今宵の宿は隣町の白馬村へ

白馬村をぶらり

大町市内ではなく白馬になった経緯
それは前泊の安曇野ペンションと同じ
宿を予約するタイミングが遅く
2食付き宿が大町市内で満室なため

宿へ向かう道

木崎湖から宿までは約20kmで
車で30分と苦にならない距離

八方温泉・まるいし旅館

玄関
ロビー

前泊のペンションがThe洋風なら
こちらはThe和風な感じで
両極端すぎて一人楽しくなる🤗

ベッドも快適やったけど
やっぱり和室が落ち着く✨

到着時間が遅めだったので
完全に貸切状態の風呂を満喫

夕食

品数が多く全て美味やったけど
イワナの刺身とヤマメの塩焼きが
こんな味なのかと噛み締めました😋

翌朝・部屋からの風景

絶景を望む部屋も良いけど
旅先の日常を望む部屋の方が
なんとなく落ち着きます😊

朝食はビュッフェスタイル

色とりどりな料理が並び
美味しそうで取りすぎる💨
さぁ食べ終えたと思ったが
プリン、ヤクルトあるやんと😆
Uターンして追加…卑しいな💦

腹が減っては芸術鑑賞できん
いや、空腹やと何もできんかも♪

朝はチェックアウト最終10時まで
のんびり滞在させてもらいました🙏

*snow peak LAND STATION HAKUBA

前日の到着時点では薄暗く
宿周辺を散策できなかったので
ちょっとぶらついてみる

マンホール
ホテル対岳館

スキー場や登山口が近いので
山岳リゾート風な建物が多かったが
そんな中の和風旅館は逆に貴重か👍

この日の朝は雲が多めで
北アルプスの山々は少しだけ…

晴れてれば屋根上に北アルプスが…

今回白馬散策がメインではないが
ちょっと見ときたかった場所へ

館内はsnow peakのショップとカフェ
敷地内にトレーラーハウスが設置され
キャンプやグランピングも楽しめる…
らしい

北アルプス側の外観
内部

白馬三山のシルエットを意識した大屋根を作り、木の枝や雪の結晶をイメージしヒノキの小径木を用いた木組みをデザインした。タープに用いられるファブリックを使って空間を分節し、壁には皮付きルーバーを並べ、室内にいながら野遊びを味わえる空間を作った。

隈研吾建築都市設計事務所

2020年にできた隈研吾建築
芸術鑑賞前の建築探訪でした♪

北アルプス芸術祭を巡る_3日目

最終日は仁科三湖の残り数作品を
見れれば良いと思ってたので
のんびり鑑賞を開始🙌

三湖の真ん中にある中綱湖
さらに北に青木湖もあるが
作品はこの湖まででした

24|水の記憶

湖沿いを歩いて作品へ

作者:アレクサンドラ・コヴァレヴァ&佐藤敬
青木湖と木崎湖とが農具川で繋がる湖面を眺めているとその表情の多様さに驚く。雲から雨となり、微生物、植物、動物、人間を通り抜け、海へ、そして再び雲へと循環する水。それは生命のメタファーでもある。

大きな作品やけど圧迫感なく
向こう側が空けて見えるとこや
角度により見え方変わるとこなど
水やないのに水のような作品💧

中綱湖は木崎湖より小さいので
水面が鏡の様になる場所も多く
三湖の中では好きな景色🍁

2021年訪問時の写真

対岸を走る特急あずさ

25|やまのえまつり

湖畔の作品をあとにして
中綱湖近くの集落へ向かう

通った道にあった案内図
千国街道の名前は知ってたけど
読み方が千国ちくにと初めて知る

作品のある建物へ
作品制作の動画

作者:コタケマン
北アルプスの山々を称え、山の主が宿る場所を探し出し、紙を敷き、人間の身体を集めて、踊り・舞い・祭る行為に色をつける"やまのえまつり"。人々が踊りながら絵具をまき散らし、色が交差する。

作品の説明

作品だけ見たら汚れた布やけど
動画を見て制作方法や途中経過含め
全てが作品なんやと理解しました

26|種の民話

作者:蠣崎誓
作品の素材は菜種、野沢菜などでやがて土に還っていくもの。食もまた食べることで力となり、変化を生み出し、私たちの身体を巡ってゆく。小さな変化を繰り返し巡り繋がれてきた大町の食文化に着目しそこから見えてくる風景をつくりあげる。

作品の説明
作品に使われる素材

鑑賞時、意図は理解してなかったけど
葉っぱや種で作られた作品は興味深く
時間をかけて鑑賞しました

23|森づくりアート

作者:北アルプス林研グループ
地元の木こりユニットによる、未来の森を創造するプロジェクト。植林から約50年育った杉の3割にあたる27本の木を伐採し、製材して材木という製品に生まれ変わった状態で森林に戻し、森がどれだけ資源を蓄えているかを体感する。

作品の説明

木の根元付近に並べられた材木は
1本から製材されたものらしい…
森を整備する大切さ、木の良さなど
改めて見直す機会になる作品

東山エリアを巡る

1日目に鑑賞し終えたエリアですが
同じ日程で来てた友人を車に乗せて
ドライバーとして再び東山エリアへ😁

鑑賞パスは1回きりの鑑賞なので
友人の鑑賞中は周辺散歩を楽しんだ🙌

鑑賞時も外の景色気になってた
28|黒い跡の周辺を散策

32|竹の波を見下ろす駐車場から
この日は芸術的な空でした♪

山塊左から爺ヶ岳・鹿島槍・五竜岳

31|Foldingへ向かう道沿い
作品鑑賞時は雲に隠れてたけど
この日は北アルプスの山並みを一望

01|私は大町で一冊の本に出逢った

ラストは再び大町市街地に戻り
友人と見れてない作品を巡る

01a|信濃大町駅前広場
01b|大町名店街

作者:ジミー・リャオ
商店街で市民の手により続けられている"街中図書館"から発送されたプロジェクト。本を通して"出逢い"を楽しむことをテーマに展開している。

作品の説明

2017年初訪問時からあって
3年前はスルーした作品やけど
今回改めて良さを実感した作品

普段あまり本を読まないけど
読むなら電子ではなく紙がいい📚
嵩張るけど厚みあってこそ本やし
読んでるって実感できるとこ好き♪

この記事で巡った場所

この記事では2日目後半からでしたが
前半は_2記事で書いてます
巡った場所は以下👇記事は関連記事へ

_2記事で巡った場所
_2記事で巡った場所

この記事で巡った2日目後半と
3日目に巡った場所がこちら👇

2日目は黄色、3日目は橙色

2日目と3日目で仁科三湖エリア
木崎湖、中綱湖の作品を鑑賞して
今回見たかった作品はコンプ🙌

同日に大町に来てた芸術好き友人と
東山と市街地エリアを巡り追加満喫✨
最終日は早めに切り上げて帰路へ🚗💨

糸魚川市内で夕焼け

連休なのと高速の車線規制により
富山までは来た時より長旅でした💦

富山駅

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かぼちゃかべ
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