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日々のつれづれ

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日々思ったことを何となくエッセイ風にまとめてみました。たまに写真も付きます
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記事一覧

古きことは善きこと哉?

「昔は良かった」

 我が身を振り返ると、10代や20代の頃にはそんなことを当然言ったこともないのだが、この歳になってくると、振り返る年数が多い分、「良かったなぁ」と思えることも少なくない。

 例えば車。
 今の車は確かにいい。
 品質管理もしっかりしてるし、電気仕掛けで人間が気を払わないといけないことも全部お任せして、車が発する警告だけに注意すれば良くなった。
 サポートもいろいろ充実している

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コロナ騒動に思うこと

 2月の末頃だったか。
 日本で最初に新型コロナウイルスの感染がどうこうという話が出たのは。
 以来、丸2カ月が経過し、3カ月目に突入してしまった。

 簡単に世の中の話をすれば、最初は1人の感染者が入国したところから始まり、ウイルスの感染源となった武漢から日本人を引き上げるチャーター便を出した結果、そこからも感染者が発生し、それで気がつけば2カ月ちょっとで1万5000人まで感染者が増えているのが

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愛煙家の主張

 2020年4月1日は私にとって、ひとつの節目となった。
 
 別に私の身の上に何が起こったわけではない。
 ただ、私の生活の中で重要な転換点になったのは間違いない。
 というか、私に限らずそう感じた人は少なからずいるはずだ。

 この日、改正健康増進法が施行された。
 これによって、何が起こったかというと、店の中で基本的にタバコを吸うことができなくなった。
 実際、この日を境に、それまで喫煙席・

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音楽との付き合い方

 みなさんは普段、「音楽」とどう付き合っているだろうか。
 個人的にポピュラーだと思っているのが、通勤・通学時にスマホを使って音楽を聴くスタイルではないだろうか。
 あるいは自宅にいるときに、BGMとして流していることもあるかもしれない。

 私はというと、通勤時はもちろんだが、基本的に徒歩距離以上の外出であれば、必ず音楽を聴いている。
 普段、自宅では音楽や映像を流さず、無音で過ごすことが多いの

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筆記具、お好きですか?

 基本的にこういった書き物はパソコンで作業している。
 振り返って考えてみると、意外に手書きで文章を書いていたことは少なく、文章を書くことが仕事になった頃にはすでにワープロやパソコンを使っていた気がする。
 
 手書きが悪いとは思ってはいない。
 手書きの方が向いていると感じている人だって少なからずいるだろう。
 ただ、私に限って言えば、筆圧がとても高いので、書き物をしているうちに腕が疲れてしまう

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仕事は外で

 フリーランスの身でありながら、仕事は自宅ではなく仕事場に行ってやっている。
 ただ、巷間新型コロナウイルスの影響で、仕事をテレワークですることを強いられている人も増えていると聞く。
 私の仕事先(委託業務契約先)は、少々複雑な立ち位置にいるせいか、コロナ騒動のはるか前からテレワークが定着している。週休2日、週5日就業と当たり前の就業形態でありながら、週2日か3日の出勤で、残りはテレワークという形

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恋愛についての小咄

 老若男女問わず、思い通りにならないことがこの恋愛。
 散々苦杯を舐めてきた人もいれば、いい思いしか残っていないという人もいるだろう。それほどに私に言わせれば「不公平」に感じられるのが恋愛と言える。
 まぁ、こればかりは仕方のないことだろう。自分一人では恋愛はできないわけで、必ず恋愛には恋愛の「対象者」がいる。その「対象者」が振り向いてくれたとき、恋愛は成就するものであり、振り向いてくれなければそ

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似て非なるもの?

自慢できるようなことではないが、私はあまり風呂が好きではない。いや、もちろん風呂に入ればスッキリするし気分もいい。寝るときに布団をかぶっても、服を着てもスベスベしていて気持ちがいい。

だから、風呂が好きではないというのはちょっと違うのかも知れない。風呂に入っている時間がもったいないと感じるのだ。世の中には長風呂をする人も多いと聞く。風呂に入ってテレビを見る、音楽を聴く、雑誌や本を読むとまぁ、別に

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文章を書くということ

文章を書く、ということを意識的に始めたのはいつの頃だろうとふと考えてみた。

一番古い記憶は小学校2年生くらいだ。夏休みの宿題の定番とも言える「読書感想文」がそれだ。どんな本を読んで何を書いたのかはまったく覚えていないが、何か賞をもらった記憶がある。今だったら文章を書いて何か賞を貰えるとなれば大喜びしそうなものだが、当時は別に喜びもせず、さりとて「こんなもん鬱陶しい」と思ったわけでもなく、淡々と受

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