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【先生✕子育て】勉強が得意な子↔苦手な子のたった1つの差

こんにちは、Hiroです。

勉強が得意、苦手
というのはあまりにも広い定義を含みます。
そして
得意、できる  は よい💯
苦手、できない は だめ💀
などという
簡単な問題ではありません。

しかし、
シンプルに

子どもたちが
学校🏫や習い事🎒の

勉強を楽しく進めてほしい
学んだことを生きる力に活かしてほしい

という願いは、

全ての先生や
全ての親の
共通の願いであるのではないかと
思います。

教員の経験を重ねる中で
300人以上の子どもたち👦👧と関わり

ぐんぐん伸びる子と
伸び悩む子
の差がありました。

その共通することについて書きます。

・授業研究に熱心な先生方
・習い事や塾を経営されている方
・子育てに日々奮闘される親世代
の方々に向けて
書きまとめてみました。


5分ほどお付き合い頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します🙏


勉強が得意な子、苦手な子のたった一つの差


結論
から言います。

◯勉強が得意な子、前向きに取り組める子
◯苦手な子、嫌々やる子の差は

わからないをかくさないで言える」かどうか

です。

なぜなら、

知識や思考は
「分からないことが分かる」を起点に
               深まっていくから

です。

まさにソクラテスの有名な「無知の知」です。


4月の授業は、子どもたちと毎日毎回の時間で確認しながら授業を進めていきます。
それくらい「わからないをかくさないこと」を大切にしています。


小学生にもわかりやすく説明すると…


私は思考の深まりを子どもたちに説明するときは、このようにしています。

学習は…

   「分からない」がスタート       
⬇   
    教えてもらって「分かる」      
 ⬇    
   1人で「できる」       
⬇   
人にわかりやすく「教える
めあてにあう「問題をつくる

と伝えています。
自分の学習状況をメタ認知するためにも
めあての語尾を、それぞれから選ぶこと」を
してもらっています。

◎だからこそ授業では…

わからない人はヘルプの手をあげること
できた人は進んで教えること
簡単!余裕!などマイナス言葉は使わないこと

など、
安心して「わからないと伝えられる環境づくり」
に取り組み、
学び合い
いろいろな教科や場面で取り入れています。


これは教室だけでなく、
家庭で子どもとの関わる中でも
大切なことだと考えています。

子どもたちの様子を見ていてどうでしょうか?

わからない状況を眼の前にした時に、

ごまかして隠したり
知ったかぶったり
カンニングしたり

する行動はありませんか?


どうして「分からない」と
言えないのでしょうか?
その原因は様々考えられます。

「わからないが言えない子」の原因

どうしてわからないが言えなくなるのでしょうか?

小さい子は
 なぜ?
 どうして?
といろいろなことについて疑問をもち
親や周りの大人に質問をします。


しかし、いつの間にか、
わからないとを伝えられない子に
なってしまっていることがあります。

それは、その子が
できない自分】を認められないような関わり方になってしまっているからです。


例えば…

①家の人や先生が結果のみに称賛や叱責している
▶「かけっこで1位だったら外食」
▶「100点取れたらお小遣いあげる」

など、頑張ったことではなく、よくできたことに対して価値付けをすることで、よりよい結果を出し続けないといけないと追い込まれてしまいます。

②他人との比較の中で子どもを価値付けている
▶「あなたは、あの子と比べてできているね」
▶「あなたは、ママの子供の頃よりすごい」

など他人との比較でできることを価値付けたり、できないことを叱責しているかもしれません。
 

この他にも、
いろいろな要因から
できない自分】を認められないような
関わり方をしてしまっています。


まとめ

この記事では
勉強が得意な子苦手な子の差について
経験をもとに書いてきました。


わからないをかくさないためには、

わからない自分を認められるようにすること


これができるかどうかは
周りの環境で大きく変わっていきます。


特に
親や学校の先生は、
結果や他人との比較ではなく、

その子の中での
努力や変化、

そして何よりも

目の前の子どもの
ありのままを受け入れること
最も大切ではないかと感じる
今日このごろです。

自分も教員として、親として
肝に命じて子どもと関わっていきたいです。

この記事を読んだ誰かの幸せに繋がれば幸いです。


子育て、授業改善、日本人学校の受験等で情報発信
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