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#195 朝のウォーキング / 体も心も健康にする習慣

最近始めたことのひとつ、朝のウォーキング。

65歳のフルタイムで働いている知人が
ほぼ毎日夕方歩いているのをずっとすごいなと尊敬していて
私も歩いてみたがなかなか続かない。

夕方と言えど、今の時期まだ気温が高く空気がムッとしていて
それを思うと行く気がそがれたり。
夜は涼しいが、夕食の用意や片付けや他の用事などを優先して行けなかったり。

最近、同僚から朝6時に散歩しているという話を聞いた。
化粧、身支度を整えて6時から歩き、それから子どもたちや自分のお弁当を作り、
洗濯をして朝ごはんを食べて出勤してきたという。
そんなことが可能なのかとびっくりする、
私はそのレベルだ。

しかしそれを聞いて、
そんな私にむくっとやる気がわいた。

とはいえ私の場合仕事前に力を使い果たしそうなので
まずはハードルを低くして休みの日に歩いてみることにした。


涼しくて気持ちよさそうな朝6時ぐらいから歩きたかったが起きられず、
初日は7時半に家を出て近所を20分くらい歩いて帰宅。
よーし、とりあえず歩けた。
一歩踏み出せたことを自分でほめる。
何事も小さなステップからだ。
いつまで続くかな、なんて考えなくて最初の一歩できたことをほめる。

なるべく自然を感じたくて、公園や川のある道を選んで歩いた。

車や自転車では通り過ぎてしまう花や鳥にも近くで出会えたり
道すがらいろんなおうちがあるんだなとか発見があり、楽しい。


川べりの道を歩いていると、ハトが3羽舞い降りてきて目の前の手すりに並んで止まった。
きれいに3羽並んで川を眺めているその様子を写真に撮りたくなり、携帯のカメラを向けたら一番手前のハトがクルッと首を回して私の方を見た。
逃げるかと思いきやじーっとこっちを見て見つめ合う形になった。

動かないでよ、撮るよ〜とシャッターを押す。
カシャ、と撮影音がしたと同時に飛び立っていった。

紫を含んだピンク色の花が小さな木にいくつも咲いている
足元にカニも発見



朝のウォーキングは確かに気持ちいい。
しかし7時半はすでに日差しも強く暑くなり始めていたので
次は少し早めの7時頃家を出た。


前回いいベンチを見つけてここで読書したら気持ちいいだろうなと思い、
読めそうなら読書もしようと本を持ってきていた。
図書館で借りた本だ。


『水曜日の手紙』森沢明夫著
現実と夢のギャップに悩みながらも前を向いて進む人々の心温まる小説


誰もいない公園のベンチに座って読んでいるうちに
雨がポツポツと降り始めた。

目の前の水たまりに水の輪がいくつも浮いては消える。
こんな小さな水たまりにも木の影がきれいに映り込む。
ふだん気にしていないものが目に入ってくる。

水の輪を少し見つめていたが、屋根があるとはいえ本にも雨粒が飛び始めたので
慌ててバッグに片付ける。
雨がひどくならないうちに退散だ。
なにしろ晴雨兼用の日傘だから大降りになるとめんどうだ。

雨は家に近づくにつれて止んできた。


今のところ夜のウォーキングより朝が向いているようで
なかなか楽しんでいる。
歩く+読書というセットになったからかもしれない。

ゆるゆるウォーキングだけれど、
健康のために運動を習慣に取り入れたいと切に思い始めたので
少しでも継続できることを目標にしている。

習慣化するためにはそこに何か自分にとってご褒美的なものがあるといいというのを何かで読んだんだけど、
大好きな読書ができると思うと、
ただ歩きに出るよりもちょっとワクッとする。
行こうという気になる。
家だと用事を優先してしまってけっきょく読めなかったということもあるが
朝に本も読めて一石二鳥だ。

朝から有意義に過ごせたなという思いが強い。

散歩は身体面プラス精神面にもいいそうで、
ぜひとも定着させたい習慣だ。



🌱お読みいただきありがとうございました(^ω^)



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