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絶望したから始める事にする。

昔から何かを空想して物語を話したり、書いたりするのが大好きな子供だった。

後々書くかもしれないけど、訳あって自分の夢を10代半ばで諦めざるを得ず、それから夢を見る事をやめた。

それから、時は過ぎ。

2人の子供を得た。

1人はマルチクリエイター。
成功するため、東京で1人頑張っている。
1人は高校在学中にギタリストとして事務所に所属。
専門学校へ進学し、音響技師を目指している。
そして、最終的には音響技師とレコーディング技師をしつつ、ギタリスト兼作曲家として細々と音楽で生きていこうと頑張っている。

特に東京へ行った子供は、私の進学したかった学科で7年。
そして現在に至る。

親にされて嫌だった事はしたくなかったので、子供のやりたい事は出来る限り、出来る範囲で応援して来たし、している。

ただ、自分の叶えたかった夢を子供に託したつもりは毛頭なく、そこまで大人にも寛大にもなれず。

諦めなければならなかった私と、叶えるために努力できる環境にある子供達。

子供たちを誇らしく思う反面、とても妬ましいジレンマ。

たまに言われる。
「代わりに子供さんが夢を叶えてくれてよかったね。」
私は言われるたびに傷つく。

子供の夢は子供の物。
私の夢は私の物。

いろんな事情があり無理だと諦め、ずっと燻っていた。
これだけは私の悔いとなって一生を終えるのだろうなと諦めて、ずっと蓋をして無理やり閉じ込めて来た。

でも、夢を見る機会を得た。
でも、それはオーバーワークで、真面目すぎる自分には合わなかった。

絶賛絶望中だ。

年齢的にも、私のやりたい事はかなり採用率が低く、学歴なし・就職歴なし・資格なし。三拍子揃ったロスジェネ。
僕、アルバイトー!!

諦めていた夢を成人してから初めて見て、精神的に加療が必要な時期に私の持てる150%の力で頑張り、真面目すぎて抜きどころが分からず初めのステップの営業でつまづいた。
元々裏方気質で記事を書くのはとても楽しかったし、人の話を聞くのもとても楽しかった。
ただ、営業が合わなかった。

その成れの果てが現在である。
自分の中で本当に空白ができたので、登録しっぱなしだったnoteに初めて文字を打ち込んでいる。

自分には色んな要素がありすぎて、ホンマかいな?と胡散臭いところもあるかもしれないが、本当なんだから仕方ない。

自分の性のこと?
自分が親ガチャ敗者なこと?
自分の精神疾患のこと?
息子が発達障害なこと?
それとも、私の脳内で起きている創作?

どの引き出しから開ければいいのか分からないけれど、私の気の向くまま、私のペースで今は始めてみようかと思っている。

あくまでも今は。だけど。

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