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小説まとめ

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僕の書いた小説の類いをまとめました。
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#シロクマ文芸部

霧中の先 #シロクマ文芸部「霧の朝」

霧の朝、目を細め、 一歩一歩足下を確かめながら、 歩を進める。 進む程に霧は濃くなり、 や…

camyu
5日前
82

仕事人間サラリーマン!! #シロクマ文芸部『月曜日』

月曜日が好きだ。 神に「仕事人間」というアビリティを付与され生きてきた私にとって、「休日…

camyu
5か月前
77

春の夢 #シロクマ文芸部

「春の夢をテーマに描いてみてください」 絵画教室の先生から与えられた題材である。 春の夢…

camyu
6か月前
91

さくら(独白) #シロクマ文芸部『花吹雪』

花吹雪に抱かれながら、私はアナタに想いを馳せる。 アナタと出会ったのは小学生の時でした。…

camyu
7か月前
119

悲しき新生活。 20字×10本

おろしたてのワイシャツに苺ジャムをこぼす 初出勤の道中ピカピカの革靴で犬の糞を踏む 電車…

camyu
7か月前
94

4月1日の未来予想図 #シロクマ文芸部 お題:『始まりは』

「始まりはいつも、終わりがセットなのよ」 妻が言った。 「それはそうかも知れないけど、僕は…

camyu
7か月前
84

変身 #シロクマ文芸部「布団から」

https://note.com/komaki_kousuke/n/ncb35e1fcdb8b?sub_rt=share_pw 布団から出るのがどうにも億劫で、おずおずと過ごしている内に三年の月日が過ぎていた。 気づけば我が身とベッドが一体化して、立ち上がることもままならない。 しかしこのままではまた何年も流れてしまうとしばし煩悶し、とりあえず立つことから始めようと決意を固めた。 「仰向けにされた亀はこんな感じなのだろうなぁ」と天井を見ながら独り言を言う。 重心が背中

果てしない白 #シロクマ文芸部「雪化粧」

雪化粧の施された道を歩く。 ザクザクと音をたてて。 見知らぬ道、見知らぬ景色。 意思はな…

camyu
10か月前
100

思い出は夢の中で #シロクマ文芸部「逃げる夢」

「逃げる夢がずっと続いていて、それで困ってるんです」 目の前の女が言った。歳の頃は三十前…

camyu
1年前
127

幸せな誕生日 #シロクマ文芸部

「誕生日を迎える度に思ってたんです。いいかげん、誕生日をサッと躱して、加齢を避けられない…

camyu
1年前
137

紅葉鳥 #シロクマ文芸部

紅葉鳥とケンちゃん書いて問う。 「なぁ君、これ読めるかい」 「こりゃそのままじゃないのかい…

camyu
1年前
97

眼鏡の向こう側 #シロクマ文芸部「珈琲と」

「珈琲と紅茶、どちらが宜しいですか」 目の前に座る淑女に尋ねられた。 「珈琲が良いな。あ、…

camyu
1年前
129

りんご箱に詰まった想い #シロクマ文芸部「りんご箱」

りんご箱を開けると、中にはたくさんのりんごの他に、即席ラーメンや賞味期限の切れた食パン、…

camyu
1年前
99

秋桜 #シロクマ文芸部

「秋桜ってどう読むか知ってるかい」 ケンちゃんに呼び出され、馴染みの居酒屋で呑んでいる。 「なんでい急に、コスモスぐらいこっちも読めらぁ」 「おうおう、じゃあ秋刀魚は」 「サンマだろう」 「栗鼠ならどうだ」 「リスだな」 「おう、やるね」 「こちとら学はねぇが、漢字だけは得意なんでぃ」 「なるほど、そいじゃ牛蒡は」 「ゴボウ」 「本気」 「マジ」 「刑事」 「デカ」 「夜露死苦」 「ヨロシク…ってケンちゃんよー、途中からなんだか違ってないかい」 「あーすまんすまん」 「