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小説まとめ

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僕の書いた小説の類いをまとめました。
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記事一覧

『書庫冷凍』 #毎週ショートショートnote

多様性の進んだ数十年後の話… 「うーわ、また書庫凍ってるじゃん」 出勤したばかりの丸閥図…

camyu
4日前
88

恋を運ぶクロネコ #シロクマ文芸部『恋猫と』

恋猫と呼ばれる猫の噂を聞いて、僕は居ても立っても居られなくなった。 その猫は一見すると普…

camyu
10日前
88

今宵の月のように #毎週ショートショートnote『月夜の寝ぐせ』

その日アタシは、仕事で普段ならしないような大失敗をしてしまった。得意先からは「気をつけて…

camyu
3週間前
85

第十三回誤字送信審査委員会 #毎週ショートショートnote「誤字審査」

都内某所、株式会社アルバトロスの会議室では、第十三回誤字送信審査会が行われていた。その年…

camyu
1か月前
91

四丁目の神様 第三話〜巣鴨のとげぬき地蔵で愛を叫ぶ…?〜

「うっぜぇ、マジうっぜぇぇぇぇぇっ」 東京は豊島区西巣鴨四丁目にある安アパートの一室で、…

camyu
1か月前
70

旅人VS北風と太陽 #シロクマ文芸部

北風と太陽の小競り合いに巻き込まれた俺は、あまりの暑さに川に飛び込んだ。 しかし、幼少期…

camyu
2か月前
93

風が吹けば桶屋が儲かる #毎週ショートショートnote『風を治すクスリ』

「最近全く売れやしねえや、まいっちまうな」 桶屋が愚痴をこぼす。 実際このところ、何事かあったかのように桶が売れない。しかし理由もわからず、桶屋は愚痴ることしかできないのである。 「ヘーックシュッ!」 他方天上界では、風を司る神シナツヒコが体調を崩し、ここしばらく床に臥せていた。 「これじゃあ風を吹かすこともできねえや、下界の民が困っちまうな」 見かねた妻のシナトベが、薬屋を探して下界に降り、改源を買って来た。 「これ、アンタの絵が書いてあるよ。きっと効くに違いないね」

プロローグ #毎週ショートショートnote『無人島生活福袋』

皮膚を焼き焦がすような陽射しと、さざめく波の音で目が覚めた。 その日僕は、友人と釣りをし…

camyu
3か月前
84

霧中の先 #シロクマ文芸部「霧の朝」

霧の朝、目を細め、 一歩一歩足下を確かめながら、 歩を進める。 進む程に霧は濃くなり、 や…

camyu
3か月前
87

靴職人と小さなタモリたち 〜聖夜の奇跡〜 第8054回タモリスト文学大賞#小説部門応募

それは何年か前のクリスマスイブのことでした。 街はクリスマスムード一色。色鮮やかな装飾や…

camyu
3か月前
93

夢の中の殿 #毎週ショートショートnote『この中にお殿様はいらっしゃいますか』

よく学生時代の夢を見る。 教室がいつのものなのかはわからないし、クラスメイトも中学高校が…

camyu
3か月前
99

四丁目の神様 第二話〜君のためにホームランを打つよ、的なアレ〜【約6,200字】

「だるぅっ。だっるるるるぅぅぅっ」 東京は豊島区西巣鴨四丁目にある安アパートの一室で、六…

camyu
3か月前
52

理想論 【ショートショート:約1400字】

てる子さんの記事から生まれた作品です。 「俺、デスノート好きなんだよね」 恋人の翠朗が言…

camyu
4か月前
108

カスミの切り絵 #秋ピリカグランプリ2024応募

チョキチョキチョッキン、 チョキチョキチョッキン。 カスミが紙を切ると、 紙が生きてるみたいに動き出す。 チョキチョキチョッキン、 チョキチョキチョッキン。 人の形に切ればユラユラ踊り、 蝶の形に切ればヒラヒラと空を舞う。 チョキチョキチョッキン、 チョキチョキチョッキン。 魚の形に切れば宙を泳ぎだし、 ゾウの形に切れば長いお鼻を大きく揺らす。 すぐに動かなくなるけれど、 みんなカスミの大切なお友達なんだ。 チョキチョキチョッキン、 チョキチョキチョッキン。