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オーサワの玄米クリーム

「玄米クリーム」というものを、ご存知でしょうか? スーパーだとかコンビニで、カ□リーメイトの棚の所にある、クリームがサンドされた「クリーム玄米〜」というアレではないです。
今回、私は自然食品のお店でオーサワというブランドの玄米クリームを買ってきて食べました。レトルトパウチに入って、1食分が
200円ちょっとで売られています(なお、オーサワというブランドは、自然食品とかマクロビとかこのテの商品ではメジャーなブランドです)。

何故、玄米クリームを食べたか?

この11月前半は、仕事の上で、物凄く辛かったです。とりわけ、これは、いずれ時期を見て書きたいですが、私達が業者さんを訴えるかもしれないという出来事があり、かなりストレスが溜まっていました。ストレスの原因は、それだけではないのですが。
思えば10月は10月で宅建の対策でストレスを抱えていました。そんなストレス発散のために暴飲暴食してしまっていた先日のこと…私にしては珍しくおよそ5年ぶりに、もどしました。その5年ほど前というのは、バセドウ病の治療を開始する前でした。バセドウ病の空腹感から大量に食べるものの、自分の胃袋が追いつかずにもどすという、過食症みたいな状態でした。
今回は主にストレスからの暴飲暴食だったのですが、もどした際に少量ですが、血が含まれていました。

吐血に対する一般的な対処

実は、こんな具合に吐血するのは2回目だったりします…前回は社会人2年目くらいだったでしょうか。
とにかく養生、胃袋を休ませること。それで前回は自然と治しました。あの時は、2食くらい何も食べずにいた後、具のないうどんとか、卵だけ入れたお粥で様子を見て、その週は脂っこい食べ物は避けたなぁ…

なお、ネットで検索すると、「吐血した際は病院にかかって胃カメラで検査して、絶食の上で点滴」とのこと…
私は「バセドウ病の状態が落ち着くまでワクチンは打たないでおきましょう」と医者に言われているので、一度もワクチンを打っていません。そのため、そんな胃カメラや点滴なんてことになると色々と面倒です。
そんなこともあって、病院に頼らずに民間療法で治す方法を選択しました。それで玄米クリームを選択したのです。

もう一つ言うと、もどした時に食べていたのは鶏肉です。
これは、私には時々あることなのですが、外食の鶏肉は、口の中がシワシワというか苦々しくなることがあります。お肉屋さんで買った鶏肉でも、地球の裏側の某国から輸入された鶏肉では同じことが起きることが多いのです。海の向こうから運んでいながら100g50円を切るなんて、恐らく抗生物質など薬品をあれこれ使っているからかもしれません。
今回も、そんな口の中のシワシワ感というか苦々しい感じというのが起きました。それで単に胃袋を休ませるだけでなく、いわゆるデトックス効果のあると言われる方法を取ろうと思ったのです。

玄米クリームによる吐血への対処

とにかく、この手のストレスから来る暴飲暴食による吐血は、胃袋を休ませること。そして休ませた胃袋はゆっくりと始動させることで治す。
今回の私の場合は、まず16時間ほど絶食していました。普段、服用している薬は、いつもの時間に服用しましたが、それ以外は何も口にしないで、基本ずっと寝てました(この吐血の前は、かなり疲れが溜まっていましたので)。この絶食期間の最後1時間くらい、外を散歩しつつ、自然食品のお店で玄米クリームなどを購入してきました。
戻ってから玄米クリームだけの食事を1回。玄米クリームというものを食べるのは人生初でした。この食レポは後ほど。
その後、10時間ほど絶食。とにかく胃を休ませるためにも「何も食べない」というのが基本かと。お散歩したり、本を読んだり、寝たりしながら、とにかく胃を休ませる。
それから玄米クリームと豆乳だけの食事。この後、仕事があったので、とりあえずこのタイミングで食べておかないと途中で食べられないため、ちょっと早めだとは思いつつ、食事にしました。本当は、胃を休ませるためにも、もっと間隔を開けられるだけ開けておきたいところです。
仕事の後、物凄く空腹感を感じたのですが、ここはグッと我慢。内心「せめて、おでんの大根と厚揚げくらいなら…」なんて思ったものですが、我慢して寝ました。
これで16時間ほど絶食できました。
実は、この日、職場には同僚のお土産でクッキーが届いていました。いつもなら喜んで間食していたでしょう。でも今回は、それも手をつけません…というか、クッキーは油が使われていて胃に負担がかかるというのを本能的にわかっているのでしょうか、あまり食べたいとは思いませんでした。
さて、仕事が終わった後、あれほど空腹だったのに、しっかり寝て起きた時には、空腹感を感じていませんでした。ひょっとしたら仕事の後の空腹感は、仕事の緊張感から開放された反動かもしれません。ともかく、空腹感を感じていないのですから、わざわざ食べる必要はないでしょう。胃を休ませます。起きて、あれこれやって、しばらくして、ようやく再び玄米クリームと豆乳だけの食事としました。
とりあえず玄米クリームは4食分を買ってきたのですが、ここまで3食で胃袋が元気になってきたのを感じます。この3回目を食べる少し前には、久しぶりにお腹が鳴りました。

まぁ、こんなトコでしょうか。
買ってきた玄米クリームの最後の一食は、もしもの時の備えとして取っておき、あとは少しずつ、ゆっくりと普通の食事に戻してゆきたいと思います。
とりあえず6時間後に、具なしうどんを食べました。
それから寝て起きてした後に、玄米粥を食べる予定です。

玄米クリームの食レポ

さてさて、気になる玄米クリームのお味なのですが…
ネット上には、「食べ物を受け付けない人がこれだけは食べられる」とか、「玄米クリームを食べたいから風邪をひきたい」なんてくらい、美味しいようなことが書かれていますが…それ絶対ウソでしょ?

まるで病院食

正直、初めて食べた時、そんなに美味しくないと思いました。かなり物足りないというのが玄米クリームに対する私の率直な気持ちでした。塩気がもっと欲しいと感じました。少なくとも、味噌かゴマあたりで味付けしたい気分。
とりあえず普通に食べられるけど、これを食べている自分って病人だよなぁ…と感じるまずさ。

そうだ、盲腸の手術で入院した時に、手術の直後に出された水っぽいお粥がこんな味だった。分量も少ないし。あの病院食の味
あの時、お粥しか出されなくて、売店に行って角砂糖を買ってきて食べたことを看護士さんに申告したら、何故かかなり驚かれた。いや、お粥なんて糖分と水分だけだから、角砂糖なら許されるかな、と思って間食してたのですが。点滴の管とポールがついたまま、お腹の縫い跡が突っ張っている状態で5階の病室から1階にある売店なんか行ってきたから驚かれたのかもしれないけど。
段々と3日くらいかけて、普通のお粥になって、5日くらいで普通の病院食になったのを思い出した。何はともあれ、それと同じくらい玄米クリームは物足りなかった。

美味しく食べるコツがある

それでも2食目は多少は美味しく食べるコツがわかってきた。
まず、流動食として飲まない。缶に入った飲むカ□リーメイトとかゼリータイプの食べ物みたいな感覚で飲まない。そうやって飲んで食事とすると、味気ない食事になるので、きちんと咀嚼して食べるほうが美味しい。
次に、小さめのスプーンで食べる。口の中に入れたら、追加で入れることはしない。
そして口の中にある分を、アホみたいだけど30回以上噛んで食べる。この食べ方だと、口の中で冗談抜きに2〜3倍に増える。信じられないかもしれないけど、噛みはじめと噛み終わりでは、明らかに歯ごたえや舌触りが違うことに気付くだろう。
もう一つ付け加えると、これくらいしっかり咀嚼して食べるのであれば、これくらいの塩気で良いと思えてきた。

たまにはアリかなと思える

そして3食目になると、「たまには玄米クリームを食べるのもアリかな」と思えてくる。何というか、味覚がリセットされたように感じる。あれほど味が物足りないと言っていたのに「これで良い」と思えてくる。

大切なことを書き忘れていた。
レトルトパウチに入った玄米クリームの中身を見た時、私が驚いたのは、色が薄いことである。玄米は白米と比べて茶色い。これは麹で作られた甘酒やお粥でもそうだが、玄米で作られたものは白米で作られたものと比較して茶色い色をしているのが一般的である。しかし玄米クリームは、まるで白米で作られたのではないか、玄米100%ではなく白米を混ぜて作っているのではないかと思うくらい玄米特有の茶色い色が薄い。
それでも口の中に入れると玄米特有の香りがする。しかし、これも玄米100%とは思えないほど軽い香りである。私は玄米ごはんも普通に好んで食べるが、玄米が嫌いで白米が好きという人でも、これくらい玄米特有の香りが薄いのなら普通に食べられるのではないだろうか。
そう思うと、ネットで見かけた玄米クリームを美味しいという人は、多分玄米ごはんよりも白米派の人なのかもしれないと思えてきた。それなら玄米クリームが美味しいというのも納得である。

お断り

最後に、この手の文章ではお約束のお断りを書いておきたい。
まず、効果・効能は個人差があります。特に私の場合、バセドウ病を患っている上に暴飲暴食で吐血というアホなので、今回の内容がそっくりそのまま他の人にも当てはまるとは限りません。

それから、つくづく普段の日常生活における食の在り方が大切だということを付け加えておきます。
具なしうどんを食べた後、この note を書き終えようとしている今は、7時間近く経過しています。途中、5時間くらい経過したところで知り合いの中華料理店で豆乳仕立ての薬膳スープを頼もうかとも思いましたが、それはまだ胃に負担が大きいと見送っています。書き終えたら寝るつもりでいますが、それでもつい買い置きしてあるスナック菓子に目が行きます。この小袋なら…なんて思いが頭の中をよぎりますが、それこそ寝る前に何か食べるなんて胃に優しくないです。寝る前は玄米クリームだってアウトでしょう。
一般的に言われている「寝る3時間前はモノを食べない」ということ。これを守れるか。例えばそういうことを普段の生活でできていれば、こんな暴飲暴食で吐血なんてしないでしょう。
そもそも腹八分目を守れていません。高々レトルトパウチ1パック200gの玄米クリームという食べ物で、8時間は持つのです。ということは普段いかに沢山のモノを食べているということか。
飽食の時代という言葉があります。あれこれ食べる自由や楽しみは幸せだけど、200gの玄米クリームで十分ということを忘れてはなりません。私自身、今回のようなことを二度と起こしたくありません。

寝て起きて明日、玄米粥を食べます。その次の食事は小豆玄米粥の予定です。もし明日3食なら3食目も小豆玄米粥の予定です。
小豆玄米粥に関しては、旧暦の1日と15日、つまり新月と満月の日は小豆玄米粥で胃をいたわるという風習を持つ人もいるということを知りました。これは私の日常生活に取り入れたいと思います。

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