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夏を思う、きみが夏だと思いながら。

わたしにとって「短歌」はかつてのなじんだ

好きだった人みたいなものだけれど。

そんな好きな人から、かなり遠ざかって生きて

きた節もあるので。

久しぶりに「短歌」を詠むとなると、ちょっと

よそよそしい邂逅みたいに緊張してしまう。

でも、かつては馴染んだひとだから、しゃべる

時の聞いてるんだか聞いてないんだかわからない

ようなぶしつけな「間」とかにでくわすたびに、

あぁそうそうこの人、こんなリズム持っていたんだ

って思いだす。。

生きているリズム。

呼吸の癖。

唐突すぎる始まり、

所在なげなさよなら。

そんな気持ちに駆られてしまう。

短歌のリズムをじぶんのものにして自在に

詠んでいるひとが近頃まぶしいけれど。

昔の人に会いに行くつもりで詠もうと

思う。

こちらの企画に参加してみます!

テーマは、「夏」で挑戦してみました。


ひとにぎり たそがれた後 待つ夜明け

夜のひまわり そっとちぎって


遠花火 なくしたものの 輪郭なぞる 

かなしみに 番号つけて


フィラメント 胸のはしっこ ふぃらめんと

遠雷って セピアの音色



◎鶴亀杯、みんなの短歌大会、参加させて頂き楽しかったです。
ありがとうございます🌻🌻


◎素敵な画像はぱくたそさんから拝借いたしました!感謝です🌻🌻

お日様のようなヒマワリのフリー素材 https://www.pakutaso.com/20110725200post-400.html
ポンポンのような打上花火のフリー素材 https://www.pakutaso.com/20190808233post-22792.html
夕焼けの浜辺のフリー素材 https://www.pakutaso.com/20110551133post-100.html


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ゼロの紙 糸で綴る言葉のお店うわの空さんと始めました。
いつも、笑える方向を目指しています! 面白いもの書いてゆきますね😊