「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」(humorist 番外編)
みなさん こんばんは。
アーティスト/イラストレーターのBun Suzukiです。
5月は第5週まであるので、第1回が始まってもいないのにも関わらず(笑)、いきなり番外編ということで、今週のpipaはBunが読んだ本を紹介します。
たったの20ナンネン、生きてきただけですが、この本に書かれている概念のようなものが、私にとっては新しく、非常にアバンギャルドで、目から鱗モノでした。と言うのも、私は仏教徒ではないからです。教会の幼稚園に通っていましたし、子供の頃はそのままその教会に通っていました。根底に、キリスト教的考えがあるのかもしれません。
その要因に加え、もともと本を読むのが遅いのですが、スッと読み進められなかったのです。でも、理解したくて、分かりたくて、図解を描きながら本を読み進めました。なので すんなりと理解できた部分のイラストは描いていないです。どうして理解したいかというと、まず、この本を手にしているということからお分かりかもしれませんが....この本にも書いてありましたが、、そういう状態なわけです。
今週は、その図解といいますか、メモ的に描いた イラストを載せようと思います。
amazonにレビューもありますし、私がどうのこうの書くより、レビューを読んでいただくと、もっと分かりやすく素敵に解説されている方々もいると思います。「タイトルに対する答えは載っていないけど光が見える」と書いておられる方がいました。私は、何度も読んでいたら自分なりの答えが見つけられるような気がしています。
何度でも読み返したい大切な1冊になりました。この本に出会えたことが嬉しいです。哲学/心理学のコーナーに行き、この本を手に取り読めたことで 自分に必要だったのは例えばビジネスのハウツー本などではなく、哲学や心理学だったということに確信を持てました。名越先生に この本を書いていただいて 本当にありがとうございますと、お伝えしたいです。
と まあ私の感想はこの辺にしておいて、イラスト(図解)を載せます。私なりのメモなので、間違いや訂正などあれば是非教えていただきたいです。
興味を持った方は読んでみてはいかがでしょうか〜?
自意識について。自意識が作る息苦しさとは。
息苦しいのはなぜ?「自意識」が「過去・今・未来」の自分を1つにまとめる力をもっていて、不安や後悔にとらわれるようになるから。
動物に憧れを持つのはなぜか。
じゃ、そういった自意識を小さくするにはどうしたらいいのか?(小さくするのであって、なくすことはできない)
この本は、行について基本や思想〜実践が書かれています。
行の思想は日本文化に根付いているそうです。
行(ぎょう)ってなーに?レベルの私でも理解できる優しい言葉で書かれていました。
ゴールに行く過程で、お手入れや掃除があるという考え方と、日常の中にそれらがあり、それ自体が生きること(=仏道)という考え方の違い
現象学とは?
私たちの思っている「現実」が本当に現実かどうかはおいておいて、「現実らしきもの」を「現象」と呼び、モノゴトを捉える。
現象的なモノの見方を身につけつつ、それをコントロールしていくのはどうだろうか? 仏教の主張の変化によって、仏教は、一部の選ばれた人たちへのもの→もっと一般的なものへ。
(第8章から)愛って何?って聞かれて答えられますか?
「愛」って考えると私たちには理解が難しいから、それじゃあ「慈悲」って考えるといいんじゃないすか?
仏教=お金儲けとかなんか怖い宗教(お経とか)、とにかく良いイメージじゃなかったんです、正直。
でも、大学2年の頃に手塚治虫の「ブッダ」を読んだら「あれ、もしかして私が思ってるような仏教と、もともとの仏教の教えって違うんじゃない?」と思ったんです。でも、それ以降仏教の思想とか哲学を学ぼうとは思っていませんでした。
今、このタイミングでまたこのことを思い返して、この本を手に取った自分に拍手を送りたい!!!!!
学びは一生です。
それでは!
Bun Suzuki
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