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私と彼のこと(2年目)

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2021年8月の記事一覧

私と彼のこと(417)-猫と彼のこと③-

私と彼のこと(417)-猫と彼のこと③-

階段の上から、途中の段でくつろいでいるパッチちゃんに「おいでおいで」をする彼。

しかしパッチちゃんは彼に対して警戒を解いていないので、近づいてきてはくれません。

しかたなく彼は、私に「抱っこして近づけ」と命じます。
もちろん私は恭しく、その命に従います。

危機を察したパッチちゃんは、私の足元すり抜けて、階段を昇ってしまいますが、サービスのつもりなのか少しの間とどまってくれました。

それに対

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私と彼のこと(415)-だまされた?!-

ここ数日、彼はお風呂を入るのを嫌がる。
泣いて逃げ回る。
しかし、入ってしばらくすればケロッとして遊び始めるし、身体や髪を洗っている間にグズることもない。

お風呂に入ること自体よりも、それまで楽しんでいた遊びを中断されることを嫌がっているのかもしれない。
昨夕は、しばらく私と遊んで、キャッキャと笑い声を上げたり、踊るように体を動かしていた。
ご機嫌が良くなったところで、私が手を差し伸べると、喜ん

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私と彼のこと(414)-家庭内でもマスク?-

この田舎でもいよいよ感染が深刻化してきた。
我が家の大人は5人中4人が保育所勤務、1人は外食産業なので、全員がリスキーな職場といえる。

いよいよ、家庭内でも彼と接するときはマスクを着用すべきかと悩み始めた。
しかし、私や妻(彼の祖父母)は関わる時間が限られているので不可能ではないが、長男AとRさん(彼の両親)にとっては現実的ではないだろう。

実に悩ましい。
…とはいえ、仕事を休むのは難しい。

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私と彼のこと(413)-猫と彼のこと-

私と彼のこと(413)-猫と彼のこと-

ポポちゃんのみが彼と一緒に寝てくれます。
この後、目覚めた彼は、大切にしている毛布(通称「ねんね」)の大部分がポポちゃんに奪われていることに気づき、ショックを受けていました。

私と彼のこと(412)-おいでおいで②-

例えば、リビングで遊んでいるときに、帰宅したRさん(彼の母親)の声が玄関から聞こえてきたとき。
例えば、2階で遊んでいるときに、階下から妻(彼の祖母)の声が階段越しに聞こえてきたとき。
彼はその方向に向かって「おいでおいで」と手を開いたり握ったりする。

直接目視できない場所にいる人の存在を認識できる。
声などを頼りに、それが自分に近しい人であると判断できる。
…ということなのだろう。
成長してい

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私と彼のこと(411)-もう待てない-

彼も何度も通っている、私の勤務園の子育て支援センター。
県・市の指示を待たず、当面の間は電話相談のみの対応に切り替えた。
市内の感染者数が激増しているからだ。

まん延防止等重点措置の対象になったときも、緊急事態宣言に切り替わったときも、市からは何も指示がなかった。
こちらから問い合わせても、「○○市(隣市)も何も制限をしていないので…」と、まるで主体性を感じさせない回答だった。

今回、「委託契

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私と彼のこと(410)-諦める-

今日も幾つかのことを諦める決断をした。
おそらく明日も。

この一年、これまでの人生で経験したことがない頻度で、「いつもなら」「去年までは」「昨日までは」できていた、楽しめていたことを手放し、遠ざけてきた。
彼が生まれたのは、そういう時代だ。

ここ数日、富士の麓の田舎町でも、かなり緊迫した状態が続いている。
すぐ背後に忍び寄られている恐怖を感じつつ、生活し、仕事をこなす日々だ。

彼に体験させる

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私と彼のこと(409)-味わう②-

今朝もワンオペの時間帯があったので、彼の朝食にお付き合いをした。
と言っても、妻(彼の祖母)が作っておいてくれたものを温めただけだが。

離乳食を始めた頃に比べると、当然のことだが彼の味覚は格段に発達し、しっかりした味付けのものを好むようになった。
一方で、食感による好き嫌いは少し減ったように感じる。

本当はまだしばらくの間、薄味(あるいは素材そのものの味だけ)で過ごしたかったのだが、それはハッ

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私と彼のこと(408)-ご機嫌-

今朝の彼はずいぶんと長い間泣き続けた。
大人が数人がかりで、思い当たる原因を全て確認してみたが、当てはまるものがない。
彼には珍しいことだ。

子どもたち(長男A・次男H・長女T)が小さかった頃を思い返しても、あまりない。
(でもまあ、たまにはそういうこともあるよね)と様子を見ることにした。
長男AとRさん(彼の両親)も、全く慌てる様子なく見守り、ときおり声をかけている。

こういうときは、保育の

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私と彼のこと(407)-サヨナラダケガ人生ダ-

仕事に出かける度に、彼に後追いされて泣かれる。
私もちょっと悲しくなるくらいに泣かれるのだが、それはそれで可愛い。
その後はケロッとして長男AやRさん(彼の両親)と遊んでいるらしいし。

50年前、母方の祖母と別れるときの私もこんな感じだったな、と思い出した。
その日のうちにまた必ず会える、ということがきっとまだ理解できていなかったのだなと想像する。
不安と悲しみを何度も繰り返すのだけど、同じ数だ

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私と彼のこと(406)-おいでおいで-

彼は、誰かに呼びかけたり、近くに来てほしいと要求するときに、前方に差し出した手をパー・グー・パー・グーと開閉を繰り返す。
まだ、手首をうまく使えなくて、いわゆる「手招き」ができないからだ。

今日は園の誕生会で出し物をした。
子育て支援センターに来ていた、彼とRさん(彼の母親)が遠くから覗いていたのは気付いていた。
後から聞いたのだが、彼は何度も私に向かって「おいでおいで」とパー・グー・パー・グー

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私と彼のこと(405)-猫と彼のこと-

私と彼のこと(405)-猫と彼のこと-

ポポちゃんとトラコちゃんは、彼との距離の取り方が絶妙。
彼が落ち着いているときや、自分たちに興味を示していないときは、至近距離でも安心しきってダラリと寝ている。
しかし、彼がテンション高く近づいてきそうなときは、さっと姿をくらましてしまう。

でもパッチちゃんは、まだその辺りの見極めが甘い。
ミルク缶をタイコかわりに叩いている彼をボヤーっと眺めて油断していた。

気が付くと彼が間近に迫っていて、慌

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私と彼のこと(404)-くるりん ぱくっ-

私と彼のこと(404)-くるりん ぱくっ-

今朝、彼からの熱烈なリクエストに応えて、5回ほど連続で読み聞かせを行った。
『くるりん ぱくっ』は、こどものとも0.1.2.の最新刊(福音館書店/2021年9月)
おそらく、「くるりん」「ぱくっ」というオノマトペがテンポよく繰り返されることが楽しかったのだと思う。

最近、大人が食べているものに興味を持つようになったし、食事そのものにも意欲的になった。
まだ口の中に入っている状態で次を欲しがると、

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私と彼のこと(403)-人馬一体-

私たちが住む地域も、ついに緊急事態宣言の対象となることが決まった。
しかし、宣言が発出されるだけで、社会的な感染拡大防止の手立ては何も示されない。
空しく、そして空々しい。

それはさておき、彼は一歳一カ月を過ぎたが、まだ歩行に至らない。
つかまり立ちのスピードは上がったし、立っちしていられる時間も長くなったのだが、まだ一歩目が出ない。
彼のノンビリした性格を象徴しているようだ。

一方で、抱っこ

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