私と彼のこと(409)-味わう②-
今朝もワンオペの時間帯があったので、彼の朝食にお付き合いをした。
と言っても、妻(彼の祖母)が作っておいてくれたものを温めただけだが。
離乳食を始めた頃に比べると、当然のことだが彼の味覚は格段に発達し、しっかりした味付けのものを好むようになった。
一方で、食感による好き嫌いは少し減ったように感じる。
本当はまだしばらくの間、薄味(あるいは素材そのものの味だけ)で過ごしたかったのだが、それはハッキリと拒絶されるのでしかたがない。
こうなったらしっかりと食を楽しんで欲しいと思う。
私も妻も食が細く、食べることを楽しむ感覚に乏しいタイプだ。
人生の楽しみは多いに越したことはない。
彼には美味しいものにたくさん出会って欲しい。