私と彼のこと(407)-サヨナラダケガ人生ダ-

仕事に出かける度に、彼に後追いされて泣かれる。
私もちょっと悲しくなるくらいに泣かれるのだが、それはそれで可愛い。
その後はケロッとして長男AやRさん(彼の両親)と遊んでいるらしいし。

50年前、母方の祖母と別れるときの私もこんな感じだったな、と思い出した。
その日のうちにまた必ず会える、ということがきっとまだ理解できていなかったのだなと想像する。
不安と悲しみを何度も繰り返すのだけど、同じ数だけ再会の喜びも味わったということなのだろう。

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