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アイドルの魅力

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推しのアイドルに関する記事です。
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2024年11月の記事一覧

乃木坂46のアンダラが生んだ多様性

乃木坂46のアンダラが生んだ多様性

乃木坂46は「選抜」だけでなく「アンダーライブ」
略して「アンダラ」の活動が注目されている。

この「アンダラ」の良いところは、このグループに属するメンバーたちを単に表題曲のシングルメンバー選抜から漏れた「2軍」として扱っていないところにある。これは、アイドルとしては珍しいのではないか。

アンダラ制度の最大の功績は、独特な魅力を持つアイドル、特に林瑠奈や中西アルノのようなタイプを乃木坂メンバーと

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村上春樹的「100%の女の子」を具現化した乃木坂46遠藤さくら

村上春樹的「100%の女の子」を具現化した乃木坂46遠藤さくら

遠藤さくらについて短く書いた前記事がこちら。

カップスターと乃木坂46のコラボ企画で「サシメン」という乃木坂メンバー2人の対談が行われている。

vol.6の「つくりがちなふたり」では4期生の林瑠奈と5期生の一ノ瀬美久がトークしている。

私の推しメン、宝塚にいそうなルックスの林瑠奈は遠藤さくらで映像作品を撮りたいという。林瑠奈が大学で映像について学んでいることは、オタの中では周知の事実だ。

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『夜空ノムコウ』をSMAPが歌いKinKi Kidsが別の道を選んだワケ

『夜空ノムコウ』をSMAPが歌いKinKi Kidsが別の道を選んだワケ

突然だが言いたい。

SMAPの『夜空ノムコウ』ってめちゃくちゃKinKi Kidsっぽくありませんか?

哀愁漂う曲調、胸を締め付ける切ない歌詞といったアイドルらしからぬしっとりとした曲。

「あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ…」

「君が何か伝えようと にぎり返したその手は
ぼくの心のやわらかい場所を 今でもまだしめつける」

この繊細な歌詞と儚いメロディはKinKi Kidsでも

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堂本剛そのものが『まる』だった

堂本剛そのものが『まる』だった

荻上直子監督、堂本剛主演の『まる』を見た。

荻上作品だからやはりシュールだったが、前に見た『レンタネコ』より観やすかった。そして、彼女がどれだけ堂本剛に入れ込んでいるかも伝わった。

丸を描くことで実体のない「時の人」となり、ブレーンの望む受け答えをインタビューで言い直す姿は明らかにアイドルKinKi Kidsの剛が投影されている。

そして、堂本剛の演技が凄かった。

上手いとか、鬼気迫るとい

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