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【読書】「選択的シングル」の時代 30カ国以上のデータが示す「結婚神話」の真実と「新しい生き方」
以下の本を読みました。
「選択的シングル」の時代 30カ国以上のデータが示す「結婚神話」の真実と「新しい生き方」
多様な人生のあり方を考えるきっかけをくれます
「結婚している人たちと結婚していない人たちのあいだの孤独と幸福の差は驚くほど小さい。」
と著者は本書で述べています。
なぜか?
1人を楽しんでいる。(独立心が高い)
友人関係やコミュニティを大切にしている。
コミュニケーションツールを利用している。
などの理由があるようです。
結局、人との繋がりを良好に保つスキルが高かったり、1人で何かを突き詰めることご好きな人にとってシングルとして生きるというのは一つの選択肢なのかもしれませんね。
著者は孤独を以下のように定義しています。
「孤独は「その人が望む社会的関係のレベルと、実際に達成されている社会的達成のレベルの不一致」と定義づけられている。」
つまり、本人の望む必要にして十分な人との繋がりがあれば良いということですね。
他人の物差しではなく、自分の物差しで測る大切さを感じますね。
人からどう見られるか?よりも自分はどう感じるか?に重きを置くと良いとも言えそうです。
ではなぜ人は結婚するのか?
「実際、人々が結婚に踏み切るのは、「誰かと一緒にいることはすばらしい」というファンタジーによるものではなく、自分の弱さを心配してのことが多い。結婚は、肉体的に衰えたときに備える保険のようなものと考えられているのだ。」
と著者は述べています。
とはいえ、パートナーに先立たれたことによる幸福度の減少があるため、シングルもそうでない人も最終的な幸福度は大差がないということのようです。
視野が広がる一冊ですね。