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文学的でありたい

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文学的でありたい。文学的とはどういうことか。 普通に仕事をして、普通に社会人として生活してきたわけだが、「文学的でありたい」と思いながら生きてきたので、じゃあ「文学的って何?」と…
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記事一覧

分断(暇と退屈を埋める文学的⑪)

人は毎日、睡眠によって分断されている。 昨日の自分と、今日の自分が持続されていなければ、…

熱狂と不眠(暇と退屈を埋める文学的⑩)

昔は徹夜してテスト勉強したり、ゲーム攻略をしたり、小説創作をしたりしていた。 熱狂による…

熱狂(暇と退屈を埋める文学的⑨)

熱狂する。 ハマる。 沼る。 冷静と情熱のあいだ。 辻仁成さんと江國香織さんの小説に、こう…

無課金(暇と退屈を埋める文学的⑧)

ゲームをする時、私には、「無課金」というポリシーがある。 ゲームは仕事ではなく、ゲームは…

スマホゲーム(暇と退屈を埋める文学的⑦)

だれもYoutube実況しないようなスマホゲームをしている。(外国人で、ひとり見つけた。) 翻…

読書の価値(暇と退屈を埋める文学的⑥)

以前、ショーペンハウエルが、「読書は他人にモノを考えてもらうこと」といっていた、というこ…

成長とは(暇と退屈を埋める文学的⑤)

私は退屈しているのだろうか。 ゲームに依存して時間を忘れると、それはそれで良かった、と思える。 熱中。 でも、箱庭のように囲われたそのゲームのルールの中でじたばたし、レベルが上がり、道具を得て、次のステージに進み、友人に自慢できる状態になっても、結局はその箱庭の中の話で、本当にあなたは成長したのか。 読書をして、著者の結論に導かれたり、小説家の結末に導かれたりして、移動した気分になっているが、本当にあなたは成長したのか? そもそも成長とは何か。 死という最終目標に向かう中

成長と退屈(暇と退屈を埋める文学的④)

私の労働には、事務系と接客系がある。 事務については、「社会人の武装の仕方」シリーズで、…

充実した労働と余暇(暇と退屈を埋める文学的③)

「 充実した労働」と「余暇」との区別がわからないことがある。 ワーク・ライフ・バランスとい…

労働と労働の隙間(暇と退屈を埋める文学的②)

労働と労働の隙間に、「暇」がある。 暇な時、私たちは自分自身になろうとする。 労働の時間は…

『暇と退屈の倫理学』(暇と退屈を埋める文学的①)

國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』を読んでいる。 読んでいるのだが、難しい。 それでも、…

書類の整理(社会人の武装の仕方㉞)

紙の書類整理の方法は、封筒整理法。 封筒に入れてしまえば、ほうっておくことができる。 見え…

オウンドメディア(社会人の武装の仕方㉝)

個人のオウンドメディアを持つこと。 インターネットが普及し始めた頃の昔、Yahooのgeocities…

大きいは正義(社会人の武装の仕方㉜)

年をとって、目も悪くなってきたし、扱う情報量も多くなってきた。 職場の小さなノートパソコンの画面では窮屈になってきて、自前で外付けディスプレイを買った。 アイコンをたくさん置ける。 ウィンドウをたくさん並べられる。 大きいは正義だ、と思った。 スマホは持ち運びに便利だが、タブレットで同じようなことをしようと思って、大きいは正義だ、と思う。 スマホで電子書籍を読もうとして、その小ささに身もだえする。 タブレットで読むと、ぜんぜん違う。 漫画などはもちろんのこと、小説などでもぜ