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充実した労働と余暇(暇と退屈を埋める文学的③)

「 充実した労働」と「余暇」との区別がわからないことがある。
ワーク・ライフ・バランスというが、「仕事」と「人生=余暇」が混在一体になっていることがある。

職業作家は、小説や漫画が好きで、作家になったのかもしれない。
しかし、いつからか、仕事のために読み、仕事のために書く、という状態になるかもしれない。
そうしたら、労働と余暇との区別がわからなくなるだろう。

職業作家でない私が文学を読むのは、余暇の時間である。
私の職場で、労働時間で、小説本や漫画本を開いて読んでいたら、サボっていると思われてしまう。
小説を読んでいる職場の人がいたらいらいらする、とは、前書いた。
やるべきことは他にもあるから、労働中は最大限やるべきことを見つけて、どんどんそれをこなすべきだ、という考え方を、私はしている。

労働に対して、私は真面目なのだと思う。
その真面目さが、半身社会や、短時間労働社会と相反するところがあるのだと思う。
ここは、私に変えるべきところがあるのだろうか?


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