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育児の記録

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育児・こどもの記録。子育てとは、と考えたことや夫と話し合ってることも含む。
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「母親」を卒業した日

「母親」を卒業した日

子どもは鏡。
自分の姿を映して苦しくなってたけど、昨日、苦しくなるのをやめた。

母親としてがんばるのをやめた。
我が子にはそれが合わなかったから。

私の中の(自分が受けてきた)母親像は、厳しくて、高圧的で、感情的で、子を支配するものだった。
子どもとしての私はそれがすごく嫌で抜け出そうとして、安全基地たり得る母親となることを求めてがんばってきた。

でもやってもやっても出てくるのは自分が持って

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イライラする

イライラする

ここに書いた過去のことはどんどん忘れていく。
見たら思い出せるけど、少なくともいつも私は「喉元の熱さ」しか感じられない。過ぎれば忘れる。

今はイライラしている。

仕事がストレスが多い。
量が多い、中身が重たい、それらを溜めてしまう自分の情けなさ、焦り、どんどん遅れる作業の中で怒られることやミスをすることへの恐怖。

一日では終わらない。毎日毎日、それらを引きずって、でも家に帰れば「立派な親」を

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自分の記念日

自分の記念日

2023年5月18日を忘れない。
自分の子どもと、そして子どもだった自分と向き合って和解できた日。

自分が産んだ娘が自我を持ち始めて、物言わぬ赤ちゃんの頃からどう接していいかは分からなかったけど、それとはまた違う葛藤が沢山あった。

最近の悩みは、娘が癇癪を起こすこと。キレるみたいな。怒って泣き叫ぶ。止まらない。止められない。
それも私にだけ。夫にはしない。
そして子ども同士みたいな喧嘩をしてし

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気の出し方、保育園の転園

気の出し方、保育園の転園

どんなフィルターをかけてこの世を見てるか、で見え方や感じ方、動き方も変わる。

という話を前提にすると、

私はいつの間にかセンチメンタルフィルターを掛けている。無意識に。
普通に冷静にしてるつもりなのに。

4月から小規模から大きめのこども園に転園した娘・はーちゃん。

夫と二人で朝の送迎に行くと、なんやかんやではーちゃんは離れたがらず、ついには泣き出して、嫌だ嫌だと言う。

そう言われると私も

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考え中

考え中

今朝もしんどくて起きられず、という中でがんばって起きたのに、保育園へ送っていく子が起きず、夫の出勤のタイムリミットが来て私に交代せざるを得ず、めちゃくちゃムカついて叩き起こそうとしたら子もめちゃくちゃ泣き喚いて、夫に離れろと示され、子を落ち着かせるところまでギリギリ夫がやって時間切れで出勤していき、私はそのまま別室で不貞寝した。

ずっとイライラしていた。

「ちゃんと起きないアイツが悪い。」

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今日のはーちゃん

今日のはーちゃん

基本的にはーちゃんの保育園送迎の担当は夫なのだけれど、最近私は仕事を休んでいて、朝早く起きられず、夫も一緒に遅起きになって出勤に間に合わず、結果的に私がはーちゃんの保育園への送迎をやらざるを得ないことが多い。

今朝ははーちゃんの寝起きの機嫌が悪く、そんでもって私がダラダラと家に居るので「保育園に行きたくない、家でママと遊びたい」ときた。

見た感じ、聞いた感じ、昨日までの経過を照らし合わせても、

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“手のかからない”育児

“手のかからない”育児

うちの子は言うことを聞かない。

正確には、「私の」言うことを聞かない。

そのせいで、普段からきちっと従わせられず、子が癇癪を起こした時にはますます悪化させる。

その度に私の自己嫌悪がひどくなって、自分なんか必要ないよな、もう消えたい、と行き着く。

そんな様子を見ていた夫から、なぜそうなるのか?と考察を得た。

①私のやり方は「言うことを聞いてほしい」ではなく「言うことを聞かせよう」としてい

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自分で選んで自分で引き受ける

自分で選んで自分で引き受ける

前項のルーティンについて自分の方向で色々考えてた訳だけど、夫と話していて結果的に育児や生き方の話になった。

夫のスタンスははっきりしている。
その基本の一つとして、
「全ては自己責任」ということらしい。

自分で選んだ結果は自分で引き受ける。
それだけ。シンプル。

親の顔色を窺って従って(従わなければと思って)動く癖が付いている私にとっては、頭では分かってもなかなか出来ない。

子どもの頃に染

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考えてることのメモ ルーティンについて

考えてることのメモ ルーティンについて

・子が風呂に入らない

・毎日入らせるのに苦労している

・今まで入らせ方、声の掛け方などに苦心していたけど(つい感情的に怒ってしまう、おもちゃで気を引くとか毎日続かない)、それとは別に「ルーティンを作る」ということ自体の問題かもしれない

・私はルーティンの上手い作らせ方が分からない

・というか私自身がルーティンを作れていない

・ルーティンが無いと一つ一つの動作に脳の負荷がかかり過ぎてしんど

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今日のはーちゃん

今日のはーちゃん

今朝ははーちゃんを起こさなかったので遅くまで起きてこず、さらに起きてきた後も、ソファで寛いでいた私の横で自分もと思ったのか、シールとしかけブックを開いた。
しかし、仕掛け作りが上手くできないところにイーッとなり、私が手伝おうかとするとさらにイーッとなり、手元になかったハサミを「ママがもってきてよ」と当たり散らしてきた。

私は人の負の感情をぶつけられるのがすごく苦手で、怖くて謙って従ってしまうか、

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今日のはーちゃん

今日のはーちゃん

私はとても面倒くさい繊細さ(負けず嫌いや見栄っ張りとも同居しているので「面倒くさい」)を持っていて、我が子を育てると考えたときに「子ども=繊細」とだけ思い込んでいた。

でも、私と夫の間に生まれてきたはーちゃんはたぶんそこまで脆くはなくて、タフ。
なのに、私の繊細さもキャッチしてくれている気がする。それがすごいと素直に思う。

言葉を話さない赤ちゃんの頃から、私が思い詰めて泣いているときに反応して

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今日のはーちゃん

今日のはーちゃん

昨晩、私が過去への後悔をかなり思い詰めていて、風呂の中でふとはーちゃんに口に出してしまった。
「ママがいなくなったらかなしい?」

すると返ってきたのは「ううん、いいよ」と。

私が何かあると夫に任せてよく一人で家を出ているのが分かるセリフ、あっけらかんとした態度。

思い詰めた気持ちが緩むのがわかった。

そして、はーちゃんは私が最初にうつで実家に帰って療養していた一週間の時も、まだ2歳だったけ

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夫と話したこと、私の育児について

夫と話したこと、私の育児について

前提として
・夫は子の主体性重視、自由推奨派
・私は親から①子は規律を守り親の言うことを聞くもの、と教えられ、また②時に感情的に怒りをぶつけられ、それに傷ついて生きてきたのでそれを繰り返したくない思いが強い、けどそう思う程繰り返してしまう葛藤に苛まれている。ということと知的好奇心から、夫のスタンスで自分も子育てをしてみたいと意識して行動している。

・子によって防御力はたぶん違う
私は防御力が低か

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暇つぶしの集中

子が保育園に行かない。

今は私が休職中なので、タイムリミットが無いから、同じように子も朝の自分の時間を謳歌しているのだ。

私は自分の幼少期のトラウマと自分の持って生まれた性格で、人を叱ることができない。

厳密に言うと、高圧的に命令したり指示したり、怒鳴ったり、感情をぶつけて怒ったりということが出来ない。

自分がされてとても怖かったからしたくない。

そして、この場合は子は「悪いこと」(誰か

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