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「誰の味方でもありません」を読んで
社会学者の古市さんが、以前に出演されていたテレビで、「正しさは時代によって変化する」というようなことを仰っていました。
その言葉を聞いた瞬間に、自分の思考と通ずるものを感じ、あっという間に本書の購入に至りました。
読んでみてまず感じたのは、安心して読める本である、ということです。
ブラックジョークはありますが、少なくとも、無意識な正義に傷つけられる、ということはないと思っています。
冒頭に、「正論は切れ味があまりにも鋭すぎる」ということが書かれていました。
上記について、本書から一部引用させていただきます。
“「正論」を唱える人は、自分が誰かを血祭りに上げているという意識はないかも知れない。なぜなら、それは文字通り「正しい議論」だから。
彼らは「正しさ」のため、社会を良くするために正当な理由と共に誰かを批判しているに過ぎない。”
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そして、わたしはこのことによって深く傷ついた経験があります。
人が常に正しくある、というのはとても難しいことだと思っていますし、間違いのない人生などありうるのか?とさえ思います。
私自身、正しい人間ではないと思っています。
しかし、今後誰かに私の過ちを糾弾されたとしても、私の人生です。
私の人生の責任は他でもない、自分しか負うことができません。
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社会の問題に意見される方がいることは、いつの時代でも変わらないと思います。
それでも、あなたが責任を負うでもない誰かに対して厳しく批判することよりも、自身の人生について見つめる時間に費やした方が時間対効果は高いのではないかなと思います。
まだ書籍の半分ほどしか目を通せていないので、読み進めていく中でまた感じることがあれば記述してみたいと思います。
やはり、読書は脳がスッキリとするものですね🌱
良い時間でした☕️📙
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