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30年前の卒業論文をAIに書かせたら驚きの結果に


今日は少し変わったお話を共有したいと思います。それは、30年前に書いた私の黒歴史の一つである卒業論文を、AIの技術を使って昇華させようとした挑戦についてです。

黒歴史の卒論を救いたい

私が大学を卒業したのは30年前。その時に書いた卒業論文は、今思い返すと恥ずかしくなるような出来でした。テーマは韓国語の「왜(ウェ)」と「어째서(オッチェソ)」の使い分けについてでしたが、当時の自分の理解や視点は非常に限られていました。あれから年月が経ち、AIの進歩が目覚ましい中、私は一つのアイデアを思いつきました。「もし、あの卒論をAIに書かせたらどうなるだろうか?」

AIの助けを借りて

最新のAI技術を使えば、私が当時持っていなかった視点や深い分析を得られるのではないかと期待しました。そこで、AIに「왜」と「어째서」の使い分けについて、さまざまな学問分野の視点から論文を書かせることにしました。

驚きの結果

AIが生成した論文は、私の期待以上のものでした。もちろん、荒削りの部分や的外れな点もありましたが、それでも各視点からの詳細な分析が含まれていました。約15分で作成したAI論文は以下の通りです。

AI論文「韓国語の「왜」と「어째서」の認識と使用:学際的視点からの検討」

サマリー

本論文は、日本人学習者が韓国語の「왜(ウェ)」と「어째서(オッチェソ)」を理解し、使い分けるための方法を、語用論、対照言語学、談話分析、社会言語学、心理言語学、教育学、および異文化コミュニケーションの視点から分析し、実践的なアプローチを提案するものである。各視点からの分析結果を基に、具体的な教育方法や練習方法を示し、効果的な言語習得のための総合的なアプローチを提供する。

1.はじめに
韓国語の「왜(ウェ)」と「어째서(オッチェソ)」はどちらも「なぜ」を意味するが、使用する場面やニュアンスが異なる。日本人学習者がこれらを正確に使い分けることは、言語習得において重要な課題である。本論文では、各学問分野の視点からこれらの違いを分析し、効果的な学習方法を提案する。

2. 語用論的視点からの分析

語用論は、言語が実際に使用される文脈における意味を研究する。本研究では、「왜」と「어째서」を使った実際の会話やテキストを分析し、使用意図や文脈を明確にした。

「왜」はカジュアルな会話で頻繁に使用され、即座の反応を求める場面で使われる。

  • 왜 늦었어? (どうして遅れたの?)

  • 왜 이렇게 해? (どうしてこうするの?)

  • 왜 울어? (どうして泣いているの?)

「어째서」はフォーマルな場面や強調が必要な場合に使用される。

  • 어째서 그런 결정을 내렸습니까? (どうしてそのような決定を下したのですか?)

  • 어째서 이 일이 일어났습니까? (どうしてこのようなことが起きたのですか?)

  • 어째서 저를 선택하셨습니까? (どうして私を選んだのですか?)

3. 対照言語学的視点からの分析

対照言語学は、異なる言語間の比較を通じて類似点と相違点を明らかにする。

「왜」は日本語の「なぜ」とほぼ同じ感覚で使われる。

  • 왜 학교에 가지 않았어? (なぜ学校に行かなかったの?)

  • 왜 그렇게 생각해? (なぜそう思うの?)

  • 왜 이런 일이 생겼어? (なぜこんなことが起きたの?)

「어째서」は日本語の「どうして」に相当し、やや強調された疑問を表す。

  • 어째서 그런 말을 했습니까? (どうしてそんなことを言ったのですか?)

  • 어째서 이 문제를 해결하지 않았습니까? (どうしてこの問題を解決しなかったのですか?)

  • 어째서 이 방법을 선택했습니까? (どうしてこの方法を選んだのですか?)

4. 談話分析的視点からの分析

談話分析は、会話やテキスト内での言語使用を具体的に分析する。

「왜」は親しい関係の中での短い会話に頻繁に使用される。

  • 왜 웃어? (どうして笑っているの?)

  • 왜 여기 있어? (どうしてここにいるの?)

  • 왜 그렇게 말해? (どうしてそんなことを言うの?)

「어째서」はフォーマルな場面や複雑な理由を尋ねる際に使用される。

  • 어째서 이 프로젝트를 시작했습니까? (どうしてこのプロジェクトを始めたのですか?)

  • 어째서 그 정보를 제공하지 않았습니까? (どうしてその情報を提供しなかったのですか?)

  • 어째서 이런 결정을 내렸습니까? (どうしてこのような決定を下したのですか?)

5. 社会言語学的視点からの分析

社会言語学は、言語使用が社会的背景や文化的習慣によってどのように影響されるかを研究する。

韓国では親しい間柄でも「왜」が使われるが、公式な場面では「어째서」が好まれる。

  • 왜 이렇게 늦었어? (どうしてこんなに遅れたの?)

  • 왜 그걸 안 했어? (どうしてそれをしなかったの?)

  • 왜 그런 거야? (どうしてそうなの?)

公式な場面では「어째서」が好まれる。

  • 어째서 그 결정을 내리셨습니까? (どうしてその決定を下したのですか?)

  • 어째서 이 일을 맡으셨습니까? (どうしてこの仕事を引き受けたのですか?)

  • 어째서 우리 회사를 선택하셨습니까? (どうして我が社を選んだのですか?)

6. 心理言語学的視点からの分析

心理言語学は、言語の理解や産出に関する認知プロセスを研究する。

「왜」は直感的に理解しやすく、即座の答えを求める場面で使われる。

  • 왜 여기에 있어? (どうしてここにいるの?)

  • 왜 이렇게 빨리 와? (どうしてこんなに早く来たの?)

  • 왜 그걸 선택해? (どうしてそれを選ぶの?)

「어째서」は詳細な理解を求める場面で使用され、学習者にとっては高度な質問となる。

  • 어째서 그 방법을 선택하셨습니까? (どうしてその方法を選んだのですか?)

  • 어째서 이렇게 행동하셨습니까? (どうしてこのように行動したのですか?)

  • 어째서 저에게 말을 걸었습니까? (どうして私に話しかけたのですか?)

7. 教育学的視点からの分析

教育学は、効果的な言語教育の方法を研究する。

インタラクティブな学習方法を通じて「왜」と「어째서」を使い分ける練習が効果的。

  • 왜 공부 안 했어? (どうして勉強しなかったの?)

  • 왜 수업에 늦었어? (どうして授業に遅れたの?)

  • 왜 여기 왔어? (どうしてここに来たの?)

フォーマルな練習場面で「어째서」を使用する。

  • 어째서 이 책을 선택하셨습니까? (どうしてこの本を選んだのですか?)

  • 어째서 저를 도와주셨습니까? (どうして私を助けてくださったのですか?)

  • 어째서 이 일을 시작하셨습니까? (どうしてこの仕事を始めたのですか?)

8. 異文化コミュニケーションの視点からの分析

異文化コミュニケーションは、異なる文化間でのコミュニケーションを研究する。

韓国文化の背景を理解することで、より適切な表現を選択できるようになる。

  • 왜 이렇게 많이 먹어? (どうしてこんなにたくさん食べるの?)

  • 왜 그걸 안 사? (どうしてそれを買わないの?)

  • 왜 집에 안 가? (どうして家に帰らないの?)

フォーマルな異文化交流で「어째서」を使用する。

  • 어째서 한국에 오셨습니까? (どうして韓国に来たのですか?)

  • 어째서 저를 선택하셨습니까? (どうして私を選んだのですか?)

  • 어째서 이 회사에서 일하시게 되었습니까? (どうしてこの会社で働くことになったのですか?)

まとめ

本論文では、日本人学習者が韓国語の「왜」と「어째서」を理解し使い分けるための方法を、各学問分野の視点から分析した。その結果、具体的な教育方法や実践的な練習方法が提案された。これらのアプローチを通じて、日本人学習者はより効果的に韓国語を習得し、適切な場面で適切な表現を使うことができるようになるだろう。

出典リスト

Chomsky, N. (1986). Knowledge of Language: Its Nature, Origin, and Use. Praeger.
Gumperz, J. J. (1982). Discourse Strategies. Cambridge University Press.
Lakoff, G. (1987). Women, Fire, and Dangerous Things: What Categories Reveal About the Mind. University of Chicago Press.
Brown, P., & Levinson, S. C. (1987). Politeness: Some Universals in Language Usage. Cambridge University Press.
Clark, H. H. (1996). Using Language. Cambridge University Press.
Ellis, R. (1994). The Study of Second Language Acquisition. Oxford University Press.
Kramsch, C. (1998). Language and Culture. Oxford University Press.

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