「遅過ぎる」なんてことはない
来ましたね。
菅総理が「コロナ脳」じゃないのはわかっていました。医師会や野党や知事たちに何を言われようがロックダウンに否定的な姿勢を崩さなかったですし。
去年の段階で彼は「人の流れと感染拡大に相関関係はない」と理解していたはず。「Go To キャンペーン」を進めたのがその証拠です。
ただあの時点では、国民に対してもう少し丁寧な説明が必要だったと思います。それができるほどの知識や確信がまだなかったのでしょうか? 軽症者を重症化する前に治療するための「五類に下げる」という決断を下せなかったのも、あるいはそのせいかもしれません。
陽明学の根本命題「知行合一」が示す通り、わかっていても行動に移さなければ知らないのと同じです。かくいう私も無学の身ではありますが、もう少し声を上げるべきだったかなと反省しています。
では次の自民党総裁選に出る4候補はどうなのか? いまの状況をどこまで理解しているのでしょうか。
「コロナの真実」に関しては↓のブログが参考になります。4候補にはぜひこちらを見て考えていただきたい。
そして↓です。井上正康氏は一部で著書を「トンデモ本」呼ばわりされているようですが、少なくともビル・ゲイツが云々みたいな主張をする人ではありません。マスコミや世間の声に流されないためには、自分の目と頭で判断することが肝要。読ませていただきます。
中国の思想家・孔子は弟子たちに「過ちて改めざる 是を過ちと謂う」と教えました。つまり「過ちを犯したと知っていながら改めようとしない。それこそが真の過ちである」と。人は誰しも間違います。私もしょっちゅう仕事でミスします。大事なのはその後。気づいたら潔く認め、すぐに改める。そうすればお互い様なんです。
次の首相になる方には、特に↑を胸に刻みつけていただきたい。己を正すのに遅過ぎるなんてことはない。思い立った「いま」こそが最高のタイミングです。