「何をしても楽しい」の秘訣
年間総合ランキング1位に輝いた「ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門」は、まさに私が青山ブックセンターで衝動買いした名著です。
「自分」ではなく「自分の愛するもの」を、「商品=What」ではなく「理念=Why」を訴える。それが共感を生むと教えてもらいました。眠っていた脳細胞を目覚めさせ、創造意欲を駆り立てる一冊です。ぜひ。
12月も半ば。各ジャンルで「年間ランキング」が発表される季節です。私も毎年読書メーターで「おすすめランキング」を作っています。今年はまだですが昨年のものは↓になります。
2018年は年末ギリギリに読了した2冊が1位と2位になりました。2017年は同じ作家がワンツーフィニッシュ。我ながら興味深いです。
青山ブックセンターのランキングは売れた冊数で決めているはず。一方読書メーターの「おすすめランキング」には客観的な基準がなく、ユーザー個人の主観がすべてです。いわゆる「データ」として意味を持つのは前者。でも数字の裏付けを持たないから無意味とは限りません。人の心に何かを伝えるうえで個人的な「好き」に勝るものはないのです。
この考え方も前述の「ビジネスパーソンの~」から学びました。補強してもらったと書く方が正確でしょうか。社会人になると、どうしても「自分が好きなだけじゃダメ」とか「仕事と趣味は違う」みたいな結論に流れがち。でもある時、ひとつの疑問が沸き起こったのです。
「趣味みたいに仕事する、仕事みたいに趣味に取り組む」のがダメって誰が決めたんですか?
要は真剣にやり、時間を忘れるほど没頭できればいいだけ。それが仕事ならお金をもらえる。趣味なら楽しく遊べる(SNSが絡んでいればリアクションもいただけます)。どちらが上でも下でもない。いわば車の両輪。双方共に不可欠なのです。
「主観100%」で何かやってみませんか? 「好き」をガチで打ち出しましょう。本気でやれば何でも楽しい!