ハードボイルド書店員が「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」に思ったこと
おはようございます。本日は少し辛口なことを書いたので有料にしました。
テーマは「書店員の仕事にとって最も大事なものは?」「本が売れないといわれる時代、現場の書店員が考えるべきことは?」です。あるいは、他のジャンルで働く人にも通底する何かが含まれているかもしれません。関心のある方はぜひ。
なお、いただいたお金は、推しの本屋さんで「これは職場で置きたいから読んでみよう」と感じた書籍を買うことに使わせていただきます。
*******************
先日「書店員が選ぶ ノンフィクション大賞 2024」が、三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)に決まりました。おめでとうございます。
私自身まったく本を読めない時期を経験したので、興味深いテーマです。著者の書店に対する思いも大変嬉しい。胸に響きました。
この本を売りたい、皆さまへ勧めたい気持ちは当然持っています。しかし同時にちょっと異なる感情があることも事実なのです。
ここから先は
1,448字
¥ 300
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!