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コラム街

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ここはコラムしかない場所、「コラム街」。 コラムコラムコラム……どこを見てもコラムしかありません。なぜでしょう?  企画力をみがく講座「企画でメシを食っていく」で、 受講生…
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2019年2月の記事一覧

「お店への予約」を工夫するだけで、こんなにいいコトがある!

”予約”から食事は始まっている。 お店をやっているので、当たり前ですが、予約の電話をよく取ります。笑 また、食べること自体も好きなので、休みの日には、いろんなお店をめぐっています。 お店の人として、お客さんとして、予約をとるための電話と向き合ってきた結果、いいサービスをしてもらいやすくなる予約の仕方が、わかってきました。それがわかってからは、予約は、なるべく電話でするようになりました!すこしでもなにかお役に立てれば、嬉しいです! 食事は”予約”から始まっている。 実は

罪作りな文学賞(小説編集者の「先生には言えない話」②)

先日、直木賞のパーティに行ってきた。 直木賞は影響力の大きな賞。公的な賞のような印象もあるが、事実上文春という私企業が主催している賞である。だから候補作には必ず文春の作品が入っている。 2作入れてくる回も多い。なんだかズルいような気もするが、公的な賞ではないので、自由なのである。 もちろん選考委員の先生方は完全に中立なので、候補になってからは作品の勝負となる。 そして直木賞は罪作りな賞だ。 候補作を事前に公表するので、先生は選考会当日、ヤキモキしながら待つことになる。

年表を眺めながら#1『少年ジャンプと私』

社会学者・田中俊之さんの『<40男>はなぜ嫌われるか』には、今の<40男>たちがどんなふうに社会に影響されてきたかを指摘する箇所がある。僕が歴史に興味を抱くきっかけになった文章だ。 40男が少年だった頃、『週刊少年ジャンプ』が全盛期を迎え、ファミコンによって家庭用ゲーム機が爆発的に普及した。1980年代に人気だった『キン肉マン』や『北斗の拳』、あるいは、1990年代を代表する『ドラゴンボール』や『スラムダンク』の愛読者で、絵が得意だった少年たちは漫画家になりたいと願っていた

#勝手にブレスト 第1回

どうも、🐣ひよっこプランナー🐣です。 いきなりですが、アスリートにとって技の練習なしには結果は出せない。 アーティストにとって、演奏の練習なしには結果は出せない。 では、広告やPRのプランナーにとって結果を出すための、企画の練習とは何だろうか。 それは、恐らく企画を考え続けることだ。仕事でもプライベートでも何かを見た時に、勝手に頭の中で企画を妄想しているような人は企画の基礎体力があると思う。だから、新人プランナーの自分は基礎体力を付けるべく、「#勝手にブレスト」という企画の遊

母へ贈るミネストローネ 〜処方レシピ 1皿目〜

食事とは、精神補給である。 先日、そんな言葉を耳にした。 それからは、ずっと真ん中にいる。 栄養補給だけではない。 心も体も満たしてくれる。 思い出の味は、精神補給だ。 思わず笑顔になる。 だれかの思い出の味を作ろうと思い、聞いた。 『料理が得意ではない母のレパートリーは限定的だった。そのうちの1つはミネストローネ。ケチャップ頼りの人工的な味わい。笑』 『でも、それが結構好きだった。』 そんなことを聞いたので、ケチャップベースのミネストローネを作ってみた。 合

落ち葉の下に広がる世界。

道端に無造作に散っている落ち葉。 普段、気にとめられる事もなくただそこに落ちている。 そんな落ち葉の下にも世界が広がっているのではないだろうか。 落ち葉の下葉っぱが枝から落ちて地面に着くまでの間、 地面との距離は緩やかに素早く縮みながら葉っぱの下に広がる空間も形を変えていく。 落ち葉を覗き込むと落ち葉が創り出す空間の豊かさに感動する。 落ち葉一つ一つの形状が違う為、様々な建築を見ているような気分になる。 乾いた葉脈が建築を形作る構造物のように自身を支えているようにも見

生理休暇とルナルナ上司

毎月やってくる生理。眠いしだるいし足は浮腫むしお腹痛いし腰も痛いしなんか無性にイライラするし旅行と被ったら全部台無し。なんで女だけ毎月一週間、苦しまなきゃいけないのか…!晩婚化が進んでいる現代。子どもを産む予定なんてなくて、バリバリ働いている女性がほとんどではないでしょうか。私もその一人です。もうめんどくさいから掃除機かなんかでズバッと血吸って終わりにできないかな…、子ども欲しくなったら生理になるように進化しないかな…、と生理がくるたび妄想せずにはいられません。日本では生理休

耳からよだれが出そうなシンプルな言葉

食いしん坊だと思う。 食べるのはもちろん、目や耳で味わう「語られるごはん」も大好き。人が話すある食べもの、外国文学やエッセイに出てくる料理は、どれもまばゆい。それがカエルの食べるちょうちょのサンドイッチでも。想像力というスパイスの効果は大きい。 昨年まで地方新聞社で記者、編集者をしていた。 ローカルマガジンを作っていたとき、レシピコーナーの取材が何より楽しかった。料理上手な主婦らに旬の食材を使ったレシピを教わるのだが、撮影中の他愛のない会話にも、耳からよだれが出そうな料

「広告目線な日本ステキ発見!」#1 島根県

はじめまして。 ほうしょうまりと申します。小さいころから人生の大部分を海外で過ごし、就職とともに東京の広告代理店で働きはじめてからはや 5 年目。なんと今年の春から、日本の各地域の魅力を伝える旅行分野の担当になってしまいました。これを機に、日本のリアルを見てみたい!そんな思いを持ちながら、28 歳でいる来年 8 月までに、47 都道府県すべてを回ることを目標に、旅をしております。現在 33 都道府県達成済み。(2019 年 2 月 1 日現 在)。このコラムでは、今まで旅し

人間の会話に飢えているときに「Crony」 第1回

2017年10月。私は猛烈に疲弊していた。今まで感じたことのない種類の疲れであった。 その年の7月に人生初の転職をしたばかりの私がその頃感じていたのは「コミュニケーション飢餓」。新しい業務になかなか慣れることができず、また業務そのものも難しかったのだが、それを上回って感情のTOPに来ていたのはこれだった。 そのコミュニケーション飢餓を埋めるべく、私は家の近所にあるCrony(クローニー)というBARに通った。通い詰めた。元々常連でよく行っていたのだが、この頃の私は4日連続

はじめての〇〇!   サウナ編

このコラムは、僕の初体験を文字と絵で説明することで、皆さまの初体験のハードルを下げようという企画。初心者目線で、あえて詳しく調べず書いてみる。 サウナ好きは、変態だ。我は暑さを我慢できる者なり。それを見せつけるために長時間灼熱の空間に居座り、出てきたかと思えば恐怖の水風呂に身を投じる。何考えてんだコイツら。それがサウナへの以前の印象である。 ある時期にサウナ好きの友人が増え、機会があって師範ヤマジにサウナを教えてもらうことに。いざ体験。いわく、3つのステップが必要なのだと

第一回「集中力が8秒しか保たない時代の舞台芸術の効用」

人の集中力は今の時代8秒しか続かないらしい。 15年のマイクロソフト調査だ。8秒と言わずとも、インターネットが行き渡り、今や四六時中情報に晒されている現代の私たちにとって、スピード感というものはとても重要な要素になってきている。そんな時代に、2,3時間を拘束されハズレのリスクのある舞台より、次々とスワイプしていって数秒のうちに何度も笑ったり衝撃を受けたりするものの方が流行るのはなんの不思議もない。私も最近はチケット代の安価な映画ですら、2時間ほどを拘束されると思うと躊躇して