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「広告目線な日本ステキ発見!」#1 島根県

はじめまして。

ほうしょうまりと申します。小さいころから人生の大部分を海外で過ごし、就職とともに東京の広告代理店で働きはじめてからはや 5 年目。なんと今年の春から、日本の各地域の魅力を伝える旅行分野の担当になってしまいました。これを機に、日本のリアルを見てみたい!そんな思いを持ちながら、28 歳でいる来年 8 月までに、47 都道府県すべてを回ることを目標に、旅をしております。現在 33 都道府県達成済み。(2019 年 2 月 1 日現
在)。このコラムでは、今まで旅した中で見つけた「これはなかなか秀逸だな〜」と思った広告から、その都道府県のステキな所を掘り下げていきたいと思います。

#1 : 島根県

時は 2 月初め。2019 年が始まってからしばらく経ったものの、風水的には年の始めである立春ももうあと数日。仕事では年度末に向けて、色々な案件のまとめや、来年度の話題が出て来始め、今年度も終わりに近づいている気配...。そんな忙しさの予兆に、すでに疲れ始めている私は、今回島根県を旅しています。


島根県といえば、出雲大社。これからあらゆるご縁、いや本当は主に恋愛面でのご縁がありますように...とお願いをしようとしたところ、ふと立ち寄った温泉でこんなポスターを目にしてしまった。


「湯船すべてが、まるで化粧水。」

湯船すべて...!?
化粧水だと...!?
乾燥肌と冷え性に悩まされはじめている私のためのような場所。
入らないわけないじゃないか。

もちろん速攻でこの温泉に立ち寄った。
場所は玉造温泉という島根県松江市にある温泉街。1300 年前からある日本最古の湯としても知られており、そのすごさは出雲国古事記にもこう書かれているほどだ。
「一度入浴すればお肌が若返るようになり、二度浴すればどんな病も治癒してしまう。その効能が効かなかった事は聞いたことがないので人々は神の湯と呼んでいる」
なぜここまで効果があるのかというと、玉造温泉には、肌にハリを与え、アンチエイジング効果がある硫酸イオンや、うるおいを⻑く保つために肌に細かい膜を張る塩化物がほかの場所よりも多く含まれているからだそうだ。

そもそも、島根県は、POLA が毎年肌のビッグデータを使って実施している美肌県グランプリで 2018 年度堂々1 位を獲得しているほど、肌に嬉しい県。その大きな理由としては、水蒸気密度が全国 9 位と乾燥が少なく、日照時間が全国 11 位と比較的短く、紫外線の影響が少ない気候もおおきな要因だそう。また、日本酒やしじみなど、肝臓の調子を整えたり、肌をつくるアミノ酸の元となる食べ物も多くある。


訪れるだけでエステ効果のある島根県。
季節の変わり目、年末の忙しさを前に一息つくにはぴったりな場所かもしれない。

企画メシ4期の有志で寄稿するコラム集、「コラム街」。
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https://note.mu/bookandmusic/n/n918043f2d2f2

#企画メシ #コラム街

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