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Vol12:本を届けるということは、命を繋げていくということ
僕は、就職するまで全く本を読まなかった。
本を読む意味がわからなかったし、本を読むことの大切さを知らなかったからだ。
働いて本に携わるようになってから気付いたことがある。
それは、本が作られてから読者に届くまでの流れが家族みたいだということ。
出版社 (祖父母) 出版社の営業 (著者の兄弟姉妹)
↓
著者 (夫又は父) 編集者 (妻又は母)
↓
読者 (子) 書店 (読者の兄弟姉妹)
本は出版社から読者に届くまでに、様々な人が携わっている。
まるで、家族が次の世代に繋げていく『命』と同じだ。
つまり、本を届けるということは『命』を繋げるということだ。
僕は、そのことに気づいてから、この命(本)を繋げてことを志事にしていこうと決めた
本は人同じ。
だから、電子書籍ではなく、紙の本でないと意味がない。
そのために、本屋を残していきたい。
売れるための本を作るのではなく、本当に届けたい本を大切に読者に届けていく。
途中で流れが切れてしまうというとこは、命が絶えてしまうということ。
だから、この流れを大切に絶やさないようにしていかなければいけない。
何かひとつ欠けてもいけない。
だけど、一人じゃ限界がある。
本が好きな人、本屋が好きな人が、一人でも多く増えることで、一緒に応援して欲しい。
一緒に命(本)を繋げていきましょう。
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