季節性うつについて(うつ病の初心者向け総合ガイド)
この記事では季節性うつ病とはどういうものかをお伝えしていこうと思います。季節が巡る度にうつ状態になるのはつらいですよね。
こちらの書籍を読んで気になったところを要約していきます。
季節性うつとは
一般的には秋、冬からうつ状態になり、翌年の春以降に治るうつ病のことを言うようです。日照時間が短いことが原因とのことで、毎年繰り返すことから「反復性冬季うつ病」と言われることもあるようです。
オイラも季節性うつと言われたのですが、具体的には秋の敬老の日や秋分の日あたりから10日前後と、3月の春分の日あたりから10日前後が調子が必ず悪くなります。
これだけ見ると違うんでね?という気がしますが、オイラはうつ病を患っているので、どうせ同じやし!って診察なのかもしれませんね(;^_^A
オイラは2~3年連続で春、秋に10日間前後起きられず休んだことがあります。当時の現場は優しかったなwww
日照時間が短いとなんで「うつ」になるのさっ?
これはもう、うつ病になったことがある人は、なんとなくわかると思います。あれだけ朝散歩がうつ病にいいと言われたら、誰だってわかりますよねwww
朝日を浴びることによってセロトニンという神経伝達物質が増加し、うつ状態を改善すると言われています。そのほかビタミンDの生成や、体内時計のリセットなどが行われ、健康的な生活リズムに整えられるということで有益だとのことです。このことから冬季は日照時間が短いので、そのことが季節性うつ病と関係していると言われています。
え?そうなの?
じゃ~、朝に何が何でも浴びようと思っていたのって何さ?って思いますが、きっとオイラは日照時間だけではなく、日差しの強さも関係するのかなぁなどと思います。
この季節性うつ病は赤道直下の国々では発症率が著しく低下し、赤道から離れれば離れるほど発症率が高くなるそうです。
で、あれば!白夜がある国は、発症率は高いにもかかわらず、太陽が沈まないという状況なので、恐らく日差しの強さも関係があるのだろうなと思います。
加えて気温の低さなども関係しているのではないかと個人的には思っています。そういう事も考えると、環境や天候によって左右されることがあると思います。
季節性うつ病の症状
気分が落ち込む、人に会いたくない、人生が行き詰った気がする、疲れやすいなど、うつ病とほぼ同じ症状ですが、毎年決まったサイクルがあるとのことです。秋や冬に抑うつ状態が始まって、春や秋に治るとされています。前述したように反復性冬季うつ病と呼ばれる所以です。
また、季節性うつ病を持っている人は、3割の人が春から夏にかけて気分の高揚を感じることがあるようです。
オイラも確かに春から夏、もしくは梅雨明けから7月中の夏が大好きですね。新緑で晴れた5~6月の気分のいい気候も好きです。梅雨はさすがに好きになれないのですが・・・。
季節性うつ病を予防するには
冬の間もなるべく日光を浴びることと、簡単な有酸素運動が効果的とのことです。ウォーキングが最適ですね。冬は寒くて外に出るのはおっくうになりがちですが、外に出ることで暗鬱な気持ちになる事を避けられるのであれば、積極的に出かけた方が良いでしょう。
ただ、ウォーキングが通年日課になっている人の季節性うつ病の発症率ってどうなんだろう?それほど高くないのかしら?
なんとなく、うつ病の人でこの辺り改善しているのかも知りたいですね。って、オイラが季節性うつ病を持っているんだから、実験しなさいよって話ですよね(;^_^A
さいごに
季節性うつ病とはいえ、原因や症状は普通のうつ病の人と同じようです。したがって予防についてもあまり変わりはないようです。朝日を浴びて適度な有酸素運動を行うことで、改善していくとのことですので、お金もかからないですし、自分次第なところがあります。
冬でもなるべく晴れた日は、しっかり防寒して散歩にいそしみましょう。
下記書籍はこのほかにも盛りだくさんな情報が満載です。もしよろしければご覧くださいね。