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家庭菜園を始める前に読むべき本

おはようございます。つちいじりです。
今日は素敵な農本の紹介です。

種から種へ 命つながるお野菜の一生 

植物観察家 鈴木 純

普段食べているお野菜の一生を追いかけた、ドキュメンタリーであり、図鑑であり、エッセイです。

鈴木純さんは植物観察家として、街中や公園で見ることができる草花の不思議や面白さを伝えている方です。

前作も「え!そうなんだ!」という驚きと発見の連続で、都会生きる草花を見るのが楽しくなりました。
詳しくはこちらから↓

その純さんの新刊ということで期待せずにはいられない。

いつものように素敵な写真の数々。この写真を見るだけでも楽しいです。

種から種へのタイトル通り、種から芽が出て、葉が生えて、実ができて、また種ができるまでを追いかけています。

毎日のように食卓に並んでいるお野菜たちのことを、自分はいかに知らなかったかと愕然としつつも、植物ってやはり生き物だなと感心させられます。

本当によく考えられている?とにかく不思議です。

土いじり的こんなことになっていたんだトップ3

1.きゅうりのトゲ(神秘的で美しい)
2.道ばたに生えるニラ(え、そんなところに?!)
3.オクラの花(初めて見たけど、観賞用みたいなかわいさ)

他にもアスパラガスの葉っぱにみえるところは実は・・・ごぼうは実はxxの仲間とか、つる植物のつるは途中でxxxなど「へぇ~」ボタンが止まりませんでした。

内容は読んでからのお楽しみです。

きっと読者をお野菜の不思議で包み込んで、驚きと感動が波のように押し寄せることでしょう。

作り方を一切教えていないのに家庭菜園をやりたくなる本No.1です。
農家さんはこういうことをよく知っている。
その特性や不思議を理解してお野菜の自然な生長を後押ししていると思うとやはり崇高な職業だと思います。

日頃、スーパーや食卓に並ぶ「いつものお野菜」をいただくことが、動かない植物の奇跡の連続の上に成り立っていると知ると見え方も味も変わってきます。

ぜひご賞味あれ!



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よっしー@農ライフ・コーチング
都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。