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活動ログ

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Beuysの活動を記録するマガジンです。 主に、自主制作やコンペ参加への振り返り記事になる予定です。
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記事一覧

インフルエンサー社長が抱えるリスク。

インフルエンサー社長が抱えるリスク。

”令和の虎”に出演する社長たちが違法賭博をして活動休止になった事件を見て、思ったことがふたつある。

ひとつは「インフルエンサービジネス」について。そして、もうひとつは「その手段を取ることの生きづらさ」についてのふたつだ。

まず、前者のインフルエンサービジネスについてだが、平成の後半から今にかけてのビジネスでは、社長自らがインフルエンサーになることが、マーケティング戦略上有効な手段になってきてい

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後編:ビジネスコンペにトライした話し。

後編:ビジネスコンペにトライした話し。

こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
この記事は、前回書いた「ゲオマッチ」の続きで、ふたつめのアイデアです。

このアイデアはシンプルで、かなりストレートな案なのですが、みんな(老若男女)が抱えるコーディネートの問題を気軽に解決できることもあって、個人的にも実現してほしいと願うサービスでした。
※このアイデアも最終に残ることができませんでした。めっちゃ残念!

ユーザーにと

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古塔つみさんの「トレパク疑惑」から考えるオリジナリティについて。

古塔つみさんの「トレパク疑惑」から考えるオリジナリティについて。

今日は「古塔つみさんのトレパク疑惑」から考えるオリジナリティについて書いてみたいと思います。

事件の詳細については、色んな記事が出ているのでそちらを見ていただきたいですが、ざっくり云えば「権利者の許諾を得ずに投稿・販売」をしたことが問題に挙げられています。

この事件から、3つのことを考えました。ひとつは「なぜこの事件が起こったのか?」ということと、ふたつめに「なぜトレパクが悪いのか」、そして最

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前編:ビジネスコンペにトライした話し。

前編:ビジネスコンペにトライした話し。

こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
活動記録として、昨年参加したアイデアコンペについてnoteを書いています。

※この記事は、企画を成仏させるための振返りを兼ねているので、コンペ自体は最終に残ることができていませんのであしからず。

今回参加したのはWemakeが主催する 「ゲオ新規事業アイデアコンテスト2021」で、以下2つのテーマに沿った提案が求められていました。

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レペゼン地球に見る、プロセスエコノミーの話。

レペゼン地球に見る、プロセスエコノミーの話。

今日はレペゼン地球に見る「プロセスエコノミー」について書いてみたいと思う。

この話の核は何かというと、プロセスが売れる今の時代では「挑戦」そのものがコンテンツになり、「成功の可否」に関わらずマネタイズができるという「挑戦インフラ」にある。

挑戦するプロセスがマネタイズになるということは、一見無謀に見えて無謀ではなく、やり方によっては、安全圏での挑戦ができるようになったということである。もちろん

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デジタルマネー時代の財布のミライ。

デジタルマネー時代の財布のミライ。

どうも、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
先日、デザイナーの奥田氏と行っている週イチの定例ミーティングで、こんなニュースがありました。それは「中国人は財布を持つのをやめた」という話です。

参考記事:財布を持たない、という日常-中国におけるキャッシュレス化の浸透度

上にあげたこの記事がもう4年も前のものなので、今はまた違う変化を遂げているかもしれませんが、日本ではまだ当たり前にみ

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お賽銭の手数料赤字問題を両替マッチングアプリで解決。

お賽銭の手数料赤字問題を両替マッチングアプリで解決。

こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
先日、デザイナーの奥田氏と行っている週イチの定例ミーティングで、こんなニュースがありました。

それは、お賽銭の手数料赤字問題です。この問題をざっくりお伝えすると、これまで無料だった入金手数料が有料になったので、1円、5円の少額硬貨をバンバン入れられても、手数料の方が高いのでお賽銭が消えてしまうという問題です。

場合によっては、一円も

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「Me Ring」。性の多様性を受け入れた社会のコミュニケーションをハック。

「Me Ring」。性の多様性を受け入れた社会のコミュニケーションをハック。

こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
この記事は、前回書いた、以下記事の続きで3つ目のアイデアです。

前回の記事:「CREATIVE HACK AWARD」2つ目のアイデア「みんなが平等に使いづらい自販機」。

このアイデアが解決するのは、”LGBT”や”SOGI”に関する問題で、マイノリティ同士の恋愛のすれ違いや、リテラシーの有無によって不用意に相手を傷つけてしまうこと

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「みんなが平等に使いづらい自販機」。平等を目指す社会をハック。

「みんなが平等に使いづらい自販機」。平等を目指す社会をハック。

こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
この記事は、前回書いた「お卒暮」の続きで、ふたつめのアイデアです。

このアイデアは、現代の課題について考える際に、奥田氏がポロッと口にした、「最近のポリコレの対応は行き過ぎていると思う」。という話から端を発し、行き過ぎだと思える多様性や、平等・同一化についてのアンチテーゼとして「同一化による不便」を「日常風景にある自販機×右利き優位な

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「お卒暮」退職時の言い出しづらい空気をハック。

「お卒暮」退職時の言い出しづらい空気をハック。

こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
活動記録として、昨年参加したデザインコンペについてnoteを書いています。

参加したのはWIREDが主催する 「CREATIVE HACK AWARD」。
テーマは「HACK(ハック)」で、以下の強いメッセージから始まるのが印象的なコンペでした。

挑戦的で表現方法も委ねられるこのテーマを前に「芸大生時代が懐かしくなるね」。なんて言い

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文房具コンペにトライした話し。Rememo(リメモ)

文房具コンペにトライした話し。Rememo(リメモ)

こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
活動記録として、最近参加したデザインコンペについてnoteを書いています。

参加したのは「コクヨデザインアワード」のコンペで、テーマは「UNLEARNING」。※現在は最終に進む10組のファイナリストが決定し、最終審査は3月となっています。残念ながら私たちは残ることができませんでした。これは悔しい!

という悔しい状況なので、成仏させ

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香りをテーマにしたコンペにトライした話。「メッセージフレグランス」

香りをテーマにしたコンペにトライした話。「メッセージフレグランス」

こんにちは、Beuysで企画やコピーを担当している上田です。
最近参加した、デザインコンペの活動記録としてnoteを書いています。

今回、参加したのは「富山デザインウエーブ」のコンペで、3つあるテーマの中で「香りを拡げる」を選択しました。

富山デザインコンペの特徴は、全国初の「商品化」を前提としたコンペのため、地元企業が抱える課題がテーマになっています。今回も実際に取り組む企業がベースにあるた

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新しいプライバシー領域の概念「YES NO トビラ」

新しいプライバシー領域の概念「YES NO トビラ」

こんにちは、Beuysの上田です。
自分は、主に企画とかコピーとか、調整とかフロント部分を担っています。

今日は、先日応募したコンペが残念ながら通過しなかったので、活動記録としてとっておこうと思いnoteを書いています。

で、どんなコンペだったの?なんですが

コンペのお題は「THE NEXT WELLBEING」です。
ざっくり云うと、コロナによって個人も社会も、生活とか、生き方とか変わりま

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