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騎手を読む。

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騎手について書いた記事、騎手本の読書感想記事。
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記事一覧

固定された記事

(今更だけど)武豊のすごさを考える。

ウマ娘には、武豊は出てこない。 ウマ娘のアニメをゆっくり観ている。 今のところ、シリー…

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「調教師になったトップ・ジョッキー」蛯名さんの本、読了。

競馬ネタ、連投💦 蛯名正義調教師の本を読み終えました。 蛯名さんというと、騎手時代の成績…

稲庭うどん
7か月前
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福永祐一著「俯瞰する力」を読みました。

今日発売の、福永祐一初の著書。 発売されること自体知らなかったのですが、Twitterで知って…

稲庭うどん
8か月前
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3月4日の出来事。よかったよかった。

昨日、福永祐一騎手が阪神競馬場で引退式を迎えた。 奇しくも、父・洋一さんが落馬事故で引退…

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忘れないことぐらいはできる。〜後藤浩輝「後藤の語!」を読み返した。

2月末は、競馬ファンにとっては別れの季節。 騎手や調教師の引退時期である。 今年は何と言…

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久々に競馬本。〜河内洋「一生競馬」と、別冊宝島「競馬騎手読本」。

久々に競馬本のご紹介。 河内洋「一生競馬」(聞き書き・加賀谷 修) ちょびちょび読み進め…

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競馬記憶が最も濃い時期のエッセイ。〜田原成貴「競馬場の風来坊」を読み返して。

こちらの本を久々に読み返しました。 田原さんと言えば、騎手生活の最後の数年、マヤノトップガン、フラワーパーク、ワンダーパヒューム、ファイトガリバーなどでG1を勝ちまくった華やかな姿が目に浮かびます。 もちろん、それ以前のトウカイテイオーやマックスビューティなどとのコンビも有名ですが、自分はその頃はまだ、競馬ファンではなかったです。 しかし騎手引退後、調教師となるも、2001年に覚醒剤取締法で逮捕されると、調教師免許を剥奪され、競馬界から離れざるを得ないことになってしまい

結論を先延ばしして読書に逃げる〜「武豊対談集 頂上を駆ける」。

結論は先のばし 週末のマイルチャンピオンシップ、枠順は出ましたが結論はまだまとまりません…

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騎手の仕事を強引にサッカーのポジションで例える。

「競馬」と「サッカー」の融合? 相変わらず、サッカーに引きずられ、競馬のインプットをサボ…

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福永祐一騎手引退に思うこと。

競馬サボっていたらビッグニュースが。 時間は有限というけど、何か情報をインプットしようと…

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武豊に続く競馬界の顔、誰だろう問題。

なんか、福永祐一騎手、調教師一次試験に通ったらしい?みたいな噂が流れていて、競馬ファン界…

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オークスは女子高生がいきなり過酷なマラソンに挑戦するようなもの。〜名ジョッキーの…

イメージを膨らませ中。 今週末は3歳牝馬のクラシック第2戦、オークス(優駿牝馬)が東京競馬…

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出遅れは騎手のせいじゃない。〜小島太「競馬八方破れ 言いたい放題」を読んだ。

こちらの本を読み終えました。 小島太著「競馬八方破れ 言いたい放題」 小島太と言えば。 …

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”ジョッキー”と呼ばれた男。〜岡部幸雄「馬、優先主義」を読んでいる。

こちらの本を、拾い読み中。 「馬、優先主義」 平成元年(1989年)〜平成三年(1991年)にかけ、毎週サンケイスポーツに連載されていたコラムを一冊の本にしたもの。 当時の空気が伝わってくる本である。ただ、読み方としては、最初から通読するというよりは、興味を引かれた部分を拾い読みしている感じ。 例えば、1990年の有馬記念直前のコラム。 初めての騎乗を依頼されたオグリキャップについて、前走まで騎乗していた河内洋に、クセがあるかどうか聞いてみた、というエピソードが紹介され