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結論を先延ばしして読書に逃げる〜「武豊対談集 頂上を駆ける」。

結論は先のばし

週末のマイルチャンピオンシップ、枠順は出ましたが結論はまだまとまりません。

有力馬が揃って内枠に入りました。

シュネルマイスター・2枠4番
サリオス・3枠5番
ソダシ・3枠6番

去年の同レースが、コースの内側が荒れ外有利になったと思うので、いよいよ予想が難しい・・。

まあ、当日雨予報とはいえ、いつどのぐらい降るのか、それによりどのぐらい馬場が荒れるのか見極めないといけないので、最終的な買い目は締め切り前だろうな…

週中に予想印を打たなければいけない予想家は大変だと思います。

予想に疲れてこちらの本をつまみ読み。


武豊 対談集「頂上を駆ける」

2000年発行

武豊騎手がスペシャルウィークで初めてダービーに勝った頃に、競馬界のみならずいろんなプロスポーツのアスリートたちと対談したものをまとめた本です。

この記事のトップ画像、田原成貴さん(この時は調教師)とは、1998年のダービーについて特に詳しく騎乗技術について語り合っています。

田原さんが武豊騎手を絶賛し、暗に福永祐一騎手(キングヘイローに騎乗)に苦言を呈していたり、いま読み返しても興味深いです。

まさか、福永騎手がその後ダービーを3勝もする名騎手になるとは、この時誰も予想していなかっただろうし、田原さんにしても、東スポ所属の評論家として”展開予想”や、”イタコ芸”を披露してますね・・。


あとは、「豊対談」、元プロ野球投手の江夏豊さんとの対談も興味深かったです。

勝負に臨むにあたり、意外ともっとも大切なのは勝負どころ(競馬なら最後の直線)よりももっと前、道中のリズムであり、そのリズムを作るためのスタート、スタート後の一歩目、というような話を豊騎手がしています。


一度崩れたリズムを持ち直せるか?


「リズム」をキーワードに強引にマイルCSに話を戻すと、応援したいサリオスは、現役生活の中で2年前、3歳の秋のマイルCSからリズムが狂ってしまったように感じます。

本来、3歳秋・緒戦の毎日王冠快勝後は、天皇賞(秋)に向かうべきだったかも?

しかし、同一馬主のアーモンドアイがいたためか、天皇賞をスキップしてマイルCSに向かい、結果レースで出遅れ初めて連対(1・2着)を外し、そこから2年間勝ち星なしで7連敗。

そして連敗を脱出したのが前走の毎日王冠。

その後、個人的には天皇賞(秋)に挑戦しても良かったかも、と思いますが、この秋の目標は最初からマイルCSだったようです。

私はなぜかこういう、華々しくデビューしてスター街道に乗ったのに、その後低迷してしまう馬が昔から好きなようです。

ロイヤルタッチとか、ペルーサとか・・。
(以下、これら馬たちの思い出記事です)。


やっぱり、サリオスを応援したいな・・。

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