稲庭うどん

馬オヤジのごった煮note(4年目) / 競馬雑記、積読、映画、野球、子育て等 / 中…

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馬オヤジのごった煮note(4年目) / 競馬雑記、積読、映画、野球、子育て等 / 中国出張多めで中華風味強め。

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安田富男「泥棒ジョッキー・競馬に勝つ!」を読んだ。

思わずタイトル買いしてしまった。「泥棒ジョッキー・安田富男の競馬に勝つ! ーバカ面白くって役に立つ方法」をネットで購入。 1991年発行の本。またしても90年代の本を買ってしまった。しかし、この頃の競馬本はなんか心引かれるものがある。 ”泥棒ジョッキー”って本人はどう思っているのかと思ってしまうけど、自著の本のタイトルに使うぐらいだし、この本を読んでも、自分の個性として認めているようだ。 あとこの本、口述筆記ではないかと思うほど、全編通じて語り口調で、富男の声が聞こえる

    • かつて、上海には三つの競馬場があった。(4)イギリス人が描いた「老公園」。

      「かつて上海に競馬場があった」シリーズ、個人的な興味がまだ続いています。 この記事で4つ目なのですが、過去3つの記事のタイトルに統一感がなかったので、タイトルを変えさせて頂きました。 メインタイトルを「かつて、上海には三つの競馬場があった」として、過去三回分に以下のサブタイトルをつけました。 (1)短期間で二回も引越し!? (2)最初の競馬場「老公園」はスモールサイズ。 (3)今も残る「新公園」のカーブ。 * 1つ目の競馬場「老公園(オールドパーク)」、2つ目の

      • かつて、上海には三つの競馬場があった。(3)今も残る「新公園」のカーブ。

        かつて上海にあったという競馬場について、情報を集めて整理中です。 五月雨式なのですが、二つ記事にしており、今日の記事で三つ目です。 一つ目の記事では、短い期間(1850年〜1862年)の間に二度も引越しをしていた事実にびっくりした、という内容でした。 二つ目の記事では、最初の競馬場(老公園=オールドパークと呼ばれた)が小さ過ぎるのが気になり、現地にも足を運んでみた、という内容でした。大体の場所はわかり、その狭さは実感できたのですが、老公園の面影は残念ながら、見つけること

        • 本屋について考える。上海書城はだいじょうぶ?

          一昨日書いた記事が珍しくビューが伸びています。(私のnoteにしては、ですが・・)。 noteは、本屋について考えたり、調べたりした記事と相性がいいようです。 先月書いたこの記事も、スキを多くいただき、30スキぽち超えはかなり久々でした。嬉しいです。 中国の書店訪問記事は、もう少し溜まったらマガジンとしてまとめてもいいかなと考えています。 * ところで、中国で大型書店を始めとした、リアル書店の苦境が続いているようです。 少しネット検索しても、上記西安の蔦屋も10月

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        安田富男「泥棒ジョッキー・競馬に勝つ!」を読んだ。

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          「本屋では本買わない( ; ; )」西安TSUTAYA、閉店らしい。

          西安に2021年3月にオープンした蔦屋書店が、来月閉店するというニュースを見ました。 「蔦屋書店、中国で最初の閉店。リアル書店の活路はどこに?」という記事。(リンクから中国語記事に飛びます。) この書店がオープンした時のプレスリリースはこちら(↓)。 * わずか三年半で閉店とは、厳しいですね。 日本の本屋さんも大変ですが、中国もリアル書店は厳しいよう。 記事では、やはりオンラインで買う消費者が増えていて、リアル書店では、立ち読みはするけど、実際の購入には結びつかな

          「本屋では本買わない( ; ; )」西安TSUTAYA、閉店らしい。

          かつて、上海には三つの競馬場があった。(2)最初の競馬場「老公園」はスモールサイズ。

          先日、かつて上海にあったという上海競馬場について、ネットで調べたことに基づいて記事を書きました。 本日の記事は、自分で気になっていたことについて少しまた調べ、現地にも行ってみての情報アップデート記事となります。 ご興味ある方ぜひご覧いただければ、嬉しいです。 * 気になる、老公園の狭さ。 これまで調べる中でとても気になっていたことの一つが、当時、「老公園(オールドパーク)」と呼ばれたという、最初の競馬場の狭さでした。 老公園は、以下①の場所にありました。 コース

          かつて、上海には三つの競馬場があった。(2)最初の競馬場「老公園」はスモールサイズ。

          まだ読んどんの会。〜摘読日記_77

          この本をまだ読んでいる。 今日はこれを読もう、と手にしたのが3ヶ月前。 そして、すっ飛ばし読みで片付けたのが、一月半前。 そして、最近またちょいちょいページをめくっている。 読み切りたい気持ちは、あるのだけど。 「まだ読んどんのかい」と自分につっこみを入れるタイトルが、漢字変換で「まだ読んどんの会」に変換され、そんな会、どんな会?と想像すると面白い。 会員はそれぞれ、何度も読み出しては読み切れず挫折する本を持ち寄り、それぞれの言い訳を述べ、他の会員に「まだ読んどん

          まだ読んどんの会。〜摘読日記_77

          吉本ばなな、ばななは芭娜娜。〜摘読日記_76

          上海の本屋さんで背表紙をちらちら。 ばななは香蕉ではなく、芭娜娜なんですね。 「ライ麦畑でつかまえて」は、「麦田里的守望者」 村上春樹は、初期の本が目につきました。 日本の漫画は平積みされるほど人気。 今月の特集作家は、寺山修司でした。 息子に、「スパイファミリー(间谍x过家家)」の1巻を買いました。 すぐに2巻、3巻は買わないからね、と前もって釘を刺したところ、1巻をすでに5回以上読んでます。 2巻買ってあげたくなるなぁ。 多くはないものの、休める椅子もあ

          吉本ばなな、ばななは芭娜娜。〜摘読日記_76

          今日のおかずはギャートルズ(夏の1コマ)

          今日は疲れたので、町のお惣菜屋さんで夕飯のおかずを買いました。 奥の、ギャートルズ(🍖)を思い出す走油蹄(豚のひじ肉の揚げ煮)を買おうと思ったのですが、立派過ぎて値段も高かったので、手前の走油肉(ばら肉の揚げ煮)にしました。 骨はないけど、十分ギャートルズ。 こんなお店です。 (追加: 食べました。) タレがかなり甘め。 でも美味しかった。また買おうっと。 #夏の1コマ

          今日のおかずはギャートルズ(夏の1コマ)

          かつて、上海には三つの競馬場があった。(1)短期間で二回も引越し!?

          最近、かつて上海にあったという競馬場のモノクロ写真をトップ画像に置いた記事を書きました。 その後、ちょっと上海の競馬場についてネットで色々調べていて、日本語のWikipediaには書いてない情報もあったりしたので、五月雨式ではありますが書き出してみます。 もしご興味のある方いらしたら、ご覧になってみてください! * 上海競馬場は3つあった? まず、私も知らなかったのですが、上海の競馬場は、今の跡地・人民公園にできるまで2回移設されていたそうです。 ▼1850年、英

          かつて、上海には三つの競馬場があった。(1)短期間で二回も引越し!?

          上海・四川北路で書店めぐり。〜摘読日記_75

          ちょっと駆け足記事です。 四川北路をぶらぶらと、2軒の書店に寄ってみました。 まずは、 ◆1925書局 こちらは、一階はカフェになっているようでした。 なかなか素敵な空間でしたが、店員さんがいませんでした。 空調は効いていたので、ドリンクを持ち込んで休ませてもらっても大丈夫そう。 中国はその辺りはおおらかです。 2階へ。 一応普通の書店のようですが、何か机を並べているスタッフさんがいて、イベントスペース兼用のようです。 青年時代にここ(当時は「上海商務印書

          上海・四川北路で書店めぐり。〜摘読日記_75

          肉まんに行列。(夏の1コマ)

          猛暑の中あつあつ肉まんに行列する人達。 #夏の1コマ

          肉まんに行列。(夏の1コマ)

          読書の余韻に浸ったのち、ゲリラ豪雨に遭う。

          すきま時間に、少し前に読んだ「上海」の舞台のあたり、四川北路に行ってきました。(短い写真雑記です。) 写真をぱらぱら。 味のある建物も残ってますね。 でも、近代的なビルヂングも ↓ 「上海」で春婦に身を落とすお杉は、「四川路13番8号」に立って、お客をとっていたらしいのですが。 13番8号、ちょっとどこなのか、わかりませんでした。 とても、立ちんぼがいる雰囲気じゃない。 これは、1925年築の建物。ちょうど、「上海」の時代設定と同じ。 代々、本屋さんが入ってい

          読書の余韻に浸ったのち、ゲリラ豪雨に遭う。

          競馬、ヨキモノニ非ズ。

          最近、邱永漢「香港」、横光利一「上海」と、続けて昔の小説を読んだのですが、どちらの小説にも、競馬に関する挿話がありました。 どちらも、競馬が良くないものとして認識される主たる要因であるところの、射倖心の現れだったり、人生の破綻、破滅をもたらすもの、という悪印象に直結する挿話でした。 +++ 「香港」の方は、主要人物の一人である大鵬がこんなセリフを吐きます。 THE・射倖心😅 「上海」の方はもっと酷いです。 木村という人物がロシア人の妾を六人連れて競馬場に行き、馬券

          競馬、ヨキモノニ非ズ。

          「上海」を読む。(4日目・読了)

          横光利一の「上海」、先週末から読み始め、読み終わり。 さーっと読むとさっぱり消化できない小説と思い、じっくり少しずつ読むことにして、感想文も分けて書いてきました。 まあ、さーっと読んで消化できる本なんてそもそもないかもしれませんが。 今日で感想文は4記事目。(1〜3記事目のリンクは本記事の最下部に置きました。) 全45章のうち、37章まで読んできて、上海の街はどうなるのか、各登場人物の物語は・・特に気になるのが、参木と芳秋蘭の再会と行く末だったのですが・・。 +++

          「上海」を読む。(4日目・読了)

          「上海」を読む。(3日目・45章の内37章まで)

          横光利一の「上海」を読んでいます。 一息で読めないので少しずつ読み進め、感想も分けて書いています。 今日で三日目。(初日、二日目の感想は、記事の一番下にリンクを置きました。) さてさて。 +++ 物語としては、中盤を過ぎ、起承転結の「転」部分。 25章から読みを再開したのですが、お杉が春婦となります。 お杉としては、ほのかに想いを持っていた参木に受け止めて欲しかったのではと感じるのですが、参木は自分は何をするべきか悩むなかで、お杉と一緒になる事だけは自分に許して

          「上海」を読む。(3日目・45章の内37章まで)