稲庭うどん

馬オヤジのごった煮note(4年目) / 競馬雑記、積読、映画、野球、子育て等 / 中国出張多めで中華風味強め。

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    行きたい・食べたい等の備忘録。(皆さまの記事からのBM的なもの。)

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    ドンブラザーズからゴダールまで。映画鑑賞後の雑感記事です。

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    野球本の読書感想記事と野球観戦など関連記事集。

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    ぼんやりと競馬を意識したこどもの頃からの競馬歴を記憶を頼りにまとめています。

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競馬は馬と人と、タヌキとモグラでできている〜岩川隆「馬券学入門」を読んだ。

馬キチ作家・岩川隆さんのエッセイ。 十二篇のエッセイが収められており、どれも面白い。 読んでいるうちに、競馬場に行きたくてたまらなくなった。 いちばん好きだったのが、 「胃潰瘍特等席」 というタイトルのエッセイで、胃潰瘍になった競馬友達と連れ立って競馬場に行く話。 胃潰瘍の友達、相当重症。 しかしこの友達、馬券は上手で、「え?こんなの押さえているの?」という馬券をとる。 この胃潰瘍の友達は、「シニのM」の異名をもち、死んだと思ったら、どっこい元気。馬券も、とて

    • 武豊(とドウデュース)、『ニッポンの総大将』宣言。

      再来週の日曜、11月24日に国際レース・ジャパンカップが迫ってきました。 今年は、近年には珍しく海外から強豪馬が参戦予定。 あのディープインパクトの仔、オーギュストロダン。 ディープの仔ではありますが、アイルランドで生産・調教されているので、海外馬(アイルランド馬)という括りになります。 実績は、イギリスダービー、アイルランドダービーなどG1をすでに6勝という超一流級。 他にも、フランス馬・ゴリアットはキングジョージ6世&クイーンエリザベスSでオーギュストロダンにも先

      • 「空きっ腹と乗馬靴」を読み、若手騎手引退のニュースに触れ思うことをつらつらと。

        最近、こちらの本「空きっ腹と乗馬靴 競馬学校の青春」を読み終えました。 スポーツライターの阿部珠樹さんが競馬学校やそこで学ぶ若者たちに取材を重ね、 競馬学校の教育内容や、そこで学ぶ若者たちの実像に迫った内容。 主な取材対象は、競馬学校・騎手課程第9期生、10期生の当時の「騎手の卵たち」。 吉田豊騎手、幸英明騎手、岩部純二騎手はまだ現役ですね。(この記事のヘッダー画像は最近パドックで見た幸騎手とエイシンワンド号です。) * この本については、興味深く読み終えたものの、

        • パドックを極めたいが。(馬の写真多めの記事)

          競馬場で、パドック(レース前の下見所)だけで勝ち馬を見分けられたらな〜、という願望があります。 もう、あまりにも多い情報の処理が面倒で、パドックだけ、新聞もなし、陣営のコメントもなしで見分けられるようになったら、どんなに楽か。 * パドックでよく思い浮かべるのは、こち亀のこのシーン。 私は競馬歴そろそろ30年に近くなるのですが、この域にはなかなか・・。 * 最近競馬場で撮った「勝ち馬」のパドックでの写真を並べます。 「勝ち馬」と知ってて見ると、確かによく見えるな

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          天皇賞(秋)を観戦してきました。

          ゆるゆるの写真日記です。 最近iPhone16にしました。 proも一瞬考えたのですが、使いこなせないんだろうなと、自重しました。 ではでは。 しかし競馬場には、いいカメラ持ってる人、多いですね〜。 Camera UMAJOもここ数年明らかに増えたような・・。 ↓アマキヒのお母さん、アパパネ(意味は「ハワイの赤い鳥」)。 * 一気にメインレースまで飛びます。 今日は内馬場から観戦してみようと思いつきで移動。 正直言うと、パドックも見たかったですが、人が多くて

          天皇賞(秋)を観戦してきました。

          大好きな天皇賞(秋)を前に競馬特集のNumberを読みました。

          「世の中興奮することはいっぱいあるけど、いちばん興奮するのは天皇賞(秋)だよな」「間違いないね」 …サンドイッチマンの漫才の掛け合いを引用しましたが、天皇賞(秋)が好きです。 自分の競馬歴で言うと、バブルガムフェローが古馬三強を退けた1996年、フジテレビの三宅アナの名実況「バブルかエアか!エアグルーヴゥ〜!!」が鼓膜に刻まれている1997年、そしてオフサイドトラップが勝ち、4コーナーで断然人気のサイレンススズカが天国に駆け上がった1998年と…こうして思い出してみると、

          大好きな天皇賞(秋)を前に競馬特集のNumberを読みました。

          邯鄲ぶらぶら旅(後編)

          河北省の邯鄲旅日記、後編となります。 前編、中編は市中心部の観光でした。 本日は三日目、郊外の「響堂山石窟」観光と夜ご飯などについて書きたいと思います。 タクシーで郊外の山へ。 朝ビュッフェを軽めに済ませ、市内中心部でタクシーを捕まえました。 山登り⛰️はそこそこ急傾斜で、30〜40分ほど登りました。 事前にしっかり調べていなかったので、結構ちゃんと登山だなと思ったのですが、道は舗装されているし、歩きやすかったです。

          邯鄲ぶらぶら旅(後編)

          邯鄲ぶらぶら旅(中編)

          河北省の邯鄲旅日記、中編となります。 前編では、初日はほとんど移動。 晩御飯、夜散歩などについて書きました。 本日は二日目、市中心部の観光の様子を写真多めでご紹介します。 * ・・観光の前に、まずは朝ごはん。 ラーメンもその場で茹でてくれます。 いろんな種類があり、邯鄲名物という幅広の麺の「拽面」や、スープに豆板醤や羊の油を使うなど独特な味わいという「南沿村拉面」なども。 この日は、茄子の餡かけラーメンを食べました。 前日に果物屋で見た珍しい菇娘果を使ったス

          邯鄲ぶらぶら旅(中編)

          邯鄲ぶらぶら旅(前編)

          中国の国慶節連休は、河北省の邯鄲に妻、息子と行ってきました。 有名どころは混むだろうと思い、少しマイナーかなと思える都市を選びました。 戦国時代の「趙」の首府で、『邯鄲の夢』や『邯鄲の歩み』といった故事が多く生まれた場所として有名。 また、妻(中国人)情報では、学業レベルが凄く高いそうです。 私は、漫画『キングダム』から、都として栄え、文化的な香りがするところなのかなと漠然としたイメージしかないまま向かいました。 * 上海から新幹線で、7時間ほど。 距離は1000

          邯鄲ぶらぶら旅(前編)

          「異国事物的転訳」超遅読中、少し藤田菜七子騎手の事。〜摘読日記_80

          最近、体調を崩し気味でnoteもサボり気味、読むぞーと意気込んだ「異国事物的転訳」もまだ序文を読んでいるところです💦 体調を崩したのは、中国の大型連休中、邯鄲という地方都市を旅したのですが、後半がきつかったせいだと思います。 それについては、改めて旅記事を書きたいと思っています。 * さて「異国事物的転訳」なのですが、私が最近気になって調べている上海競馬について詳しく書かれているのですが、この本の主題は上海競馬の成り立ちを掘り下げつつ、競馬という文化が英国から中国に移植

          「異国事物的転訳」超遅読中、少し藤田菜七子騎手の事。〜摘読日記_80

          成語の都、邯鄲の旅。

          河北省の邯鄲(かんたん)に来てます。 街の所々で、成語を見かけます。 …すいません、駆け足4コマ記事。 落ち着いたら、旅記事を書きたいと思います。

          成語の都、邯鄲の旅。

          「異国事物的転訳」という本に辿り着いた。〜摘読日記_79

          「異国事物的転訳ーー近代上海の競馬、ドッグレース、Jai Alai」(异国事物的转译ーー近代上海的跑马、跑狗、和回力球赛)という本を手に入れました。 最近、ずっと上海競馬のことを調べてきて記事にもしてきて、この本を見つけたときは「おお!」と興奮しました。 著者は台湾の中央研究院の研究員、張寧氏。 この本のテーマは、競馬、ドッグレース、Jai Alai(ハイアライというバスク地方発祥のボールを壁に投げつける競技)ーーなどを通じ、ある文化が移植される際に、「一見同じに見える

          「異国事物的転訳」という本に辿り着いた。〜摘読日記_79

          今年の凱旋門賞、東京競馬場で遠隔応援できるそう。(考察を追記しました)

          第103回・凱旋門賞 次の日曜日、10月6日に、パリ・ロンシャン競馬場で凱旋門賞が行われます。 このnoteでも、この季節になると毎年、凱旋門賞について書いてきました。(記事の一番下にリンクを置きました。) 今年もしつこく書きますと、凱旋門賞制覇は日本のホースマンにとって悲願となっています。 1969年のスピードシンボリの初挑戦から半世紀が経ち、昨年のスルーセブンシーズまで、延べ34頭が挑戦し、2着こそ4回あるものの、優勝になかなか手が届きません。 (この4回とも

          今年の凱旋門賞、東京競馬場で遠隔応援できるそう。(考察を追記しました)

          かつて、上海には三つの競馬場があった。(5)競馬場跡地で婚活?

          大人の自由研究(笑)、「かつて、上海には三つの競馬場があった。」 跡地を訪ねたり色々情報を集めたりしているシリーズ、今日は3つ目の競馬場について、跡地へ行ってみての感想を書きたいと思います。 写真多めの記事となります。 3つ目の競馬場跡地へ。 これまで書いてきましたように、最初の競馬場「老公園(オールドパーク)」は3〜4年ほどで姿を消したため、ほとんど情報がありませんでした。(手書きの地図など、面白い情報はありましたが)。 「老公園」があったと思われる場所には今、A

          かつて、上海には三つの競馬場があった。(5)競馬場跡地で婚活?

          映画鑑賞「重生(Go For Broke)」感想。

          久々に、映画感想記事です。 少し前なのですが、こちら(中国)で映画を観てきました。 『重生』というタイトルで、意味は「生き返る」。 英語タイトルは「Go For Broke」のようです。 主演は香港出身のニック・チョン(張家輝)、台湾出身のイーサン・ルアン(阮經天)。 妻が騙されドラッグ中毒になり、娘も失った張耀(ニック・チョン)は、ドラッグ組織の撲滅を目論む警官・安渡(イーサン・ルアン)と組む。 張は安渡の立てた計画の元、刑務所に罪人として入り込み、そこでドラッ

          映画鑑賞「重生(Go For Broke)」感想。

          『アイドルホース列伝 超 1949-2024』、発売されました。

          度々の宣伝、失礼致します💦 執筆に一部参加しました書籍『アイドルホース列伝 超 1949-2024』が、発売されました。やった!🎉 * 私自身は中国滞在が続いており、まだ本は手にしていないのですが、中身の方はしっかりと読ませていただきました。 お気に入りのページは、メイセイオペラ、マカヒキ、サクセスブロッケン、ジャスタウェイ、トウカイトリック、アローエクスプレス、ポップロック、ヤマニンゼファーなどなど、です。(まだまだ他にも、何しろ156頭収録😳) 実はそれぞれのラ

          『アイドルホース列伝 超 1949-2024』、発売されました。