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うすのろ日記

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うすのろな毎日を綴った日記。ほぼ毎日更新しています。立ち食い蕎麦を食べるようにいつも通り、普通に平凡に日々生きていきたい気持ちの日記。
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2024年8月の記事一覧

野放図な雨風にしてやられる

野放図な雨風にしてやられる

2024.8.30(金) an arrogant and defiant attitude.

朝ごはんの時に、テレビから1等12億円の宝くじのCMが流れて、
「12億円当たったらどうする?」という誰もが1度はしたことがあるだろう話を、私たち夫婦はしていた。
ちなみに私は、夏の間だけ涼しく過ごせる別荘(国内外問わず)を買うことと、演劇専用の小さなホールを作ることだ。
まぁ別荘はともかくホールは12

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いつか私は貧乏になるだろう

いつか私は貧乏になるだろう

2024.8.27 (火) Book lovers often face challenges.

朝4時半に起きて(猫に起こされて)カーテンを開けて外を見てみると、
ブルーグレーの空が広がり、街のビル群もグレー色に染まっていた。
辛気臭い空だこと。
明るい太陽が降り注ぐ爽やかな朝…のような空も芝居の書き割りみたいで嘘くさく気持ち悪いが、街全体が墨絵のような雰囲気には捻くれ者の私もちょっと萎える。

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41.195キロあたりで自己憐憫

41.195キロあたりで自己憐憫

2024.8.16 (月) final push

千秋楽である。
いよいよである。
フルマラソンが42.195キロであるなら、あと1キロを残すくらいだろうか。
いつもそうだが、最後の最後になって後悔が襲ってっくる。
こうすれば良かった、ああすれば良かった、などと思い、もう一度最初からやり直させてもらいたいという想いに駆られる。
『後悔先に立たず』という言葉があるが、後悔する要因があるなら最初から

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日記というものの、フラストレーション

日記というものの、フラストレーション

2024.8.24 (土) frustration

朝から日記を書いている。
日記というのは、その日の出来事や思ったことを書くものだと思っているが、まだその日が始まったばかりの朝に書くのは変だなと自分でも思う。
しかし、今日は1日2回公演の日。この2回公演というのはくたびれる。
帰宅したら、そのままベッドに倒れ込むほどのくたびれ具合で、日記など、頼まれても、お金をもらっても書く気など起きない。

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正義は時として滑稽さを露呈する

正義は時として滑稽さを露呈する

2024.8.22 (木) He's such a buffoon!

夕暮れが早くなったと感じるほどではないけれど、
夜明けが少し遅くなったと感じる。
それは空が曇っているせいなのだろうか。
朝4時ごろ起きて活動していた花(猫)が最近は5時半頃にならないと活動し始めない。彼女もまた私と同じようなことを思っているのかもしれない。

実際に起き上がってカーテンを開けて空を見てみると、曇り空と勝手に思

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いつか、日本が常夏の国になる日

いつか、日本が常夏の国になる日

2024.8.20 (火) land of everlasting summer

打ち合わせの時間に少し間があったので、近くの洋服屋さんに入って買う予定もないが秋の服をつらつらと見ていた。
私の斜め前にいた他のお客さんと店員さんの会話が聞こえてきた。

カーディガンを手にしたお客さんに、
「こちらはウールなのですがとても薄手なので、秋はもちろんですが冬もジャケットの下に着れて重宝しますよ。明るい

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ワイン  西瓜 臭いチーズ...

ワイン 西瓜 臭いチーズ...

2024.8.18 (日) wine, watermelon, washed rind cheese…

ベランダに変な鳥が来た。
変な鳥というのは、私が見たこともない鳥という意味で、
姿形が変という意味ではないのだが、都会生活が長い私としては、変な鳥とか変な虫とかそういう表現が頻繁に登場する。
先日もベランダに変な虫が死んでいて、夫に変な虫が死んでると伝えたら、
それはカメムシが暑さで干からびて

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しかめっ面、世にはばかる

しかめっ面、世にはばかる

2024.8.14(水) frown

朝、8時半に夫と家を出て、お墓参りに行く。
朝とはいえど、外気温度は38度になっていてびっくり。
外を歩いていると、トースターの中に入っているパンの気分。
ジリジリと焼けていく感じがする。
道を歩いている多くの方々は、暑さのせいでみんな顰めっ面をしている。子供も大人もみんな顰めっ面。
きっと私も夫も同じような顔をしていることだろう。

お墓の管理をしている人

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不都合の種は、この足の下にあるのかも

不都合の種は、この足の下にあるのかも

2024.8.13 (火) normalcy bias

静かな部屋だ。
夫は友人たちとどこかに遊びに出掛けて、猫はいるにはいるが、涼しい部屋でずっと昼寝をしている。窓を開けると街の喧騒が聞こえてくるのだろうが、しっかりと閉じられた窓のせいで猫の寝返りの音が聞こえるくらいとても静かだ。
こんなことは珍しいと思いながら、その静けさを楽しんでいる。

お昼前、水が入荷しているかなと思って近所のスーパー

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病院の片隅に憂あり

病院の片隅に憂あり

2024.8.8 (木) full of sadness

昨日、お腹を壊したことはさておき、
今日は予防のために耳鼻咽喉科に行って、喉の薬を処方してもらう。
今のところ特に悪いとことはないのだけど、週末から再開するお芝居に支障をきたさないための予防医学。
その後、内科に寄ってニンニク注射(正しくはアリナミン注射という)を1本打ってもらう。
病院に行く時はダルダルだったけど、注射のおかげか帰りはス

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だから今日は少し不幸だ

だから今日は少し不幸だ

2024.8.7 (水) A bit of bad luck

スイカを食べ過ぎてお腹を壊す。
長年生きてきて、初めての経験だ。
仕方がない、スイカが果物の中で1番好きなのだから。
今の時期、冷蔵庫には必ず入っている。入っていると幸せだ。
本来なら熊本県植木町のスイカを食べたいところだが、今やブランドスイカとなってしまって、そこらへんのスーパーでは手に入らない。
デパートなどに行ってやっとお目にか

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風の便りのようにやってくる涙のわけ

風の便りのようにやってくる涙のわけ

2024.8.5 (月) shed tears

今日らから4日間休み。
しかし、何の予定もなく、予定を作る気もない。
誰だったか忘れたが俳優さんが「休みの日は何をされてますか?」とインタビューされて「休みの日は、休んでいます」と答えていたのを思い出した。
その時は、その答えを聞いて私は大笑いしたのだが、そうだ、休みの日は『休む日』なのだ。
私も休むことにしよう。
よく、休日に遊びに行って、帰って

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誰からも期待されていないという、自由

誰からも期待されていないという、自由

2024.8.3 (土) not expected

昨夜、家に戻った。
ちょうど10日間家を空けていたことになる。
我が家の猫はものすごく寂しがりやなので、にゃーにゃーとまとわりついてくるかと思いきや、「おっ、帰ったか?お疲れ」という感じで愛想がない。
猫なんてそんなもんだということを忘れていた。
猫なんて、猫なんて、そんなもんだ。
きっと夫にバカほど優しくされて、おやつもふんだんに貰って、いい

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執着に打ち勝つためのロジック

執着に打ち勝つためのロジック

2024.8.1 (木) a system of reasoning

ホテルの窓から下を覗き込むと、駐車場が見える。
常に20台ほどの車が停まっているが、真上から見る車体には眩しいほどの太陽の光がこれでもかと照りつけていて、いつかその光で車が爆発してしまうんじゃないかと不安になる。
こんなことって起こるの?ということが今は起こる時代で、ニュース番組で『駐車中の車が太陽の熱のより爆発しました』とア

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