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41.195キロあたりで自己憐憫

2024.8.16 (月) final push


千秋楽である。
いよいよである。
フルマラソンが42.195キロであるなら、あと1キロを残すくらいだろうか。
いつもそうだが、最後の最後になって後悔が襲ってっくる。
こうすれば良かった、ああすれば良かった、などと思い、もう一度最初からやり直させてもらいたいという想いに駆られる。
『後悔先に立たず』という言葉があるが、後悔する要因があるなら最初からもっと熟考しろといつも思うのだ。
しかし、いつものことだが熟考したところでやっぱり最後は後悔はする。
それは、最初から完璧なものってこの世に存在しないからだ。
自分は完璧だと思い込むというか、そうやって自分を騙すことはできるのだけど、それをやると次への進歩がない(あくまでも個人的な話)
ということは、ここまでだらだらと書いてきたが、後悔するのが当たり前であり後悔することによってまた次への何かを掴めるかもしれない(掴めないかもしれないが)という構造に私の頭はなっているのだと思う。

そういうわけで41.195キロ地点で戸惑っているのである。
たぶんゴールはするであろう。ただグッドルーザーになれるかどうかはゴールテープを切ってみないことには、てんからわからない。

出がけにちょっとしたアクシンデントがあり、玄関を出たらエレベーターに『点検中』の文字が…
膝をガクガクさせながら15階から階段で降りる。
そしてガクガクのまま、楽屋入り。
こんなところだな、私がうすのろなのは…
てなわけで、楽屋弁当(今日はうどん弁当だった)をペロリと平らげて、
あと残り1キロ走ることにする。

さぁ、覚悟はいいかい?

私の夏もこれで終わりだわ。


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イトカズ
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。