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うすのろ日記

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うすのろな毎日を綴った日記。ほぼ毎日更新しています。立ち食い蕎麦を食べるようにいつも通り、普通に平凡に日々生きていきたい気持ちの日記。
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2024年1月の記事一覧

不条理な世界に身をまかせ

不条理な世界に身をまかせ

2024.1.30 (火曜日) This society is full of unreasonable things.

今、武田百合子の『富士日記』に夢中である。
この日記は日々の当たり前のことしか書かれていないのに、なぜこんなにもドキドキするのか、なぜこんなにも突き刺さるのか不思議だなぁと思いながら、一日中、暇さえあると読んでいる。
昭和の時代の日記という、まるで時代小説を読んでいるような感

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春巻きとか、なんとか...

春巻きとか、なんとか...

2024.1.27(土曜日) spring roll

朝の情報番組を見ていたら、美味しそうな春巻きが出てきた。
急に春巻きが食べたくなる。人が食べているものが欲しくなる本当に行儀悪いったらありゃしない。
まぁ元々そんな上品な私ではないので、食べに行く。
近所で(しかも美味しくなければいけない)春巻きを出している店はないかと考えて、夫と『551蓬莱レストラン』に行く。

私は、551麺と春巻き。

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共有されない雪

共有されない雪

2024.1.25 (木曜日) about snow

大阪市に雪はない。
一昨日から『今季最大級の寒波の到来』鳴り物入りで注意喚起がなされていたが大阪市内に限って言えば、何ごともなくただそこにはありきたな冬があるだけだった。しかも雨粒ひとつ落ちてきそうにない快晴であった。
ニュース番組で映し出される各地の寒波の様子は、まるで遠い外国のような気さえしてくる。
でも困り顔の人々の姿はとても大変そうで

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動けなくなる身体と動き出す脳

動けなくなる身体と動き出す脳

2024.1.23 (火曜日) I had to walk with crutches.

夫に対して少しイライラする。
これだけ長い間一緒に暮らしていても、新たなイライラが勃発する。
いや、長い間一緒にいるからそれは勃発するのかもしれない。
お互いに若い頃にはあったであろう、相手に対しての遠慮とか我慢などが崩壊しつつあるのだろう。
歳をとると丸くなると言う人がいるがあれはちょっと違うような気もす

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思い出す時はいつも突然だ

思い出す時はいつも突然だ

2024.1.17 (水曜日) 29 years ago

日の出が早くなった。
私が起きる5時半から6時くらいは、先日までは外は真っ暗だった。
今日ふとカーテンの隙間から外を覗いて気が付いたのだが、東の空がうっすらオレンジ色に染まって明るくなっている。
また日々が少し進んだ。
ここから見える景色は、高層ビルやタワーマンションばかりで空の面積はとても狭いものではあるが、ビルとビルの間から見る夜明け

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風が強くて、めんどくさい

風が強くて、めんどくさい

2024.1.14 (日曜日) It's a hassle.

「アレクサ、私に合う音楽をかけて」
今朝起きがけに、そうお願いして流れてきた音楽はクラシック音楽だった。
いつもは自分から好んでクラシック音楽を聴くことはないが、今朝はなぜかピッタリと気持ちにハマった。
爽やかな森の中で目覚めたような状況を思わせる音楽で、少し昨夜からストレスと感じていた私としては、それを引きずることなく起き上がること

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ありがとうを言い惜しむ人

ありがとうを言い惜しむ人

2024.1.11 (木曜日) unsung

日記に日付を書くときに、昨日までは2023年と間違って書いて訂正していたが、
今日は最初から2024年と書くことができた。
2024年にも慣れてきたということだろう。
「慣れる」ということはいいことなのか、嫌なことなのか?
それぞれだろうけど「あなたはとても慣れてるね」というのは、私にとって褒め言葉ではない。

ふと、自分の爪を見て唖然とする。
両手

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時には機械のように働く

時には機械のように働く

2024.1.9 (火曜日) hard work

今日から本格始動ということになるのだろうか…
夫も重い腰を上げて仕事に出かけて行った。
「いろいろあるけど普通に暮らせることに感謝してお互いに頑張ろうね」
と、夫の背中に声をかけて送り出した。
不自由な生活の中で頑張っている被災地の方々がいるのだから、何不住なく生活している私たちが文句を言ってはいけないような気がする。
マジメである。
私はいたっ

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ちょいと福がくる

ちょいと福がくる

2024.1.6 (土曜日) Good Fortune

朝、4時25分に目が覚める。
二度寝しようとしたが眠れなかったので仕方なく起きる。
とてもいい夢を見たなと思い出していた。
窓の外を見ると雪が降っている夢だった。
それも驚くような綺麗な雪で、まるで映画感動的ラストシーンで降っているような綺麗な雪だった。
しばらくそれに見惚れている夢。
雪を見る以外には何も起こらなかった。
今季は本物の雪に

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憤慨と唖然

憤慨と唖然

2024.1.5(金曜日) indignation

なんだかんだともう5日。
5日ともなればもう正月気分も抜け、街を歩くビジネスマンたちは険しい、あるいは疲れ切った顔をしている。
街はすっかりただの1月という顔をしている。
日本人は騒ぎ出すのも早いが、飽きるのも早い。
唯一、スーパーなんかに行くと、お節料理の残りに『半額』やら『30%OFF』やら『3パックで500円』などのシールが貼られている。

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新年、後ろからズドン

新年、後ろからズドン

2024.1.3(水曜日) New Yesr

まずは …
1 月 1 日に発生した令和 6 年能登半島地震によりお亡くなりになられた方へご冥福をお祈り致しますとともに、被災者のすべての方に心より見舞いを申し上げます。

本来であれば「おめでとうございます」と、朗らかに投稿始めをするつもりでいた。
しかし、実際には不穏な新年の幕開けとなった。
元旦に起こった能登半島地震、2日には羽田空港でJAL飛

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