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うすのろ日記

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うすのろな毎日を綴った日記。ほぼ毎日更新しています。立ち食い蕎麦を食べるようにいつも通り、普通に平凡に日々生きていきたい気持ちの日記。
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2023年9月の記事一覧

あぁ、夫のため息

あぁ、夫のため息

2023.9.29(金) He just sighed now.

センチメンタルな朝となった。
朝ドラ『らんまん』が最終回だった。
いつもは初回でリタイヤしてしまうのだけど、今回の朝ドラは珍しく最初から最後まで見た。
素直に良いドラマだったと思う。情緒的で憂いがあって役者の表情がものすごく豊かだった。
出演役者の誰一人として奇天烈な演技をすることもなく、それでいてちゃんと役柄の個性を出していたよ

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ひょいひょいと 公園を歩く

ひょいひょいと 公園を歩く

2023.9.28 (木) walk in the park

さて、昨日の思いも虚しく起きたのは6時過ぎだった。
結局、何か絶対的なことがあるとか誰かに起こされるとかしないと早起きは無理だということが1日にしてわかった。
私はすぐ自分が出来ないことをやっている人を見ると、私もやってみようかなと思ってちょっとやってみるのだけど、出来ない。その方々は長年の経験などからそれが一番いいと思ってやってらっ

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ああでもない、こうでもない、の日々

ああでもない、こうでもない、の日々

2023.9.27 (水) stink bug

日々、大したこともしてないのに「時間がない、忙しい」と愚痴ばかりこぼしている私である。
世の中の人々はどうやって時間のやりくりをしているのか気になって『暮らしが回るみんなの時間割』という雑誌の特集記事を読んでみた。
そしたら、時間をうまく回している人のほとんどが5時台に起きている。
もうそこからして私は失格なのだ。5時に起きて掃除洗濯などをやり始め

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別れの手紙を書く午後

別れの手紙を書く午後

2023.9.25(月) a letter

昨夜の飲み過ぎがたたったんだろうか、今朝は体が重い。
空はすっかり秋の雲になったようだが、まだ30度超えの日々は続いている。
テレビで全国の天気予報などを見ていると、日本列島のイラストが映し出されて各地域にそこの最高気温と最低気温が表示されている。
アナウンサーかアイドルタレントかわからないのようなアナウンサーがキャッキャ言いながら「いやぁ〜、涼しい涼

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香煙のたどりつく先

香煙のたどりつく先

2023.9.22(金) to offer incense

お彼岸ということで墓参りに行く。
墓前に立った時にドキッとした。
はまだ消えてない線香が1本あり細い香煙をあげていた。
先客がいたようだ。
燃え残りがかなりあることからまだ遠くへは行ってないとおもう。
誰だろう。誰だか気になるが、追うのはやめよう。あと2〜3分私が早く来ればその先客に会っていたのだと思う。少しのすれ違い。
このすれ違いは

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欲はあるうちに使え

欲はあるうちに使え

2023.9.19 (火)  no desire

暑いと欲が湧かなくなる。
と言ったのは武田百合子さんだっけ?

ほんとにそうだなと思う。
私の中であらゆる欲が鳴りを潜めている。
街を散歩していても、美味しそうな食べ物にも洒落た洋服にも、色男を見かけても、あの本にさえも今は靡かない。
火鉢を抱いて歩いているようである。

朝から、日曜日にひょいと外れた差し歯を取り付けてもらうために歯科医院に行っ

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いろいろ、心に沁みまする

いろいろ、心に沁みまする

2023.9.17(日) Life is full of ups and downs

朝からスマートフォンと格闘している。
そういう予定ではまったくなかったのだけど、昨日お昼ごはんを食べに外に出たら、どこもかしこもえらい人。アイドルのライブでもあるのかしら?と思うほど至る所に人だまりができていた。その人だまりの隙間を買い物客やら観光客が素っ頓狂な顔で通っている。
特に阪神デパートの中はカオス。

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柳は柳 風は風

柳は柳 風は風

2023.9.13(水)  go with the flow

水曜日は一番好きな曜日。
なのに午前中はなんやかんやと予定が入っていて好きなことができないというジレンマを感じつつ朝5時半に目が覚める。

「アレクサ、朝の音楽をかけて」と言うと、寝る前に聞いていた眠りを誘う静かな音楽が流れ始めた。
「アレクサ、それじゃない。朝の音楽をかけて」と再度言うと、やっと爽やかな草原の朝っぽい音楽が流れてきた

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 一心同体だった

一心同体だった

[読書感想文] 一心同体だった・山内マリコ

山内マリコさんの『ここは退屈迎えに来て』を以前読んだことがある。
その時に思ったのは、口には出さない、出せないと言った方がいいかもしれないが、そんな微妙な違和感を表現するのが上手い方だなと。
この作品にもそれは健在だ。
地方に住む若者と都会にむ若者の愕然たる違い。
地方から都会に出て行った若者と、生まれつき都会に住んでる若者の違い。
そして都会に出て行

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気がつけば、風が透ける

気がつけば、風が透ける

2023.9.7 (木) an autumn breeze

今朝の風は乾いていた。
暑いには暑いが、湿り気のない風というのはこんなに心地よいものかと、
玄関先で植木に水をやりながら思う。
油断は禁物ってことは承知の上で、少し「秋」という言葉を意識する。

今朝に限って、猫が妙に甘えた声で鳴き足元にすり寄ってくる。
何をして欲しいわけでもなさそうだが「ねぇ、ねぇ、ちょっと、ちょっと」と話しかけてい

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へらへら笑って平凡を生きたい

へらへら笑って平凡を生きたい

2023.9.6(水)ordinary life

あらまぁ、なんてこと。
ぼんやりしている間にもう9月も6日。
しゃきしゃき動いてらっしゃる方にとっても6日は6日だろうから、
そういう方は「あぁバタバタしている間にもう6日かぁ」と思ってらっしゃることでしょう。

今朝、猫草が枯れているのに気がついた。
この暑さは猫草まで枯らしちゃうの?勘弁してあげてよ。
猫なんて、暑い、寒いの文句も言わず健気に

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ベッドは私の全生涯を包む。

ベッドは私の全生涯を包む。

2023.9.4(月)

昨日のこと…
「日がな一日眠い」と、threadsに書いたら、
『睡眠は偉業』『寝るより楽はなかりけり浮世の馬鹿は起きて働く』
などという言葉をかけてくださる方々がいて慰められた。
それにしても引き続き今日も眠いのである。
ソファに横になていると、いつの間にか眠っている。
スマホはお腹の上で波打ち、読みかけの本は床に落ちて関係ないページに折り筋が入ってたりする。
あぁ…

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この世界には9月という月があったんだ

この世界には9月という月があったんだ

2023.9.1 (金) September

9月になったようだ。
テレビで誰かが言っていた。
「8月32日の気分です、9月になった気がしませんね」
確かにそうだなと思った。9月=秋というのは、昔に流行った歌の歌詞の中くらいにしかないのではないか。

さて、9月である…
…いくら考えても9月だからという話のネタは思いつかない。
昨年の9月1日のように、雨も降ってないし竹内まりやの「Septemb

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