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うすのろ日記

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うすのろな毎日を綴った日記。ほぼ毎日更新しています。立ち食い蕎麦を食べるようにいつも通り、普通に平凡に日々生きていきたい気持ちの日記。
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2021年11月の記事一覧

わたしは汲々としている。

わたしは汲々としている。

2021.11.29(月曜日)  Short diary

朝から紀伊国屋書店をウロウロする。
端から端まで表から奥までくまなくウロウロする。
「暮しの手帖」の付録が山口一郎さんの「暮らしのカレンダー」だったので思わずカゴに入れる。
山口一郎さんのイラストは以前から大好きだ。素朴な感じもするが細部はとても洒落ている。
暮しの手帖に関しては時々買っているが、年末になるとなぜか買いたくなる。いろんな区

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夕焼けに染まって雲が桃の色

夕焼けに染まって雲が桃の色

2021.11.27(土曜日) Saturday evening

朝は誰でも眠いのよ。

朝から皆さん(夫&猫)眠たいようで、朝ごはんを食べたら夫は自室で猫は猫用こたつの上で眠ってしまった。私は下り坂らしい空を見つめ「何時くらいに雨になるのだろう」と、洗濯物を外に干すか乾燥機にかけるかで悩んでいた。テレビでは北の国の豪雪の様子を流していて、「あらまぁ」と素直にびっくりしている。日本は狭いと言われ

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何かの罰 忘れた頃に 突き刺さる

何かの罰 忘れた頃に 突き刺さる

2021.11.26(金曜日) heat hyperpyrexia 

11時間も寝た。

昨夜、お風呂から出たのが夕方6時頃だった。その後、いつものように缶ビールを飲んでいたら、なんか急に冷や汗のようなものが出てきて体がビールを受け付けなくなった。何だこれと思いながらそのままベッドに入って寝た。晩ごはんは用意してあったので夫にはそれをひとりで食べてもらった。目が覚めたのは今朝6時、「あぁよく寝た

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足枷を外す鍵が見つからない

足枷を外す鍵が見つからない

2021.11.25(木曜日)  be hung up

シーツを洗う。

あまりに良い天気だからシーツを洗った。夫の分と私の分、いっぺんに洗濯機に入るかなと思ったが、「えぃ入れちゃえ」と突っ込んだらちゃんと洗えた。干す。シーツが風に揺れるのは気持ちがいいもんだ。気持ちがいいついでに買い物に行こうと思ってドアの外に出たら、エレベーターが点検中で使えない。体力のある人なら15階くらい階段で行くのだろ

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自分なりのしつらえの日常へ

自分なりのしつらえの日常へ

2021.11.24(水曜日)  daily life

帰ってきた。

昨日、昼過ぎに旅先から戻ってきた。「旅」なんてえらく格好つけた言い方だが、「旅行」ともどこか違うしやっぱり「旅」なのだろう。

かなり楽しかったと思う。しかしそれ以上にいろいろ考えることが多かった。その考えがこれからの生き方の役に立ってくれればいいと思っている。旅の話は詳細にすればするほど、他人にとってはシラけてしまうものな

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物騒な世の中、過剰に人間も忙しい

物騒な世の中、過剰に人間も忙しい

2021.11.18(木曜日) Short diary

インフルエンザ予防接種をする。

昨日に引き続き、今日もK病院へ行く。昨日の診察と一緒に済ませればよかったのだけど、待ち時間が発生しそうだったので改めて今日出向くことにした。昨夜、少しお酒を飲みすぎたのがちょっとネックになっているが、大丈夫だろうか...接種の前に予診があるので聞いてみよう。

K病院はこの病院に通っている人にしか接種しない

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才能がなくても 幸せならいい。

才能がなくても 幸せならいい。

2021.11.17(水曜日)talent or happy?

日差しが眩しい。

また朝から眠気が襲ってくる。

今日は寝ないぞ!と思い、(別に寝てもいいんだけど)意識して洗濯したり掃除したりと忙しいふりをする。クリーニング屋に行ったり、スーパーにも朝早くから行った。マンションから出てすぐに可愛い天使たちに出会った。近所のインタナショナルスクールのチビちゃんたちが整列して英語でクリスマスソング

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秋暗く 寒さに合わせて 息を吐く

秋暗く 寒さに合わせて 息を吐く

2021.11.16(火曜日)  late in autumn

秋の暗さと寒さを感じる。

早朝5時15分、遠くから救急車のサイレンの音が聞こえる。それは次第に近くなり止まる。しばらくするとまた遠くから聞こえてきてまた近くで止まる。大きな病院が多いこの地域では救急車のサイレンの音は珍しくもないのだが、寒くなると早朝にその音が頻繁に聞こえるようになる。

以前は、その度に「うるさいな、もう」と眠り

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ゆっくりと 正しく過ぎる 老境の刻

ゆっくりと 正しく過ぎる 老境の刻

2021.11.13(土曜日) so impressed

千葉県産みかんがやってきた。

千葉に住む友人から庭で採れたみかんが届いた。家庭菜園などではなく「庭」というのがいつもながらびっくりする。どれだけ広い庭なんだろうか。毎年この時期になるとみかんが段ボール一箱分送られてくる。そのおかげでみかんを店で買うことはほとんどない。無農薬で自然のままのみかんは自然の味がする。私は庭を持ってないこともあ

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揺れながら 右手の中には アップルパイ

揺れながら 右手の中には アップルパイ

2021.11.11(木曜日) have my hair cut.

髪を切る。

いつも担当してくれている人が、いつもは元気いっぱいなのに今日は何故か無口で淡々と仕事をしている感じ。髪を切ってもらいながら『どうしたんだろう』と思う。時々「前髪はもう少し短くして下さい」と言うと「はい」と受け答えする程度。態度は悪くないのだけどいつもの調子が出てないって感じだ。友達でも家族でもない私が『どうしたの、

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目薬を さしたような 雨が降る

目薬を さしたような 雨が降る

2021.11.9(火曜日) Rainy day

雨、しとしと。

秋の雨らしく、冷たさを含んでしとしとと音もなく静かに降っている。あまりにも静かで違う世界にいるみたいだ。心が落ち着く。

夫が会社に自転車で行くか徒歩で行くか悩んでいた。本来は自転車通勤が好きな人なのだが、先日新しい自転車に買い替えたばかりで雨で濡れるのがちょっと嫌みたい。「好きにすれば」と言う。「うん」と言って出かけたが、さて

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不器用な左手 ふたたび

不器用な左手 ふたたび

2021.11.8(月曜日) clumsy part2

またもや流血騒ぎを起こす。

10月24日の右手流血騒ぎのことを忘れ去った頃、またも右手に怪我をする。家の中の不用品を処分しようとせっせと動き回っている時、随分前に買った一人用の炊飯器が出てきた。とても小さくて一見炊飯器には見えないような物だが、いくら小さくても普通ごみで捨てるわけにはいかない。粗大ゴミ収集センターに電話して「とても小さい炊

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手切金は5,000円。

手切金は5,000円。

2021.11.5(金曜日) Not worth speaking of

大人のわがままは通らなかった。

『大人のわがまま通させてもらいます』でお別れをしたはずの古い友人たちによるグループLINEのメンバーのひとりから個別のLINEが来た。「考え直さない?」「ランチ会おいでよ」「参加できない理由があるなら言って...」という内容だった。私は心底がっかりした。私のあの文章でわかってもらえると思っ

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他人のイメージの中で生きる午後

他人のイメージの中で生きる午後

2021.11.3(水曜日) have an established image

朝5時50分、ゴルフに出かけるという夫と一緒に家を出て、私は散歩のようなウォーキングに出かけた。朝にウォーキングをするのは随分久しぶりだ。車は相変わらず走っているけどお店は全部閉まっていて知らない街を歩いているみたいで新鮮。以前は毎朝ウォーキングしていた時期もあったが、途中で会う顔見知りになった人から、最初は挨拶だ

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