- 運営しているクリエイター
記事一覧
アイルランド紀行vol.16 「2001.9.11.」
「学生時代にアイルランドに留学していて、その時の9月11日にアメリカ同時多発テロがあった。」
という話をインターンシップ生にしたら、
「まだ生まれてません。」
と言われた。
そんな前?昨日のことのようなのに。
その数日後に留学を終えてアイルランドを離れることにしていた。
午前中に学校に行って、ビーチの近くをサイクリングして、パブでギネスを飲んで。
いろいろあったけど楽しくて大好きになったアイルラ
アイルランド紀行vol. 15 「蔵田、ステイ先を追われる。の巻」
アイルランド、ゴールウェイで過ごした語学留学中は、ノックナカラパークというエリアにホームステイさせてもらっていた。
学校のあるまちの中心部からチャリで20分ほどのところで、雨の日以外はかなり快適なサイクリング。
まあ、雨が多いのが問題なんだけど。
ステイ先の老夫婦はステキな方々で、ほがらかだしご飯も美味しい。
他のルームメイトとも仲良くして過ごしていた。
そんなステイがひと月ほど過ぎたある日、
アイルランド紀行vol.13「メガネ君の敗北」
「日本人は英語を学校で6年も勉強するのに、文法ばっかりだからしゃべれるようにならない」とかよく聞く話。
文法大事だけどねー。
間違った発音するのが恥ずかしい、とかつい意識してしまう。
留学、というか英語の国で数週間、数ヶ月過ごすと、ちょっと耳や口のストレッチができてくる。
それと、他の国のひとたちが、文法も発音も結構間違いだらけでも平気で英語しゃべってるのを見聞きすると、
「なんだ完璧にしゃべ
アイルランド紀行 vol.12「ポテトポテトそしてポテト。」
旅行でも留学でも、やっぱり大事なのは食べもの。
ホームステイ先でどんな「おふくろの味」に出会えるか、は大きな楽しみのひとつであるはずだ。
そして、アイルランドといえばポテト。
岩がちな地形に薄い地面の層が乗っかっていて、偏西風で地表の土が飛ばされるので、石を積み上げて土を押さえているアイルランド。
そんな地面のやせた土地でもたくさんできる作物、それがポテト。
イギリス植民地時代の19世紀、その
アイルランド紀行 vol.9「アコースティックな夜」
クレインバー(Crane Bar)ではほぼ毎日アイリッシュセッションが行われていた。
アイリッシュセッション、フィドル(バイオリン)、バウロン(手持ちの太鼓)、アイリッシュフルート、コンサーディナー、ギターなどの楽器での演奏のこと。
ミニライブというかんじ。
バーの広さによって、アコースティックなところとアンプ・スピーカー使うところがあるけれど、クレインバーはアコースティック。
毎日本当に賑わっ
アイルランド紀行 vol.8「パブのじいちゃんと友達になる」
日々、ゴールウェイのパブでギネスを飲んでいた。
クレインバー、キーズ、キングスヘッド、リシーンバー、カウチポテト、ティコリ…数えきれないほどの名店。
こんなに飲みに行ってる子は初めてだ、ってステイ先から苦情が出て、ステイ先を変えるよ!と学校から言われてしまうくらい飲みに行ってた。
(結果、ほんとに変わってびっくりした。)
そのパブでアイリッシュのおじいちゃんに
「どっから来たの?チャイナ。」
~アイルランド紀行 vol.7~「パブで出会ったアイリッシュダンス」
ゴールウェイのメインストリートにある、キングスヘッド(King's Head)というパブ(ビアホール×バー×居酒屋÷3みたいなもの)で生まれて初めてアイリッシュダンスというものを見た。
https://www.thekingshead.ie/galwaypub
余談だがこのパブ、昔の王様を処刑した人(おそらくギロチン的な手法で)が処刑のほうびでもらった建物にちなんで、名前が「キングスヘッド」。
な
~アイルランド紀行 vol.6~「ゴールウェイ〜ゲーリック・フットボールと牡蠣と、意外とスイス〜」
語学学校に通うために目指した街は、ダブリンから西に約200km、電車で3時間のところにあるゴールウェイ。
アイルランド固有のスポーツであるゲーリック・フットボール(GAA: ゲーリック体育協会)チーム「ゴールウェイ」の本拠地。
ゲーリック・フットボールは、1チーム15人の対戦で、サッカーのコートで、サッカーボール的なものを使い、ラグビーのゴールのようなH型ゴールにボールを放り込んで得点する。
Hの
~アイルランド紀行 vol.5~「アイリッシュコーヒーの洗礼」
ついにダブリン港に到着。
ここに来るまでに既にちょこちょこトラブった気がするけど、とにかく到着。
そしてバス停に移動。
少し時間に余裕がある。
実は船の中が結構寒く、船を降りてから日が暮れて、体が冷えてしまってた。
ココアが飲みたかった。
あったかくて甘いココアが飲みたかったけど、自販機はない。
バス停の向かいにバーがあったのでとりあえず入り、メニューを見る。
全部英語だ。あたりまえだけど。
その
〜アイルランド紀行 vol.4〜「初めて聞くのに懐かしい音楽」
Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch(サンヴァイルプゥスグゥインギスゴゲルアフゥイルンドロブゥスサンタシリョゴゴゴーッホ)という世界で2番目に長い名前の駅を過ぎた。
ウェールズにある地名だとか。
地名やサインのダブル表記、その地の民族や言葉を尊重するためにやってるやつだ。
イギリス、英国って日本で呼ぶけ
〜アイルランド紀行 vol.3〜「ロンドンといえば」
表紙に2001と書かれた当時の日記を読むと、当初イギリスには立ち寄るつもりがなかったらしい。
フランス・シェルブールからダブリンへの直行船便があったのだけど、4日後にしか出港しないのでとりあえず行き先を変更したと。
(なんじゃそら。)
イギリス・プールに着いた蔵田(←私の旧姓)は、とりあえずロンドン行きの電車でGo。
ロンドンと言えばシャーロックホームズ!ということで、ベーカー街221Bのシャ