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樋口直哉さんの【玉ねぎのピュレ】①「作ってみた」のでレポートする《頭の悪いレシピをばひとつ 11》
全国の乳・大豆アレルギーに悩んでいるみなさん、
こんにちわッ “\(^o^)”!
あれ……声が聞こえないぞ!
もういっかい!
…………………………?
……あ、そうか。
少数派過ぎてここまで聞こえてこないのか……(しょぼ〜ん)
乳と大豆と両方がアレルギーの人って、五百蔵のほかに、あと何人いるのなぁ……(しょぼ〜ん)
と、アホなことはここまでにして。
先日、樋口直哉さんが紹介してくれた《乳製品不使用の玉ねぎのピュレ》を、さっそく作ってみました。
生クリームと同じ、とはなりませんでしたが、予想外の《美味なクリーミーなもの》ができたので、レポートしてみます。
まず、前提条件として。
うちにはオーブンがありません。
なので、玉ねぎはフライパンで加熱します。
うちにはレモン汁というオシャレなものがありません。
でも、ゆずならたっぷり常備しています。
以前、オリーブオイル石鹸で体を洗ったら、腹に湿疹ができました。
二度とかゆくなりたくないので、米油をつかいます。
という状態なので、正確にいうと、
樋口さんのレシピで、五百蔵なりに作ってみた
レポートとなります。
・◇・◇・◇・
①玉ねぎを加熱する
樋口さんのレシピをかいつまむとこうなります。
まず玉ねぎをオーブンでまるごと焼きます。
皮付きのまま焼きます。
オリーブオイルをまわしかけて200度のオーブンで45分。
だけど、うちには電子レンジはあってオーブンはないので、フライパンで蒸し煮することにしました。蒸し煮なら焦げ目がつかないので、白いクリームができる可能性が高そうですから!
さて、フライパンで加熱する場合、野菜はめいっぱい並べたほうが熱効率がいいです。なので、玉ねぎは中くらいのを4個、皮をむいて、たて半分に切って、ぎちぎちにフライパンに並べました。
焦げ付き防止のため、水をカップ1/2ほど加えます。
蒸し煮に塩を加えると野菜の甘みが引き出される、ときいたことがあるので、塩はこの段階で加えます。
まずは、強火で2分ほど、全体を温めます。オーブンの予熱のかわりのようなものです。
その後、とろ火で30分、蒸し煮にします。ただし、フタから熱を逃したくないので、フタの上にはどんぶりをのせます(こうすると、密閉度も高くなるので、安い鍋でも《なんちゃって無水調理鍋》のようになるのであります)。
……はい、30分。
できました。
めっちゃ甘いにおいがします(*´∀`)
オーブンでなくてもイケそうな感じです。
……が。
玉ねぎの表面の色味が、かなり強くなっています。それに、ひっくり返したら、ちょっと茶色がかってます……。
どうも、この直前にお芋を焼いたときのおこげが、キレイに落としきれてなかったようです。
さっそく、真っ白なクリームに黄色信号です!
ヤバイっ!
②ミキサーにかける
色味は気にかかるところですが、いざとなったら茶色でもいいやッ!と腹をくくって、ミキサーにかけます。
樋口さんのレシピでは、
玉ねぎの皮をとり、レモン汁大さじ1、塩小さじ1/4と一緒にミキサーに。
このとき、オリーブオイルを回るだけ加えます。乳脂肪のコクを植物脂肪で代替するので、最低、大さじ3は必要。
え、なぜにレモン汁……?
不思議でなりません。不思議なので、
①玉ねぎオンリー
②オリーブオイルならぬ米油
③レモン汁ならぬゆず酢
という順でミキサーにかけていきます。
だって、それぞれの味の変化、確かめてみたいじゃないですか!
……どきどき((o(´∀`)o))わくわく……
では、まず、ミキサーに玉ねぎ投入。
塩は蒸し煮の段階で入れているので、ここでは追加しません。蒸し汁も入れずに、いったん様子を見てみます。
さて、ミキサーが回るかどうかですが……玉ねぎ自体に水分が残っており、水分の追加は必要ありませんでした。
で、ミキサーのフタを開けると……
めっちゃ、甘いにおい(⌒∇⌒)!
だけど……色はなんだかくすんだ残念な色になってて、テンションが一気に落ちます。
味も……なんだかクセが強い。甘くてうまいけど、何かがいき過ぎているのか、ちょっとキモいです。
だけど、クリーミーさについては上等です。絹ごし豆腐のような滑らかさで、実はちょっと心配していたざらつきが、全く感じられません。
つかったミキサーは、結婚した当時、ホームセンターで買った、ごくフツーのタイガーのミキサーです。年代物の安物なのでたいした仕事はできないだろうとあなどってましたが、やはり、日本のメーカーはスゴイです。
次に、気を取り直して、米油を入れます。
ミキサーを回します。じっくり、弱で撹拌しました。
さて。
かぱっとな。
……それがもう、見た瞬間びっくりです。
おおおおおお〜〜〜〜っ!
白いッ!( •̀ㅁ•́;)
なんということでしょう。
残念な色だった玉ねぎだけのピュレが、白雪姫のように真っ白くなっているではありませんか!
……とまで言ったらおおげさですが、白っぽいマヨネーズみたいな色に変身してるじゃないですか!しかも、油のおかげか、つややかさと滑らかさが増したように見え、ほんとにキレイです。
ならば、ついついお味も期待してしまうじゃないですか♪
が。
う゛……な、なんだコレは……(_ _;)
なんということでしょう……目分量で入れたせいで、油が多かったのでしょうか。こんどは油がキモいです。
そして、甘さが強調されすぎているような気がします。
レモン汁の必要性がわかりました。
お酢の力で、さっぱりさせてもらいましょう。
だけど、ウチの場合は、
ゆずです!\(^o^)/
これなら365日、使い切れてない一昨年くらいの分からたっぷりと常備してあります。
では、ミキサーの上で計量スプーンをかまえて、ゆずのビンを……っと、っとととととと……ッ!
手もとがくるって、
うっかり入れすぎました〜っ!(=o=;)
ただでさえ樋口さんのレシピを改変して我が家流にしているうえに、この始末……ヤバすぎます。
だけど、もう、いくっきゃないッ!
ミキサー、オンっ!
ガガガガガガガガガガ………………
では、フタを開けます。
ぽん。
ええええェェェ……
なぜに豚しゃぶのにおい!?(@@;)
そうなんです。ゆずの香りと油の香りとがMIXして、なぜか、豚のしゃぶしゃぶをポン酢で食べてるときみたいないいにおいがたちのぼってきたんです。
お味はですね……ゆずを入れすぎたせいで、やや酸っぱい。でも、油の気持ち悪さはなくなりました。しかも、玉ねぎの甘さがほどよくて、
これはもう、甘酸っぱいスイーツ……(ノ´∀`*)
味見のはずが、つい、リピートしてしまいました。
そのくらいスイーツっぽくて美味しかったです。もしかしたらクリームチーズやサワークリームみたいにつかえるんじゃないか、と思ったくらいです。
しかも口当たりが極上。
ふわっとかるくてかるくて……もう、これをなにに例えればよいのか。
黙っていたら、玉ねぎで作ったってこと、バレないのじゃないかしら?うふ。
さて、このピュレ、できたては温かさのせいで甘みも酸味もかなり強く感じますが(それはそれでうまい)、冷えてくるといい感じに調和してきます。
さらに冷蔵庫でかっちり冷やすと、酸味がしりぞいて、ふたたび甘みが前にでてきました。
ひと晩冷やしている間に分離するのでは?……と心配していましたが、それもなかったです。
・◇・◇・◇・
で・す・が。
問題は、家族がこれを料理として認知してくれるか、美味しいと思ってくれるかです。
そこで、ピュレが冷えたころあいに帰ってきた子ども(女の子、中1)に食べさせてみました。
「なにこれ、セロリのにおい〜?」とか言ってましたが、味については文句もなく、美味しいと。酸っぱすぎ、とのクレームもありませんでした。
材料が玉ねぎなことも秘密です。ゆずを入れたとなったら「変なモン入れるな〜!」って激怒しそうなので、しばらく黙っておきます。
では、
実際に料理に使ってみたら美味しかった!
については、また、次回↓に。
《頭の悪いレシピを140字で》のマガジンもあります。
https://note.mu/beabamboo/m/m720f88c2485a
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