今日の「おむすび」、聖人とサシ飲みするナベさんが、ぐっとビールをあおった姿がこよなく尊い。浅ドラとの酷評もあるけど、実際の日常が視聴者受けするわけなんてなく、でも、水みたいにどうってことのない日々が積み重なって、いま、ここへたどり着いた……ってことを雄弁に語っていたと思う。
現在DRで放送中の、ファビオ・ルイージさんのマーラーの「巨人」の自然描写がめちゃくちゃナチュラルで素晴らしすぎるのでリンク貼っときます。 宮崎駿っぽい、グロくてユーモラスな表現もあったりして面白いです!(∩´∀`)∩ https://www.dr.dk/lyd/p2/torsdagskoncerten/torsdagskoncerten-2025/torsdagskoncerten-fabio-luisi-og-mahlers-symfoni-nr-1-12422545024
今日の「おむすび」、なんとなく好きになって、なんとなくずっと一緒にいて、なんとなく結婚……とはならずにひと波乱あったけど、平々凡々な結と翔也のあり方が好き。誰も何も非凡ではないけど、そんなひとたちが震災とかプロの夢断念とかドラマを背負ってるリアルさは、このドラマならではの醍醐味。
今日の「おむすび」の聖人パパは、テレビよりスマホのうちの子がおもわず「ええ〜ッ!(@_@;)」って叫ぶ酷さだったけど、「平成って、こんなアウトな時代でもあったんです」ということをガチで描こうとする姿勢に脱帽。大河「平清盛」のように、不評でも長く語りぐさになるドラマになりそう。
昨日の「おむすび」の立川は、虎キチ過ぎて可愛いけど腹立つ存在やったけど、今日の仕事熱心さにはホレてしまう。「おむすび」のオッサンたちにホレ直すたびに、フェミニズムってのは「《アカン男らしさ》っていう曇りをとったら、アンタ、魅力がピカピカやで!」っていう、新手の男磨きや、って思う。