からかわれ続けたあの頃の自分が、いまだに威嚇を続けている
おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。
今日も僕のnoteを覗きにきてくださり、ありがとうございます。
今日の話は「からかわれていたあの頃の自分は、いまだに威嚇を続けている」です。正直、これに気づくのに30年以上かかっているし、そもそも認めたくないというか自分にとってかなり恥ずかしい内容ゆえに気づかないふりをしていたのでしょう、ですがそれを認め、アウトプットすることで、また一皮剥けそうなので、今日はやってみます。
その前にお知らせです。
お知らせ
①河野一之のレッスン
対面での管楽器レッスン
¥6,000 / 1h
別途、場所により交通費とお部屋料金を頂戴致します。(概算で約¥2,000しない事が殆どです。)
受講者様でお部屋をお取り頂ければ交通費のみです。
指揮、バンド、アンサンブルレッスン
¥10,000~ / 1h
こちらも別途交通費や場所代が必要です。
受講方法
①お好きな方法で河野へご連絡いただく。
(数日経ってもお返事がない場合、恐れ入りますが、他の方法で再度お問い合わせをお願いします。)
②内容やスケジュールを決める。
③ご受講
という流れです。ぜひ、みなさま新年のこの機会に、趣味のさらなる楽しみ方一緒に探しませんか?
ご連絡お待ちしております。
②オンラインレッスン
河野企画では
・金管楽器のレッスン
・指揮レッスン
・スコアリーディング
・各種音楽に携わるご相談
etc
を¥2,980よりオンラインレッスンでもご受講いただけます。これ以外にもみなさまのご希望の内容がありましたらご相談ください。
詳細は以下より
③Bb Bass奏法研究会
15名様限定 2/5(日)10:00~バンズマンのためのBb Bass奏法研究会 at 草加
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初心者大歓迎 基礎の基礎である姿勢や呼吸法から、実戦的な奏法まで幅広く行います。 ぜひみなさまご参加ください!低音しましょう!
からかわれていたあの頃の自分は、いまだに威嚇を続けている
今日の本題です。
結論
最初に結論を書くと、「小中学生、さらに高校生の頃にからかわれ続けたトラウマ的記憶がいまだに残っており、当時からしていたように一歩外に出る時はからかわれないように威嚇をしている、そんな無意識の自分の防衛本能に気づいた」という話です。これに関しては気づいたばかりなので「じゃあどうする」という所にまでは行き着いていないのですが、気づけたというのが自分的に衝撃で大きな一歩でした。おそらくこれが、河野が実際に喋るまで怖がられる理由の一つです、だって無意識に威嚇してるもん笑
手負の虎
という言葉があります。意味は怪我をした動物や追い詰められた人のことを指すのですが、小、中学生の僕は結構手負の時期が多かったと思います。
まず1番大きかったのは、いじめです。僕自身はテレビやニュースで騒がれるほどのきつめのいじめだとは当時認識していなかったのですが、僕はこのnoteでも何度も書いてきた通り、下顎が上顎よりも発達し受け口になる、反対咬合という病気?で見た目的にもアントニオ猪木さんのようにはっきりとわかる状態でしたので、かなりからかわれました。
大人の世界でも頭髪の薄い人や身長の低い人、その時その時のかっこいいと言われる流行に乗っていない人など、特にこの島国+単一民族国家である日本という国では
大多数と違うもの、人、こと
というのは異物感を感じられ、のけものにされたり、社会的には良くないことと道徳的に教わっているので表面上は取り繕われますが、無意識や影で陰口を叩かれたりします。
おそらくこれは人間が戦争をやめられず繰り返してきたのと同じように、人間という一種の動物の本能的なものなので仕方ないのですが、やられる方は傷つきます。僕の反対咬合もかなりからかわれました。
すごく傷ついた記憶もありますし、一つだけ覚えている自分の感情というか場面は、小学生の頃朝目が覚めた時に「あっ、(またからかわれるから)学校行きたくないな」です。朝ということでまだ薄暗い自分の部屋の木製のベッドに腰掛けながらそう思ったのを覚えています。
また僕が小学生、中学生の頃住んでいた地域というのは平成初期の頃でもまだまだ荒れていて、マジでやばい上級生やそれに伴いめちゃめちゃ気の強い先生(竹刀所持 )がいて環境的にも強く、またはCrazyでないとやられるという弱肉強食の世界でした。
そういう中で反対咬合をからかわれて育った僕は幸いなことに学年が1番背が高かったり、抜かれたとしても2~3番目には高く、小中学生の頃ぐらいでしたら身体的にも強めの方でした。それもあり、からかってくる人たちを追い回してたりし上記した強さ、Crazyさというのを示すことでからかわれる頻度を減らそうとしていたのです。
しかし、その頻度が減ることはありませんでしたし、走って追いかけ回すというのは教師から見ても注意をしなくてはならない行動なためたしなめられます。さらに、その教師の中にも反対咬合をからかう人もいましたし、それに対し反抗を示すと吹奏楽部の顧問からその態度を指摘され説教をされます。つまり、どうしようもできない状態が生まれるわけです。
さらに当時両親の離婚により、家庭環境も不安定になり、心身を衰弱させている母親にそんなことを相談し、余計な心配をかけるわけにはいきません。(「そんな身体に産んでごめんね」なんて絶対に言わせたくないわけです。)
なのでその頃から僕が取った行動はからかわれたり、なめられないようにとにかく気合を入れて生きていくことだけでした。
自分で書くのも難ですが、小学生の頃などは「お前はいつもニコニコしているな」と良く言われていたのが、徐々に下顎が発達するのに比例してからかわれ始め、その後真顔の頻度が増え、言動も、見た目も無意識にキツくなっていったと思います。
その後高校に入ると反対咬合をからかわれる頻度は減りましたが、それでも手負の虎状態だった僕はその後もずっと「もう二度とからかわれたり、なめられないよう」という幼少期にインプットされた習性を続けていくのでした。
威嚇していると気づいた時
街中を歩いていたり、電車に乗っている時、無意識で周囲を警戒していることに気づいたことがきっかけでした。
誰かといたりする時は基本的にその警戒は起きないのですが、とりわけ1人でいる時になぜだか警戒アンテナを立ててい流のに気づき、その際に、自分を深く内観してみました。すると先述した、からかわれ続けた小中の9年間が思い起こされたのです。
いまだに心の奥底の小学生や中学生だった僕の心は下顎の骨を切除し、何年も何年もかけて歯列矯正を受け、口腔内で治療を受けていないところはほぼないというぐらい治療を受けた今、一見通常の人間のような口腔内になったところで約20数年前に心に受けた傷というのは生傷は消えましたが、心の傷跡として残っているようでした。
まとめ
この習性?トラウマ的なもの?は恐らく一生付き合っていくものだと思います。仕方ありません、身体や心が大きく変わる成長期に受けたものなのでしっかり自分に根付いています。しかし、特に大きな問題があるわけでもなく、症状としては「強がる」ぐらいしかありませんので、できるだけ日々キツい時はキツいとかできないものはできないなど自分に素直に生きることに尽力をしたら良さそうです。
特に大人になってから、さらに留学までして海外で2年ほど生きてみて、その後も日本国外との付き合いを続けながら生きていると本当に学ぶになるのですが、
世の中本当に色々な人がいます。
手がない人や足がない人、太っている人、痩せている人、髪が薄い人、剛毛な人、背が低い、高い人、一見身体的に平均的に見えても心に傷を負っている人、肌の色、目の色、髪の色、言葉、考え方、信じる宗教、家庭環境や育った環境、好きなもの、嫌いなもの、体臭、性格、etc
本当に千差万別、十人十色とも言ったりします。
からかう人は自分の世界が狭いゆえに、その狭い世界が自分の中の絶対となり、それに当てはまらない人=変、異常という風に認識してしまうのです。仕方ありません、当たり前の話です。
僕自身は幸か不幸か、自分の身体的特徴をからかわれ続けた過去があります。それゆえ、ただ生まれて育ち、成長しただけで、本人に非がないような身体的特徴や心のことをからかうというのは人を傷つけるには十分すぎるぐらい効果があり、しかし効果とは反比例してとても手軽に簡単にできてしまうことというのを知っています。
自分自身、人をからかったことがないと言えば完全に嘘で、上記したような経験があるゆえに僕自身も仕返しのようにやってしまうことが必ずあったはずです。それぐらいからかうというのは冗談と名誉毀損の間すれすれの行為なのです。
今日はかなり掘り下げられました。一歩進んだので、また内観が捗りそうです。
もし、これを読んで何か少しでも援助になれたら幸いです。
ここまでお読みくださりまして、ありがとうございました。
Thank you
Kazz
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