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禁酒16日目 自己催眠で酒を嫌いになる方法
自己催眠や自己暗示は精神疾患の治療など対して長い歴史があります。
自分はアルコールが嫌いだという自己暗示をかける方法がありますので紹介しましょう。人によっては強烈に効果があるようです。ダイエットを始めた人がこの方法で食欲を抑えたところ拒食症になったという例もあるぐらいです。
ただし、催眠術にかかりやすい人とかかりにくい人がいるように、自己暗示効果が現れるかどうかはかなりの個人差があるようです。
それでは始めましょう。
1,横たわってリラックスする環境をつくります。同居している人が寝静まった後や家に誰もいない時が最適でしょう。
2,自分の呼吸を意識します。全ての神経を呼吸に集中します。
3,手足が重くなると暗示をかけます。手足が重くなるという事は手足の力が抜ける事を示しています。
4,手足が暖かくなると、自分に言い聞かせます。そして手足が確かに温かくなって来ることを感じましょう。
5,お腹が温かくなる自己暗示をかけます。
6,額が涼しくなると自己暗示をかけます。
7,もう一度呼吸に集中しましょう。
以上が自己暗示をかける為の準備です。俗に言うトランス状態に入る為のプロセスです。そして、ここからがアルコールを嫌いになる自己暗示の本番です。
・お酒が嫌いになる自己暗示の方法
いつも飲んでいるお酒の容器を思い出しましょう。あなたが愛飲しているビールの缶やワインのボトルです。しかし、その中に入っているのは他人が吐き出したゲロや下痢便です。そしてそれをゆっくり飲み干すイメージをして下さい。もちろんかなり気分が悪いと思います。
以上のイメージ以外でも、お酒を気分の悪くなるものや苦痛を感じるものと関連付けて想像できればなんでもオッケーです。
ただ、このまま自己暗示を終了するとネガティブな暗示がかかりっぱなしになるのでそれをポジティブに戻す暗示必要です。
重要)ポジティブ暗示は必ず行いましょう。さもないと鬱が進行します。
・ポジティブな自分を引き出す自己暗示
お酒を止めた事によって家族や自分を心配してくれてた人が喜んでいるのを想像してみてください。
その他、何か新しい事業などを行っているならそれが成功した自分を、趣味で楽器を練習しているならその楽器を上手にうまく演奏している様子などを想像して下さい。
注意しなければならないのは、絶対に「万が一にもこうならないようにしよう。」などと最悪な状況を避けて幸せになっているような事を想像してはいけません。
自己暗示はネガティブな想像もポジティブな想像も区別しません。あなたの頭に思い浮かべたリアルな想像があなたの心にそのまま作用します。
途中で寝落ちしてしまってもかまいません。なぜなら、寝てしまえばもうお酒を飲まずに明日の朝を迎えられるのですから!
今日から寝る前に自己催眠を実践してみます。
永作