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純靄禾
2021年5月6日 01:14
高校で受けたこどもの発達についての授業で印象的だった話。生まれたばかりの頃は、出来事に対する反応が快か不快かの二種類しかないが、成長するにつれて段々と、喜怒哀楽や恥ずかしさ悔しさといった複雑な感情を知っていくらしい。感情というのは、目の前のできごとに対しての後付けの脳の反応でしかないんだけど。感情が複雑化していく図を見たのを憶えている。 人間修行十九年目、最近のわたしは、猛烈にうれしいことが
2021年6月18日 00:52
たくさんの、傷つきやすくて繊細な人々が、「こんなことで動じないくらい強くなりたい」と言うのを見てきた。だいたいの出来事は、その人がわるいのではない、事故、ただの事故、だけどあまりにも多い、蔓延している負の感情を、ぶつけられては、ぐっとたくさん溜め込んで、自分から連鎖が続かないようにと必死に必死に、静かに浄化しようとしている。排気ガスを酸素に換える、道端の植物みたい。 かく言うわたしもそのよう