「全元号」を体で感じる書展について.2 和紙
今日もヘトヘトになるまで書き終えた。朝の5時過ぎ。ヘトヘトです。
というところで紙について話そうと思います。
元号を書くにあたって、どんな和紙を使おうか、いろいろと探していたところ、手漉きの、未晒(みざらし)の楮紙(こうぞし)を見つけました。
未晒とは、漂白していないこと。紙本来の自然な色合いが出るんです。
楮紙とは、楮という植物を原料とした和紙のこと。聖徳太子の時代から使っている伝統的な和紙で、繊維が強いので和紙自体にも腰があり、書きごたえがあります。
僕はもともと楮紙が一